2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 落合恵子著 『クレヨンハウス物語』(ちくま文庫)

2012-09-19 00:02:21 | 読書
本書は、クレヨンハウスに関する質問と回答、1991年の『クレヨンハウス通信』のほか、五味太郎さん及び赤川次郎さんとの各対談、1987年から1991年までの間のインタビューや対談記事からの落合さんの言葉を抜き出したもの、子どもや教育などについて発表した文章などが収められている。
文庫化は1997年6月だが、もとの本は1992年に出版されている。
対談で赤川次郎さんは、「間違ったら、とりかえしのつかないというモノについては、なくしていかないと。原発などは、その最たるもんだと思うんです。一度大事故が起きたらとりかえしがつかない。」と言っていた(225頁)。赤川さんの発言はチェルノブイリ原発事故を念頭に話されたと思われるが、残念ながら、福島で「とりかえしのつかない」大事故が起きてしまった。
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