
JNN TBS iの動画ニュース
JNN TBS iのスモハラ”裁判 原告側の訴え退ける
より
「私は『たばこを吸ってもいいですよ』
『人に迷惑にならないように吸ってください』と」(小野里純彦さん)
こう語るのは、横浜市の自動車教習所に勤める
小野里純彦さん(62)。訴状によりますと、
小野里さんは職場での受動喫煙により、
「日々苦痛を受けた」「持病の心臓病が悪化した」
などと、いわゆる「スモークハラスメント」を
受けたと主張、教習所の運営会社に対し、
1000万円の損害賠償を求め、訴えたのです。
小野里さんの職場の写真。奥にあるのが喫煙所で、
小野里さんは、ここから3メートルほどしか
離れていない場所に席を設けられたと主張します。
一方、会社側は、小野里さんが以前、
喫煙者だったことをふまえ、職場環境と
心臓病の悪化との因果関係を否定、双方の
言い分が真っ向から対立していました。そして、19日・・・
横浜地裁は、「会社側は受動喫煙について、
安全配慮の義務を一定程度、果たしていた」
「喫煙所から漏れ出た煙は呼吸器や目の
刺激症状を起こすほどではない」
などとして、原告側の訴えを退けました。
「とても残念な気持ち、長い裁判
だったので。全国で受動喫煙被害に
遭っている人たちに、少しでも
勇気が与えられたと思う」(小野里純彦さん)
一方、会社側は19日の判決を受けて、
「当社の主張が正当なものであったことが
裁判所によって認められたもので
あると考えております」とコメントしています。
誰もが被害者・加害者になる
可能性がある
「スモークハラスメント」の問題。
原告側は今後、控訴する方針です。
JNN TBS iのスモハラ”裁判 原告側の訴え退ける
より
「私は『たばこを吸ってもいいですよ』
『人に迷惑にならないように吸ってください』と」(小野里純彦さん)
こう語るのは、横浜市の自動車教習所に勤める
小野里純彦さん(62)。訴状によりますと、
小野里さんは職場での受動喫煙により、
「日々苦痛を受けた」「持病の心臓病が悪化した」
などと、いわゆる「スモークハラスメント」を
受けたと主張、教習所の運営会社に対し、
1000万円の損害賠償を求め、訴えたのです。
小野里さんの職場の写真。奥にあるのが喫煙所で、
小野里さんは、ここから3メートルほどしか
離れていない場所に席を設けられたと主張します。
一方、会社側は、小野里さんが以前、
喫煙者だったことをふまえ、職場環境と
心臓病の悪化との因果関係を否定、双方の
言い分が真っ向から対立していました。そして、19日・・・
横浜地裁は、「会社側は受動喫煙について、
安全配慮の義務を一定程度、果たしていた」
「喫煙所から漏れ出た煙は呼吸器や目の
刺激症状を起こすほどではない」
などとして、原告側の訴えを退けました。
「とても残念な気持ち、長い裁判
だったので。全国で受動喫煙被害に
遭っている人たちに、少しでも
勇気が与えられたと思う」(小野里純彦さん)
一方、会社側は19日の判決を受けて、
「当社の主張が正当なものであったことが
裁判所によって認められたもので
あると考えております」とコメントしています。
誰もが被害者・加害者になる
可能性がある
「スモークハラスメント」の問題。
原告側は今後、控訴する方針です。