軽井沢バイシクルライフ

10年以上のブランクの後現役復帰した中年サイクリストの活動と昔話

2019年の活動

2019-12-29 20:49:11 | 日記

(明治神宮外苑クリテリウム)

仕事の関係で多忙でなかなかブログを更新できないでいたら、今年も残り僅かになってしまいました。

3月10日明治神宮外苑クリテリウム

後輩の応援でしたが体調不良のため不参加になりました。

学生の大会も華やかになりました。各校の応援合戦も楽しみの一つです。

私が現役時代はロードレースの開催自体がほとんどなく、トラックの大会が主体でした。

今年の私の活動を振り返ってみます。

4月~6月 トラックミーティング参加

グリーンドーム前橋を走る機会は貴重です。ここ数回は仕事の都合等で参加できていませんが、来年はなるべく参加したいと思います。

6月30日 全日本ロード観戦

雨の富士スピードウェィでの熱戦は観ごたえ十分でした。

最終回、新城選手と入部選手の一騎打ちは名勝負でした。

(標高1000mの松本自転車競技場)

7月13日 JICF国際トラックカップを観戦しました。会場の松本自転車競技場は日本で一番標高が高い自転車競技場であり、好記録が出やすいので選手からも好評なのではないでしょうか。

来年は私もマスターズ枠で4月の松本トラック大会に参加したいと考えています。

(女子オムニアムの確かポイントレースのスタートです)

梶原悠未選手にオリンピックメダル獲得の期待がかかります。

(大上峠頂上)

スポーツコミュニティ軽井沢クラブ主催のグループサイクリングには、3回参加しました。

1回はサイド切れを伴うパンクのため残念ながら完走できませんでしたが、同じコースでの2回目は無事完走できました。

佐久市臼田~田口峠~群馬県南牧村~大上峠~佐久穂町~臼田のコースは私もお気に入りです。

(キャベツヒルクライムの嬬恋村も台風に被害に遭いました。一日も早い復興を心よりお祈りいたします)

9月1日 キャベツヒルクライム

一週間前のグループサイクリングの疲れが抜けず、体調はよくありませんでした。

タイムも昨年よりわずかに落としてしまいましたが、楽しむことができたのは何よりでした。

(ゲストライダーとして来てくれたNIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネチームも解散して、来年からはフランス籍のチームに変わります。来年のゲストライダーはどうなるのでしょうか?、マルコさんのトークも聞けないとしたらさみしいですね)

10月27日 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムを観戦しました。興行的なクリテリウムとはいえ、エガン・ベルナル等超一流選手の走りを見れて、しかも新城選手が1位でゴールという最高のレースを見せてもらいました。

11月23日 スーパークロス野辺山

いかにもシクロクロスという、ドロドロのコースコンディションの中の熱戦でした。

私だったら走りたくない…

シクロクロスの選手の体力は凄いものがあります。

(今年も登りました大河原峠 標高2,093m)

その他登った坂、コース

①大河原峠 超級山岳

②地蔵峠  超級山岳

③榛名山  1級山岳

④碓氷峠  1級山岳

⑤田口峠  2級山岳

⑥大上峠  1級山岳

⑦八風林道 3級山岳

⑧北御牧一周

⑨軽井沢⇒岩村田⇒小諸⇒御代田町塩野⇒軽井沢(昔の練習コース)

※山岳カテゴリーの格付けは私の主観によるものです。

(8月の熱い日でしたが登り切った榛名湖は爽やかでした)

皆さんはこの1年どのようなコースを走られたでしょうか?

来年も安全と健康に注意して楽しく走りましょう。

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トラックワールドカップの成績と東京五輪の展望

2019-12-09 21:50:54 | 日記

(日本期待の梶原 悠未選手:強い)

トラックレースのワールドカップが開催されておりますが、日本勢はなかなかの成績です。

①梶原悠未選手:第3戦・第4戦のオムニアムで見事連覇、金メダル2個獲得。

②チームスプリント(雨谷一樹・新田祐大・深谷知広):第4戦で16年ぶりの金メダル。

明るい話題、あっぱれを出したいのは上記二つの金メダルでしょうか。

第4戦で団体追い抜きは日本新記録でもロシアに負けてしまっています。

第4戦の女子団体追い抜きは落車があって棄権、しかも追い抜こうとしたアメリカチームの選手もあおりを受けて落車して棄権とのこと。ご迷惑をおかけしました…

(来年の五輪の会場となる伊豆ベロドロームです。東京五輪ですが、伊豆が会場です) 

男子オムニアムは第4戦で橋本 英也選手が4位、メダルまであと一歩ですが、これで五輪代表は彼に決定でしょうか。

ケイリン女子や最近はまったくメダルが取れなかったスプリント男子でも深谷選手、新田選手が頑張り、銀・銅メダルが取れているのも明るい話題です。

昨年、私見として東京五輪での自転車日本チームの目標を掲げさせていただきました。

ワールドカップはまだ途中ですし、世界戦もありますが、これまでの結果から再度、五輪での目標をあくまで私の独断ですが、掲げさせていただきます。

(2018年JICF国際トラックカップの男子オムニアム、橋本選手が強かった)

①男子ケイリン:金を取るしかないのは言うまでもありません。

②男子チームスプリント:3位以内、自力はあるのに結果が出ませんでしたが、やっとチームとしての歯車がかみ合ってきました。期待しましょう!

③女子ケイリン:3位以内

④女子オムニアム:金メダル。梶原選手に期待が集まります。

⑤男子オムニアム:3位以内。橋本選手がどうか上手なレースを展開できることを願っています。

⑥男子スプリント:3位以内。最近低迷していたスプリントでも可能性が出てきました。

⑦男子団体追い抜き:厳しいですが何とか五輪に出ることを目標に、数少ないチャンスの中でUCIのランキングを上げてほしいです。

⑧男女の個人ロードレース:厳しいですが、完走を、とにかく完走してほしい。富士スピードウェイにゴールしてほしいと願っています。 

東京五輪は日本の自転車競技界の浮沈がかかっていると考えています。

メダル6個を確保できれば、自転車はメダルを取れる競技、日本は自転車が強いんだとアピールできる大きな機会です。

そして、次に日本に夏季五輪が回ってくるのはもういつになるか分からないのですから… 

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ワールドツアーライダー誕生

2019-12-04 23:01:40 | 日記

(2019年全日本ロードレース、入部選手涙の優勝)

現全日本ロードチャンピオンであるシマノチームの入部正太郎選手が、ワールドツアーチームであるNTTプロ・サイクリング(今年度まではチームディメションデータ)に移籍することが自転車サイトで紹介されました。

NTTがスポンサーのチームですから誰か日本人選手が入るのかな?と漠然と考えていましたが、全日本チャンピオンといえどもまさか30歳の入部選手が選ばれるとは思ってもみませんでした。

確かにもし、私がNTTプロ・サイクリングの監督だったら、もう少し若くて伸びしろがありそうな選手を選んでいたと思います。

(最終回は新城選手との一騎打ち)

今年の全日本ロード、私も見ていました。

新城選手との一騎打ちに勝利した入部選手の走りは見事でした。

しかも、少し前にお父さんを亡くされているのに立派でした。

ですが、考え方によっては、入部選手は今年がピークであり、更にレベルが上のワールドツアーで仕事をするのは無理があるという見方もあるかもしれません。

書き込みを見ていると、チームは成績なんか当てにしてない。スポンサーの顔を立てるために日本チャンピオンジャージーを来年6月まで着れる、入部選手を欲しかっただけだというような穿った内容のものもあるようです。

一方では、今年のジロ・デ・イタリアで活躍した初山翔選手はチームの解散も契機となり31歳にして引退することになりました。

一番は、やはりメンタルの問題なのかなと思います。初山選手は自分の限界を知るとともに選手としてやるべきことをやりきったという思いがあったのだと思います。

(入部選手ゴールの瞬間)

国内コンチネンタルチーム(3部リーグ)からいきなりワールドツアーチーム(1部リーグ)へ2部リーグ(プロコンチネンタルチーム)を飛び越えての昇格、しかも30歳という年齢で…

私だったら嬉しさよりも不安にさいなまれる毎日を過ごしているかもしれません。

しかし、私は今年の全日本で見せてくれた入部選手の「粘り」の走りを信じる事にしましょう。

入部選手のメンタル、人間的な成長に私は期待することにします。

チームの一員として仕事をこなして、できればツール・ド・フランスを走る入部選手を見れることを期待します。

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シクロクロスの未来

2019-12-03 21:10:15 | 日記

(今年の野辺山のコースは大変でした。私なら走りたくない…)

自転車サイトを見ていたら、シクロクロス世界選手権に出場する選手やスタッフの遠征費用の足しにするために、応援Tシャツを販売するという記事が掲載されていました。

シクロクロスの国際大会の遠征費については、多少はスポンサーや連盟からの支出があるとしてもかなりの部分を自分たちで賄っているのが現実なのでしょうか…

今年の開催地はスイスとのことで、相当な費用が掛かると考えられます。

確かに、私も選手時代にきちんと旅費や宿泊費が支給されたのは国体ぐらいだと思います。

しかし、それは私の様な大した力のない選手が国内の大会に出るだけなので、仕方ないですが、国体ではなくて世界選手権ですよ。

 

(翌日は未舗装路を走るイベントが開催されました)

ロードやあるいは五輪でのメダル獲得の可能性が高いトラック種目における世界戦への参加の場合はどうなのでしょうか?

種目は違えど、同じ世界自転車競技選手権大会です。

できれば公平の方が良いと考えていますが、もし不公平があるとしたら、シクロクロスは非オリンピック種目であるという事が金を出せない理由なのでしょうか?

日本でも近年はシクロクロスの人気の高まりを感じておりますが、もっとメジャーにしていかなければいけないです。

(今年も宇都宮ブリッツェンの熱心なサポーターが野辺山に来ていました。お疲れ様でした!)

そしてできることなら、シクロクロスを冬季五輪の実施競技に採用してもらう努力をUCI(国際自転車競技連盟)は行うべきだと考えています。

五輪憲章では冬季五輪競技は雪か氷の上で行うものに限るとされているとのことです。

以前もこのブログで触れましたが、若者のスポーツ離れを防ぐ目的で、スケボー、BMXフリースタイル、3人制バスケ等、ストリート系スポーツを大胆に五輪種目に採用しているのに、そのような建前にこだわるIOCの姿勢はナンセンスであると…

(未舗装路を走ることは自転車競技でも、陸上競技でも原点なのでは?昔は舗装路より未舗装路の方が多かったはずです)

 舗装された道路や板張りのトラックの上で走るだけが自転車競技ではないはずです。

昔の道路は舗装などされていなかったわけで、そう考えると野山を、時には障害物を乗り越えてでも前に進もうとするシクロクロスこそ、自転車競技本来の姿であり、王道なのかもしれません。

もっとこの競技の価値を高めていく必要を感じています。

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