国立科学博物館がクラウドファンディングで９億円もの
寄付を集めたことは皆さんも御存知のことと思う。
この件に就き、どうお感じになられただろうか。
無駄遣いしているのではない。予算が少ないから仕方
なく国民にお願いしたのである。
その結果、目標額・１億円を一日で達成できたのだ。
大切な物を国民は知ってい、惜しみなく協力したので
あり、博物館側も国民も胸を下ろす状況になれたのだ。
常に無表情な松野官房長官が次のようにコメントした。
「博物館の自主的な予算獲得の取り組みと、国からの
基盤的手当などを合わせて、安定的で優れた博物館
運営が行われるよう取り組む」
なんか、自分たち政権の無能さは棚上げして、呑気な
もんだね、と思わせる話しっぷりである。
余所余所しいにも程があるだろうに。
「寄付ありがとう」とは言ったが、こんな状況にした本人
なのに、反省の弁がない点が腹立たしい。
国は金に困ると真っ先に文化的事業に出し惜しみする
のである。
実は私も経験している。賃金は安いが、やっと安心して
６０歳までの職に就けたと思った途端、僅か半年余りで、
「某県・埋蔵文化センター」のパートをクビになったのだ。
東日本大震災が３月１１日に起き、「今月末で半年間の
契約が終わるから」と言われて。
運の無さに溜息を吐き、松山移住を５年早めたのだった。
だけど、防衛費はギョッとするほど予算を増額する。
「あの国とあの国が危ない」と、極めて不確定的な危険に
対してはゴリ押ししてでも予算を組むのだ。
だから防衛費の為なら他は苦しんでも構わぬという考え。
防衛費も関西万博も私に言わせれば無駄と贅沢だ。
後回しと廃止にしていい案件だと思っている。
で、そんなにやりたきゃクラファンで資金を募ればいい。
なら国民も反対しませんて（笑）。どうぞ、どうぞ！
さて、今月（６日分）のコーラス練習が始まった。
先月最終の練習から少し間があったので、休符無視の
人が居たり、身勝手に部分的作曲したりする人も居て、
こちらの調子まで狂わされそう（汗）
きっと、譜面が全く読めないのだろうな。
英語と同じで、教育の限界をここに見る思いである。
それは仕方ないとしても、休符も理解していないのでは、
一人だけ発声してしまうのだから恥ずかしいでしょうに。
歌好きな音痴。リズム感無き音楽好き。
二百人も集まれば、そういう人も居るのだと知らされる。
これで来年三月に発表会をするなんて、無理だと思う。
まっ、私は発表会に出るつもりはないから、いいけどさ。
