荻野さんは、特高警察とは、「戦前日本における自由・平等・平和への志向を抑圧統制し、総力戦体制の遂行を保障した警察機構・機能」という(231ページ)。特高は国内にとどまらず、当時植民地であった朝鮮半島や台湾、満州国でも猛威をふるった。
国策に反対する者を全て敵視し抑圧したのだから、戦況を客観的に見るということは到底できなくなり、仮に誤った方向に進んでいることはわかっても、それを修正することは不可能となって、多くの犠牲を生み出し、敗北に至った。
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国策に反対する者を全て敵視し抑圧したのだから、戦況を客観的に見るということは到底できなくなり、仮に誤った方向に進んでいることはわかっても、それを修正することは不可能となって、多くの犠牲を生み出し、敗北に至った。
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