悠翠徒然

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『ホテルカルフォルニア』を長年聴いてきて

2024-06-21 06:18:00 | Weblog
なぜだか昨日強く感じたのです

歌詞の解釈について長年色んな説が出ているけれど、『1969年』から導き出される『ウッドストックフェスティバル』は外せないキーワード
ブランドモノに目がない彼女の登場は、その真逆であるヒッピー文化に流れる老荘思想だろうし『ウッドストック』を補完している様に感じます
同時にアメリカは泥沼化していたベトナム戦争の真っ只中にあって、多くの死者を出していました
『天国か地獄か』は現世ではないあの世の事でしょうね
ここまではなんとなくそんな感じなんじゃないかな?って多くのロックファンも思っていると思います

『ホテルカルフォルニア』を歌っているのはドラマーのドン・ヘンリー
ドラムを叩きながら歌うのですからドラミングもめちゃくちゃ歌っています
歌の呼吸でドラミングするのですから、歌物叩く時のお手本楽曲になってきたのも頷けます
ちょっと古いやり方だけれど、歌物バンドのドラマーさんには一緒に歌って歌の呼吸でドラミングする事をオススメします

少し話ずれました〰️

ドン・ヘンリーは名ドラマーです
なのに美しい12弦ギターのイントロから歌に入る直前のタムタム四分音符二つのフィルインってどーゆーことよ?
そんなダッサイアレンジってあり?
メンバーもプロデューサーも許す?
見逃す?

最近までその答えはライブ版のエンディングにあると思っていました
全員で八分音符四発のキメでカットアウト!
このセンスならあのフィルインもアリだったんだろうな、と思っていたのです

それが昨日、山中のワインディングロードわ流している時にふと気がついたのです
あの二発の四分音符はノックと砲撃音が重なったモノじゃないかな、と

まどろんでいるイントロではまだあの世にいる事すら気がついていない主人公
それが強烈な四分音符二発で起こされ、今いる場所について探りながら語り出させたのです
さすがドン・ヘンリーです!

『ホテルカルフォルニア』はベトナム戦争で亡くなった者に対する鎮魂歌である事が私の中で明確になりました

え?
そんなん誰でもしっとるがな!
しかももっと深い意味が隠されているって話しもあるしね、、、

深いな『ホテルカルフォルニア』