名古屋健康禁煙クラブ

禁煙席でグルメする。名古屋健康禁煙クラブからのお知らせ

静鉄ストアたばこ販売止める

2016年06月10日 | 名古屋健康禁煙クラブ
静鉄ストアたばこ販売止める
産経新聞より

たばこの販売やめるスーパー 「健康のため」社会性を意識

2016.6.9 13:30

静岡県内でチェーン展開するスーパーが4月、「健康を害する」
としてたばこの販売をやめた。2020年の東京五輪・
パラリンピックに向けて国は、受動喫煙防止対策の強化を検討しており、
一部の小売店でたばこの取り扱いを控える動きが出てきている。
(平沢裕子)

売り上げ年9千万円
 たばこの販売をやめたのは、静岡県内中部エリアを中心に33店舗を
展開するスーパー、静鉄ストア(静岡市)。もともと30店舗に
たばこの自動販売機を設置し、平成23年度には年間約9千万円の
売り上げがあった。26年に店舗改装に伴い1店舗で自販機を
撤去したのをきっかけに、27年に7店舗、
今年3月末には全店舗で撤去した。

 厚生労働省によると、たばこは、がんや心筋梗塞など
多くの病気の原因となっている。
「安心・安全・健康・美味(おい)しい・楽しい」を
企業理念としており、人事・総務部の担当者は
「健康をモットーに掲げる会社として、
健康に害を及ぼすたばこは販売すべきではないと判断した」
と説明

 30年以上も前に販売をやめた会社もある。
千葉県内で8店舗を展開する
京北スーパー(千葉県柏市)は、昭和59年にたばこの害が
社会問題となったことをきっかけに中止。経営企画開発部の
小金井通裕(ゆきひろ)部長は「お客さまの健康のため、
と社長が決断した。ただ、当時は国の事業として
たばこを販売し、その税収が期待されていただけに、
販売中止にはお叱りの声の方が多かった」と話す。
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おときた駿都議会議員

2016年06月10日 | 名古屋健康禁煙クラブ
おときた駿都議会議員の記事について

国際基準に遅れるニッポン 都庁は喫煙パラダイス
昨年の夏、東京五輪開催に向けて受動喫煙防止条例の制定に強い意欲を示していた
舛添知事ですが、議会内の与党勢力に配慮をしてかなりトーンダウンをしているようです。

 実は昨夏、舛添都知事が条例制定に意欲を見せた途端、都議会自民党は
意見書を提出・プレス発表し、要は、「分煙の取組みは順調に進んでいるのだから、
このまま分煙でやるべし」、 「一律に屋内禁煙にするなどもってのほか!
関係者からヒアリングして慎重に行うべし」という、
舛添知事に対する強烈な牽制球を即座に投げていたのです。
 この機動力には目を見張るものがあります…

しかしながら、我が国の受動喫煙に対する対応は、国際基準と比較して遅れに遅れています。
 世界各国の潮流をみると、G8で屋内施設が禁煙でないのは日本だけであり、
いわゆる先進国、G20の大半を含む全世界44か国がすでに屋内禁煙を実現しており、
我が国の受動喫煙に対する意識の低さと対応の遅れは明らかです。

 特に五輪に関連しては、IOCが「スモークフリー・オリンピック」の方針を打ち出して以来、
すべての開催国または開催都市で『罰則規定付の法律・条令』が定められています。
 
 しかしながらここ東京都では、いまだに屋内禁煙はおろか、
分煙すらも徹底されておりません。その際たる例が実は、政策決定をしている
都庁及び都議会議事堂です。

多くの高層ビルが屋内完全喫煙を実現する中、東京都の象徴である「都庁」の建物内は
喫煙者パラダイスです。多数の喫煙所が設置されています。
 都庁の第一本庁舎3階。渡り廊下があり往来が激しく、「都民情報ルーム」もあって
多くの都民の方が訪れる場所に、仕切りもなく開け放たれたこんなに開放的な
喫煙室があります。当然、外に煙がダダ漏れしているデータが検出されます。
PM2.5濃度が「25」前後の数値を超えると有害と言われています。

 第一庁舎と第二庁舎を移動するには一度屋外に出ることになりますが、 明らかに
人がすぐ横を通るところにに無配慮に喫煙所が。風が吹けば、タバコの煙は
来庁者を直撃です。都庁内に複数ある喫茶店(一般利用可)も、
時間帯によっては喫煙が可能になるところが多数。高層階のため窓も開けられず、
目に見えて煙が漂っていました。
 特に前者の、狭いカフェは数値が200を超えており、非常に劣悪な環境と言えます…。

 一方、都庁の正面にある「都議会議事堂」はどうかというと、これがもう
喫煙者天国を超えて、喫煙者ユートピアです。
 なにせ、廊下などの公共スペースと本会議場を除き、委員会室・会議室・控室などは
全面喫煙可。ご丁寧にすべての部屋に灰皿があります。
 さらにさらに、建物内には複数個所タバコの自動販売機があります。
今どきビルの中にタバコの自販機があるところなんて思い当たらないんですが、
都議会議事堂以外にあるんでしょうか?私が非喫煙者なので、見落としてるだけ?

一昔前は委員会中でもタバコを吸う議員さんがいたそうです。
 今はさすがに減り、常任委員会によっては最初に禁煙を取り決める場合もありますが、
議連などの打ち合わせでは普通にタバコを吸う方は複数いらっしゃいます。
 喫煙をされる議員には期数を重ねた「大物議員」が多く、そうした方々が力を持って
都議会を牛耳っているわけですから、東京都で屋内禁煙実現などは夢のまた夢…というわけです。

 ちなみになぜ分煙ではダメかというと、どれだけ仕切っても分煙では受動喫煙の被害を
完全には防げないからです。室内であれば、空気口などを通じてタバコの煙は
少しずつ漏れ出ます。何より商業施設の場合、従業員・清掃員の受動喫煙被害が甚大。
客であれば喫煙席に近づかないという選択肢も取れますが、
従業員は労働環境を選べるとは限りません。

 実際、都庁内の喫煙カフェで働く従業員の方々は、煙に曇った室内で8時間も働くらしく、
相当しんどそうでした。清掃員も室内の喫煙所を清掃する場合、かなりの
受動喫煙被害を受けます。これは屋外でも完全に防ぐことはできませんが、
清掃の時間帯を選べばかなり少なくすることはできるでしょう。

 確かに、喫煙の自由・権利もあります。 しかしながら健康被害は明白であり、
屋内禁煙は時代と世界の要請です。
 私としては、屋内はすみやかに完全禁煙、屋外の喫煙所の数を増やして
整備する他ないと考えています。

 本件は11月の厚生委員会でも、都庁が喫煙パラダイスである実例を挙げながら、
国際基準と比較して遅れている点を厳しく追及・質問しましたが(
議事録が未だに出ない!怒)、「受動喫煙防止対策検討会の結論を待つ」の一点張りで、
前向きな回答はもらえませんでした。
そして報道や議事録を読む限り、この検討会も屋内禁煙には踏み込みそうにありません。

 都議会議員の大半がやる気がないことは明白ではありますけど、最後に議会を、
政治を動かすのは皆さま方お一人おひとりの意見です。
 東京都の受動喫煙防止対策について、皆さまはどのようにお考えですか?
(2015年1月7日 「おときた駿 公式ブログ」より転載)
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三次喫煙とは

2016年06月10日 | 名古屋健康禁煙クラブ
三次喫煙とは
THE PAGE 6月7日(火)16時0分配信より

「三次喫煙」とは何か、その危険性や対策を、
受動喫煙問題などに詳しい
国立がん研究センターがん対策情報センターの吉見逸郎主任研究員に聞いた。

家具や壁、衣服に残ったニコチンが発がん性物質に変化
 「三次喫煙」とは、どのような状況を指すのだろうか。

「たばこを吸った部屋には、
煙が残っていなくとも、家具や壁、衣服に付着する形で、煙の成分が残ります。
付着する成分のうち、ニコチンは空気中の成分と反応し、ニトロソアミン類へと
変化する。このニトロソアミン類の中には、発がん性物質も含まれています。
そのため、部屋や衣服などに残ったこの成分を吸い込んでしまうことで、
健康被害が起こるのではないかと懸念されています」

 「三次喫煙」が注目されるようになったきっかけは、2009年に
米ローレンス・バークレー国立研究所の研究者らが発表した論文。
タバコを吸った後の室内に煙の中のニコチン成分が残り、発がん性物質に
変化するという事実が明らかになった。これを受け、日本でも
厚生労働省が2010年に「受動喫煙防止対策について」とする
局長通知の中で、三次喫煙の概念を「残留たばこ成分」という
名称で初めて認め、情報提供を呼びかけている。
健康被害の「可能性はある」
 吉見研究員によると、「三次喫煙」は副流煙による
受動喫煙被害と区別することが難しく、「三次喫煙」それ自体に
どれほどの健康被害の危険性があるのかについては研究結果が
ないという。しかし、室内に残ったニコチンで発がん性物質が発生することは
立証されているため、
「家で発がん性物質を日常的に吸い込むことで、
がんのリスクが上昇する可能性はある」と指摘する。
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