2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 山崎雅弘著 歴史戦と思想戦 集英社新書

2019-08-27 20:34:42 | 読書
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山崎さんは、日本社会では、歴史との向き合い方が揺らいでいるとし、「歴史戦」という言葉を用いて、その揺らぎをみていく。

「歴史戦」では、「自国中心の戦闘的な態度で過去の歴史と向き合」って、異なる歴史認識との戦いが行われる。

また、山崎さんは、「日本」と「大日本帝国」「日本国」との意味の違いという重要な指摘をしている(18ページから20ページ)。「大日本帝国」は大日本帝国憲法下の日本、「日本国」は日本国憲法下の日本で、またそれらの憲法下及びそれらの憲法下以外の時代の日本が日本となる。

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