(この林道も走ることが多いのですが昨年の台風災害から復旧せずいまだに通行止めです)
天気が悪く、なかなか走る機会がありません。本日9/13も天気が崩れるとのことなので、
雨が降る前に町内を走ることにしました。
茂沢地区の農地の中にある、縄文時代の遺跡です。小学生の頃の遠足のコースに入っていました。
茂沢地区を流れる茂沢川です。以前はヤマメが泳ぐ姿も見えたのですが…。
道端にツリフネソウが咲いています。初秋の頃に咲きます。
赤紫が一般的ですが、黄色の花もあります。
軽井沢では珍しくありませんが、なかなか可愛い花です。
茂沢から森泉郷まで登りですがここはアウターギアで登りましたが、走り込みが足らないのでいつもよりしんどい!
最近は熊の出没が増加しています。注意!
軽井沢地町民のふるさとの山、離れ山も上の方は雲に隠れています。
帰宅して1時間もすると雨が降ってきました。一周して18㎞ほどのコースでしたが、天候不順の中では貴重な時間でした。
~最近の出来事~
①弱虫ペダル
先週、映画弱虫ペダルを見てきました。漫画として見れば楽しい作品です。あくまで漫画として見なければいけません。
私が幼少の頃には荒唐無稽感が強いスポーツ漫画が多かったので、その頃の作品に比較すればまだ良いのかもしれませんが、現実と比較すればもちろん突っ込みどころはあります。
☆新入生ウェルカムレース:交通規制していない公道でレースをやってはいけません。漫画として見ていただきたいです。
私の場合、高校時代は自転車競技部のない高校で、一人で活動していましたが、部がある高校でも、自転車競技の場合、高校から始めるケースが今でも少なくないはずですから、下手をするとスポーツサイクルの乗り方から始めるはずです。また、多くの高校はトラック競技も並行して行っています。
固定ギアの自転車の乗り方から始めて、タイムトライアル、個人追い抜きなど危険のない種目から始めて、集団走行の練習をしっかりしてからロードレースというのが一般的だと思います。2007年には千葉県京葉工業自転車競技部員が、路駐していた車に練習中に激突して二人の若い命が失われています。ロード練習はトラック練習以上に注意が必要です。
☆インターハイの県予選で鳴子君に50㎞一人で先頭を引かせたこと:無理ではないでしょうか?そもそもローテーションしないとスピードの維持ができませんので非効率です。
鳴子君に機関車役をしてもらうのは良いとしても、他のメンバーよりは頑張って長い距離を引いてもらう程度が普通だと思います。
☆坂道君のハイケイデンスクライム:軽いギアでケイデンスを上げるのも良いのですが、回転が上がり過ぎでなんだか全力でスプリントしているような感じでした。これでは長い距離は持たないと思うのですが…。
しかし、オタクでスポーツと無縁な少年が、実はロードレースの大変な才能を持っていたというのは面白い設定です。長瀬君の坂道君なかなか良い味です。ママチャリでのヒルクライムのシーンは大変だったと思います。
伊藤 健太郎君の今泉君や橋本環奈さんの寒咲さんなども漫画のイメージとぴったりで楽しめました。
(さいたまクリテリウムのチームプレゼンテーションです。山岳賞ジャージーの姿があります)
丸眼鏡で貧弱そうな坂道君が、将来ワールドチーム入りをして、水玉のジャージを身にまといアルプスの峠を登っていく姿を想像するのも楽しいものです。
②ツール・ド・フランス ~毎年この時期はフランスの少年になる~
(一昨年のツールチャンピオンのゲラント・トーマス選手ですが今年はツールには不参加です)
まだ十代の頃、何の映画かも忘れましたが、フランス映画でバカンス中の滞在地で、少年が兄に「今日は誰が勝った?」と聞き、兄は「自動車レースなどに興味はない!」というシーンがありましたが、真実は「自転車レース」です。映画で流れているラジオの放送は日本語に訳していてもはっきりとツールの山岳ポイントの通過シーンであることが分かりました。その頃1970年代では、この世界的なスポーツイベントは、日本ではまだ一般的ではありませんでした。
ツールは単なるスポーツイベントではなく、フランスの伝統文化です。長らくフランス人のチャンピオンは出ていませんが、それでもツール開催期間中、フランスでは「今日のステージ優勝は誰?」、「マイヨ―ジョーヌは?」とフランスの子供たちは友人と会話をしているかもしれません。
今年は、コロナ禍の中で2か月遅れ、しかも、綱渡りのような運営ですが、私もフランスの少年のように楽しんでいます。
そしてツールが終わるとしばらくは「ツールロス」になっていることでしょう。
そのことに気づいたのは小海線沿線ですけど、千曲川沿いに並んでいるのも興味深いです。
「競技は(管理された)競技場でやるべき」と思っている人間なので、ロードバイクの無茶な運転を見ると、素人が「本番でAVまがいのことをして嫌がられる」という下世話な話を思い出してしまいます。
南佐久に「小海」、「海ノ口」などの地名があるのはその昔この周辺に大きな湖があったからのようです。