1外国の方の日本論や日本人論を通じて、「自国の能力の客観視」に役立てたいというのが、孫崎さんの願い。日本の特色は、孤立性と均一性であると孫崎さんは言う。毎日新聞出版のリンク2 . . . 本文を読む
1山田さんは「沖縄報道は日本のジャーナリズムの写し鏡であり、沖縄は日本の民主主義のリトマス紙である」(288ページ)という。それが正しいのであれば、日本の民主主義は相当にダメになっているのではないと思わざるを得ない。何度も辺野古基地反対を示しているのに、工事は今日も明日も続くからだ。ちくま新書のリンク . . . 本文を読む
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このタイトルは、かなりインパクトのあるものですが、これまでの日本の政治を振り返ると、それでも不足しているような気になる本書。
55年体制が冷戦とともに崩れ、自民党の長期政権が終わったが、それはおっさん政治の中でのことに過ぎなかったのではと思う。
本書では、女性が、「組織規範」と「ジェンダー規範」からの相矛盾する要求(「ダブル・バインド」に直面しているという(19ページ)。
その通りだと . . . 本文を読む
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ジャーナリストの斎藤さんが消費税の問題点を書いた一冊。
斎藤さんは「これ以上の消費税増税は、日本社会を大変な混乱に陥れていくはず」と言う(12ページ)。
この本は、序章と終章が書き下ろしで、それ以外は講談社現代新書の『消費税のカラクリ』の内容である。
ちくま文庫のリンク . . . 本文を読む