ホイッスルバード あいざわぶん

杵築・別府の旅リポート 最終回

大分県の杵築市・別府市への旅リポートの
最終回は、出遭った一人の若者のことと、
驚かされた大分県立図書館の話を・・・。

写真1は、大分県佐賀関港に渡るフェリーに
乗る為に、愛媛県佐田岬の三崎港で撮影した
ものだ。
右が私のバイクで、左のバイクは宮城県泉区
のナンバーが付いている。
いかにも若そうな青年に「宮城県から乗って
きたのですか」と訊いてみた。
「実家は仙台ですけど、山形県の米沢市から
来たんですよ」と言う。
彼は山形大学工学部の二年生なのだそうだ。
一気にラーメンと蕎麦の話で盛り上がった。
テントも持たずに、寝袋一つで過ごしてきた
そうな。
二十歳には二十歳の旅がある。
この経験はきっと実になると私は勇気付けた。
船を降りると彼は宮崎方面へ、私は大分方面
へと別れたが、自分の若い頃の旅を思い出し、
しばし若々しい気分に浸っていた。

杵築市から別府に戻る途中に大分県立図書館
があった(写真2・3)。
私は全国の県立図書館の半数以上を見学して
いるので、当然寄り道をした。
全く期待していなかったのだが、その立派さ
に息を呑んだ。
近代的である。
豪華である。
文化の香りがむんむんの図書館である。
山形の文翔館は全国でも立派な方の図書館だが、
残念ながら大分の図書館に軍配が挙がるなぁ。
愛媛県立図書館なんて、下の下である。
松山を「文学の町」だなんて、よく言えたものだ。

さて、明日からの連休をどう過ごすか。
夜になっても決められずに居る。







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