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2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 保坂正康著『〈敗戦〉と日本人』(ちくま文庫)

2011-03-09 20:19:48 | 読書
『昭和天皇独白録』、『侍従長の回想』、『終戦秘史』、『戦藻録』、『機関銃下の首相官邸』、『機密戦争日誌』、『時代の一面』、『敗戦日記』及び『戦中派不戦日記』の史料を通じて、「敗戦について、日本の政治・軍事指導層はどのような受け止め方をしたのか、そこにはどのような対立があったか」(13頁)ということに対する理解を得ることが本書の目的である。 改めて、日本軍が特に敗戦に近い時期には「天皇でさえも手の打 . . . 本文を読む