「国民の生活を守るため消費税額をどうすべきなのか」は
夏の参院選での重要な問題点になるだろう。
なので、本日の時点での各党の提案を比べてみたい。
〇立憲民主 一年か二年、食料品消費税をゼロにする。
財源不足分は赤字財源に頼らず確保。
〇維新の会 二年間、食料品消費税をゼロにする。
財源不足分は税収増加分で確保。
〇国民民主 時限的に消費税を一律5%にする。
財源不足分は堂々と赤字国債を発行。
〇共産党 消費税廃止を目指すが、緊急対策として
一律5%にする。財源不足分は大企業や
富裕層への優遇を是正して確保。
〇れいわ 消費税は廃止。最低でも一律5%にする。
法人税の累進化と国債発行で財源確保。
では、政府・自民党&公明党はどうなのか。
〇公明党 減税と低所得者への給付を検討するよう
政府(自民党)に求める。
〇自民党 減税と給付の提案は聞き置く(幹事長)。
夏の参院選までに、減税や給付も視野に
入れた新経済対策を検討することで一致。
上記の内容から理解できることを各党毎に寸評しよう。
〇立憲案「赤字財源に頼らず確保」は具体性ゼロ。
〇維新案「税収増加分で確保」は意味不明・理解不可。
〇国民案「堂々と赤字国債」を吾が国はできる状態にない。
〇共産案 そもそも消費税廃止など夢の又夢。
〇れいわ 共産党と同じで、夢の又夢。
〇公明党 「検討するよう求める」とは「検討はしてね」だ。
〇自民党 「検討してね」と頼まれたから「聞いてだけ置く」。 結局「検討することで一致」と言っている。
どの政党も如何に出鱈目か、ハッキリ出てるでしょ。
特に自民党の「検討する」はノープランということだからね。
まっ、それほど吾が国の財政はひっ迫しているということ。
(削るところは沢山ある、と私は思いますけどね)
さて、今朝のモーニングショーで、ついに出た。
どの政党も触れなかった減税案である。
私が主張してきた「食品消費税をゼロにして一般消費税率を
上げる案」のことである。
食品消費税を0%にすると減収額は4.8兆円なのだそうな。
その4.8兆円は、「一般消費税率を2%上げれば税収額は全く
同じになる」と知ったのである。
私は計算できずに「なんとなく2%」と言ったのだが、ズバリ
的中していたのであ~る。
でもね、同時進行すべきは無駄な予算の削減であろう。
その筆頭は、どう考えても、こども家庭庁の7兆円である。
今年と来年で出生数が0.1%でも減ったら、即時廃庁。
意味がないのだから、当然のことであり、全ての関係者は頭を
丸めて国民に謝罪すべし。
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