軽井沢バイシクルライフ

10年以上のブランクの後現役復帰した中年サイクリストの活動と昔話

サドル沼+山菜

2020-05-31 10:05:46 | 日記

(片倉シルクトラックについている昔のcinelliのサドル)
使い心地の良い、自分に合ったサドルを探し求めて漂流することをサイクリストの中では「サドル沼」と言うそうです。
そこまでいかなくとも前立腺にトラブルがある中高年のサイクリストにとっては身体面から大切なパーツだと思います。
1981年に作った片倉のトラックレーサーには、当時としては奮発してcinelliのサドルを付けていましたが、ご覧の通り丸い形状です。
会陰部だけでなく、肛門も圧迫して、血流が妨げられます。

短距離の選手でしたのでスプリントするとケイデンス(回転数)が上がり必然的に極端な前乗りになります。
そうなると丸くて細い鼻先が否が応でも会陰部を刺激します。
いくらcinelliでも昔のはダメです。ミヤタのロードに付いてるゼウス2000(スペイン製)のサドルは更に丸い感じです。

今使っているメリダのトラックに付けたSpecializedのサドルです。

単に穴あけというだけでなく、センター部分に凹みを付けて、会陰部でなく坐骨結節(お尻の骨の出っ張った所)で体幹を支えられるように工夫しています。かなり楽な使用感です。

ジオスのロードに付けているISMサドルは平面になっています。トライアスリートはともかくロード乗りはあまり使わないタイプのサドルてす。
安くはないので中古品が中心ですが私もしばらく理想のサドルを探してみたいと思います。

話題を変えて、これは我が家の庭に自然に生えてきたタラノ木です。新芽は山菜の王様として人気ですがこんなに大きくなってしまいました。

昨日は釣りに行ってイワナ、ヤマメが釣れました。必要量をキープしておいしく食しました。特にイワナの骨、ヒレ、頭は熱燗に入れてイワナ酒を楽しむことができ捨てる所がありません。

山菜の季節ももう終わりですが何とかウドや食べられそうなタラノメを採取しててんぷらに、茶色なのはエノキです。長野県人はキノコが大好きです。隣の皿はウドやウルイと豚肉の炒め物と家の敷地で採れたフキの煮物です。放射能大丈夫かな?
個人的に好きな山菜はこんなところです
1位 コシアブラ:あくが強いのですが、慣れるとこの風味、爽やかな香りがたまりません。
2位 ウド:やはり香り、風味がたまりません。
3位 タラノメ:味はありますが、風味、香りでは、コシアブラに負けています。ウド、コシアブラと共にウコギ科です。
4位 ワサビ:天然の物は根ではなく、茎や葉を食します。ポン酢で漬けたのが辛いけど美味しい。
5位 コゴミ:あくがなくて食べやすいのが良いです。
6位 フキノトウ:キク科アレルギーの人は残念ながら食べられませんが、春を告げる山菜です。
7位 フキ:山のフキも美味ですね。毎年沢山いただいています。
6位 モミジガサ:この辺ではあまり食べませんが東北ではシドケといって良く食べられるそうです。あくが強いですが慣れるとこれが良い。
7位 ウルイ(オオバギボウシ):最近はこの辺のスーパーでも売っています。観賞用ではなく山菜にもなります。
8位 シオデ:あまり知られていないですが、山のアスパラと言われています。癖はありませんが集めるのが大変です。
9位 アケビの芽:新潟の人たちが好んでいるようです。集めるのが大変ですが、ほろ苦さが好きです。
10位 ハリギリ:タラノメ、コシアブラと同じウコギ科のとげがある木の芽です。軽井沢では一般にアクダラといって食べません。少しあくはありますが、天ぷらにするとまずくありません。

いかがでしょうか?ワラビやゼンマイと言ったメジャーな所がないですね。実はワラビやゼンマイはあく抜きなどに手間がかかるという点もあるので
あえて専門に採りに行こうとは思いません。今年もそろそろ山菜の季節は終了です。これからは家庭菜園の野菜を楽しみにします!
 
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旧碓氷峠

2020-05-27 20:34:01 | 日記

(旧18号線碓氷峠の外出自粛等の看板はそのままです)
先週日曜日、群馬県境の林道を登り旧中山道の碓氷峠に行ってきました。

旧18号線碓氷峠から6㎞途中は下りもあり楽なコースです。

新緑が素晴らしく、軽井沢は一年で一番良い季節です。

この花はユキザサと思われます。ユキザサでしたら山菜にもなるそうですが私は食した事はありません。

私も好きな山菜のコゴミもすっかり大きく開いてしまいましたが、実は軽井沢の山菜は原発事故の影響で放射性物質の数値が高く、採取、流通ができません。コシアブラ等も遠くに採りに行っています。私の生きている間はこんな状態が続くのでしょうか…

しかし、新緑には癒されます。コロナウイルスの事も一瞬忘れます。

旧碓氷峠熊野神社です。石段の中央が県境です。

歴史のある神社です。

峠の力餅のお店は半分長野県、半分は群馬県にまたがってます。

ここから先が旧中山道です。途中で秘湯霧積温泉へ行く登山道とに分かれます。
高校生の頃ツーリング車で霧積まで行きましたが二回ほど落車しました。

群馬県安中市をスタートする安政の遠足(とおあし)マラソンのゴールにもなっています。

上まで登れない人のために小さな賽銭箱が石段の下にありました。クリートが付いたシューズで石段を登るのは厳しいので私も下から参拝させていただきました。

帰り道に雲場池の前を通ってみました。人影も少しずつ増えてきました。
そして緑も深まりました。

軽井沢の町花であるサクラソウです。
会陰部へのダメージを減らすため今後のライドは週一度程度に留めようと思います。
トラックの大会は中止なので、目標は10月の嬬恋村キャベツヒルクライムです。
無事に開催されることを祈るしかありません。
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前立腺がん

2020-05-16 15:08:16 | 日記

(会陰部への刺激が少ないと言われるISMサドルですが…)
以前の記事でも前立腺がんの件についてお話ししましたが、検査の数値が思わしくありません。50歳以上の男性はそもそも注意しなければいけない疾病のひとつですが、長時間のサイクリングによる会陰部への機械的刺激が悪影響を及ぼす可能性があるとの研究結果があるとのことです。

(昔のロードについているゼウス2000のサドル、これはもろに会陰部を刺激します!)
自転車は体脂肪の燃焼や関節への負荷の少ない運動であることなど、大きな利点がある反面、落とし穴もあるようです。
会陰部への刺激だけでなく、関節への負荷が少ない反面、骨への刺激も少ないので骨密度が上がらないという問題もあります。

(メリダのトラック完成車についていたサドルも使用感が悪いのでSPECIALIZEDの中古品に変更しました。少々滑りが悪いのが難ですが、刺激は一番少ない感じで、使用感は良いと思います。)
検査前にも結構乗っていたのでその影響もあるかもしれませんが、検査結果が悪い状態が続いているので精密検査に踏み切りました。
自転車の影響ではなくて年のせいだよ!という見方もあるかもしれませんが、直接体を支える大切なパーツであるサドルの形状が影響する可能性はあるかもしれません。
たしかに昔のサドルは人間の体の構造を考慮していなかったようなので、ひどかったと思います。若かったとはいえ、人生の中で会陰部への刺激が強いサドルを20年以上使い続けたという歴史があったことは事実です。
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碓氷峠

2020-05-11 20:01:51 | 日記

(新緑の雲場池)
日曜日、天気予報はあまり良くありませんが、町内を走ることにしました。
雲場池は紅葉の名所ですが、新緑の頃も素晴らしいので、通常ならこの時期の日曜は観光客であふれています。
しかし、今は閑散としています。
軽井沢に来たくても我慢されている皆様に、この写真をお届けしたい気持ちです。

旧国道18号線の県境付近には、「外出自粛」、「発熱運転×」の看板が設置されています。
「自転車ならいいのでは?」と考える人もいるかもしれませんが、自重しましょう。私も今年は1回も碓氷を登っておりません。
群馬側には下らないで、ここから県境沿いの林道を走り、見晴台、熊野神社がある旧中山道の碓氷峠まで登って我慢しておこうと思いました。
しかし、登り始めてすぐに雨が降り出したので、帰ることにしました。

途中、雨宿りをして小降りになってから、走り出して、浅間山を見ると暗い雲で隠れていました。
いつまで続くかわからない感染症との戦いです。半年、1年、それ以上…
どんなに時間がかかっても負けるわけにはいきません。
ソーシャルディスタンスを保って、無理せず、町内中心の走行で運動量だけは維持していこうと考えています。
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STAY HOME

2020-05-04 09:26:58 | 日記

(ここは裏道ですが、いつもならもう少し交通量があります。)
連休の真っ最中の軽井沢ですが、観光施設は休業中で閑散としています。
ソーシャルディスタンスを維持して、運動を兼ねて町内を走ることにしました。

ゴルフ場も休業中です。経済的損失も大きい。

いつものコース真っすぐな農道です。

風越公園内にある1998年長野冬季五輪のマスコットのスノーレッツ像です。覚えていますか?
後ろの建物は五輪のカーリング会場だったアイスアリーナです。体育館、プール、植物園など他の公園内の施設もすべて休業しています。
スポーツ施設が集まっている風越公園をぶらぶらしてみましたが、散歩している家族連れ、単独ツーリング途中のモーターサイクリストなど数人がいる程度で、人影はまばらです。

1964年東京五輪と長野冬季五輪の聖火台が並んでいます。

軽井沢は1964年東京五輪の総合馬術競技の会場です。当時私はやっと物心がついた頃でした。
当時の聖火台はとてもシンプルなデザインですが、聖火台のイメージとして心に焼き付いています。
何しろ旧国立競技場のセンターに置かれていたのをサッカーの中継などで見続けていましたから。

長野五輪の聖火台の方はなかなか凝ったデザインです。
コロナウイルスが収束して東京五輪が無事開催される事を祈るのみです。
基本は「STAY HOME 」そしてソーシャルディステンスを維持しての運動は続けたいと考えています。
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