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えきすとら/海援隊

2009年05月15日 14時43分18秒 | 音楽(記事)
えきすとら
作詞:武田鉄矢 作曲:千葉和臣

今は君が眩しく光るよ
まるで舞台のヒロインのように
言葉もなく 立ちつくす僕は
台詞もない えきすとら なんだ
でも生活のなかで しぼんでゆく夢が
君を見つめれば疲れを忘れた
もういいんだよ 君はこれから
硝子の階段 登ってゆくんだよ
舞台の袖に 消えてゆく僕を
振り返るなよ ただの旅人さ
僕は僕の通りに生きてみる

今は貴方が優しく揺れます
私のためだけの ヒーローのように
淋しくなって はじめて気づいたの
貴方が居たから綺麗に笑えたの
でも握りしめた夢は砂でも
せめて指から 落ちてしまうまで
ねえ魔法にかかっていたいの
倒れるまで 一人で踊りたい
遠い席から 貴方見つめてください
私のために拍手をください
私は私の通りに生きてみる

もう泣かないで ぼくらは これから
人生の舞台 演じてゆくんだ
今度会えたら もらった台詞じゃなく
自分の言葉で 君を 呼びとめる
僕は僕の通りに生きてみる



大スターを夢見る若い男女の愛を描く。脚本は「俺とあいつの物語」の朝間義隆と同作の梶浦政男の共同執筆、監督も朝間義隆、撮影も同作の花田三史がそれぞれ担当。水越修五郎はスターを夢見ながらエキストラの仕事をしているが、いつになっても芽が出ず、夢もしぼみがちだ。そんなある日、修五郎は一緒にエキストラの仕事をしている娘、育子と知り合い、同じ九州出身ということも分り、すっかり意気投合する。大家の部屋代の催促にいつもビクビクしている修五郎のところへ、仲間の助監、菱山がセリフのあるテレビ映画の役を持って来た。放映の日、修五郎と育子は画面を食いいるように見つめていたが、彼の姿は最後まで出てこなかった。カットされていたのだ。金もなく、劇団公演の資金集めのため、ビル掃除をする育子に何もしてあげられない修五郎は自分に嫌気がさしてきた。ミジメな生活を脱するために金が欲しかった修五郎は、母の七回忌に故郷に帰り、香典を盗んでしまう。そして、その金で修五郎は、育子の公演のチケットを大量に購入、彼女を喜ばせるのだった。公演は大成功、彼女はテレビのプロデューサーにも目をつけられた。その夜、修五郎は育子と一緒に食事をしようと待っていたが、彼女は打ち上げパーティーで来られなかった。明け方に帰って来た育子は、待っていた修五郎に演出家と関係したと告白する。ショックを受けた修五郎は、その後、ドサ回りの劇団に入り地方巡業をしていた。修五郎がある町で巡業しているとき、小屋に育子が訪ねてきた。育子は修五郎がいなくなって、はじめて彼の優しさに気づいたのだ。そして、二人は新たに出発しようと、東京行きの列車に乗り込んでいく。

製作年 : 1982年
製作国 : 日本
配給 : 松竹


キャスト(役名) - えきすとら
武田鉄矢 タケダテツヤ (水越修五郎)
石田えり イシダエリ (柿沼育子)
乙羽信子 オトワノブコ (安達絹代)
鈴木ヒロミツ スズキヒロミツ (菱山淳)
清水アキラ シミズアキラ (酒井育哉)

監督
朝間義隆 アサマヨシタカ





海援隊の曲の整理にかかっている。
「遙かなるひと」というベストのテープ、CDからは「全曲集」「航海誌(二枚組ベスト)」からCD二枚にまとめた。
その中から特に好きな「遙かなる人」と「えきすとら」を単独でとりあげてブログに残した。
それだけ武田鉄矢の存在が大きいということだ。
声そのものが大好きだし、詞にも共感する。

「えきすとら」は映画主題歌だが、これ特別好き。
元気なさそうに歌っているが、それが映画の悲しさと二重写しとなってジーンとくる。

映画は昔とったものだが、これがかわいそうで…。
武田は演技もすぐれている。
海援隊で出てきた時は顔が不細工でかわいそうだった。
でもこんなに大物とは思わなかった。
年をとると顔は気にならなくなる、この頃の顔はいいねえ。
南こうせつも同じだが、この人も今はいい顔をしている。
人間、年をとってから自分の顔になる。
誠実に真面目に生きてきた人の顔は宝石のように綺麗だ。

海援隊はほとんど名曲で、きいているとウットリする。
しかも人間として核心に迫ってくる。
本当に私は海援隊が大好きだ。
このような核心にせまるブログがある。
「カエルの物思い」
大事なこと、生への核心にせまることなどが書かれています。
一度覗いて見てください、損はありません。


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3 コメント

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大好きな映画です (うぇるこ)
2015-10-05 09:59:33
小学生の時、この映画をテレビで見て子供ながらに感動して眠れなかった記憶があります。
「男は強くあるべき」的な子供発想から「人は優しくあるべき」という考えに切り替わった瞬間でした。
武田さん、本当にいい役者さんですよね。
背中を向けながら、涙を我慢つつも嗚咽をもらす演技(刑事物語2のラストシーンとか)見ると、最高に格好いいと思ってしまいます。
多分、演技だけじゃなくてそういう人なんでしょうね。
あんな歳のとりかたをしていきたいです。
Unknown (UkiUki)
2015-10-05 18:11:33
コメントありがとうございます。
こんな良い映画なのに皆の関心が薄いのに残念な気持ちがあります。
「えきすとら」の音源がありますので、ここに載せておきます。
なおアップ時を今日にしておきます。
Unknown (UkiUki)
2015-10-05 19:03:44
何かグーグルがおかしくなって曲がアップできなくなりました。

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