1948年に起きた昭和電工事件、1965年の山一證券に対する日銀特融、1976年のロッキード事件、1991年の佐川急便事件などの主要な企業事件が取り上げられている。
同じような事件が繰り返されるのは、日本の会社は「そこから学ぶということを何もやってこなかった」(3頁から4頁)からだと著者はいう。しかし、これは会社だけにとどまらないのは言うまでもない。ただ、問題は、会社の場合は倒産すればそれでよいが、政府の場合はそうはいかないことだ。
1948年に起きた昭和電工事件、1965年の山一證券に対する日銀特融、1976年のロッキード事件、1991年の佐川急便事件などの主要な企業事件が取り上げられている。
同じような事件が繰り返されるのは、日本の会社は「そこから学ぶということを何もやってこなかった」(3頁から4頁)からだと著者はいう。しかし、これは会社だけにとどまらないのは言うまでもない。ただ、問題は、会社の場合は倒産すればそれでよいが、政府の場合はそうはいかないことだ。