軽井沢バイシクルライフ

10年以上のブランクの後現役復帰した中年サイクリストの活動と昔話

今年2度目の碓氷峠 ~体力の衰え、生老病死と向かい合う~

2019-04-17 21:43:38 | 日記

4月13日(土)横川駅をスタートして今年2回目の碓氷峠のヒルクライムをしました。

桜が満開、春爛漫の横川駅、鉄道文化むらです。
前回はゆっくり登りましたが、今回は、坂本宿の外れのカーブ1からタイムアタックをしました。
今年は寒い日が続き、始動するのが遅くなりましたが、それにしても体がキツイ!
去年はここまで辛くなかったのにと苦しみながらも184カーブまで登り切りました。
タイムは昨年の今頃と変わりなし、悪くはないのですが、年とともに体力の低下を感じるようになってきました。40歳頃、もう自転車ではやるだけのことをやったと感じたので自然に自転車から離れていきました。
レースの世界で起きていることも興味なし。ランス・アームストロングがツール・ド・フランスで連勝していた時もどこか冷ややかな気持ちでした。癌を克服しての勝利は凄いとは思っていましたが、まさかのドーピング発覚という落ちに冷笑しておりました。この頃は完全に引退状態でした。
サイクリストが増加していき、時として被害者になったり加害者になることもあるなどトラブルが起こっている状態も複雑な心境でした。
しかし、やはり自分は自転車が好きなのであり、自分の人生は自転車によって支えられていたことを改めて実感することとなり、再び走ることを再開した次第です。
ですが、いつしか本当に引退する日が必ず訪れることは間違いありません。少なくとも後10年やそこらは頑張れるとは思いますが、例えば80歳を迎えた時にまだ自転車に乗っていられるかと聞かれたら自信はありません。運転免許の返納と同様にいつかはサドルから降りなければならない日は、悲しいことですが必ず来るものです。
仏教で言うところの四苦「生老病死」は誰にでも公平に与えられるものであり、私もそのような事に向かい合わないといけない年齢になってまいりました。
二度目の自転車引退は間違いなく本当の引退になります。もう復帰はありません。では引退後の楽しみは?
Jスポーツのロードレース中継は今も楽しみですが、さすがにツール・ド・フランスだけはNHKのダイジェスト番組で満足しています。
しかし、老後は野球好きの人が、日がな一日高校野球の放送を楽しんでいるように、ゆっくりとJスポーツでツール・ド・フランスの全ステージを見ることができればよいのかなと考えています。

10日水曜日に降った雪の為、軽井沢はまだ銀世界でした。
山一つ隔てて季節がまったく違いますが、週末には雪も溶けて、庭の桜の蕾もだいぶ膨らみ、軽井沢にもようやく遅い春がやってまいりました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1981年軽井沢国際ロードレー... | トップ | グリーンドーム前橋 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事