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オーティスに捧げる歌/ウイリアム・ベル

2013年10月28日 09時13分21秒 | 音楽(You Tube)
1968年1月 A Tribute To A King (オーティスに捧げる歌)ウイリアム・ベル

オーティス・レディングが1967年12月にツアーの移動中に飛行機事故で他界してしまった直後にウィリアム・ベルが追悼の意を込めて急遽レコーディングした。 曲名の King はオーティス・レディングのことを意味していて、この曲はSTAXの同僚として尊敬していたオーティスを偲んでウィリアム・ベルが 「オーティス・レディングこそメンフィス・ソウルのキングだった・・・・・」 と泣きながら切々と唄っています。 これは何とも感慨深く、またSTAXという組織の奥深さをあらためて認識させられる1曲です。

この曲のシングル盤を買って、自分で訳しましたね。
オーティス・レディングに関してNHK・FMで「ロック講談」があって録音してあり、先日テープからCD-Rに音を移しました。
オーティスファンだったら泣いて喜ぶような色々なエピソード満載です。
それによると、天候の影響で自分の飛行機でコンサートへ向かう途中、墜落したそうです。
代表曲「ドッグ・オブ・ベイ」は彼の死後、発表され大ヒットしたのは周知のことですが。
私もオーティス・レディングが大好きで熱病のように聴いていた時がありました。そしてオーティスを偲ぶこの「オーティスに捧げる歌」をくいるように聴いていたことが思い出されます。
ウィリアム・ベルはよく知りませんが、スタックスではオーティスよりも先輩ですが、オーティスを表に出して自分は下がっていたといいます。
ウィリアム・ベルの評価は案外高いのですが、私は深くは知りません。
この歌を聴けば、彼がどんなに凄い歌手か、判断がつきますが。


william bell-a tribute to a king



listen, people, listen,
I'm gonnna sing you a song
About a man who lived good, but didn't live too long.
He was born in Macon, Georgia,
A poor boy without a dad,
He found his way to Memphis,
Singing these on demand.

Otis, Otis Redding was his name,
Without his soulful singing, this whole world won't be the same.

Now, he traveled on to Frisco, New York, and the Broad.
Everywhere he sang, the people would applaud.
One day he left Georgia, Wisconsin bound.
But he didn't get to sing that night,
The plane he was in went down.

Otis, Otis Redding was his name,
Without his soulful singing, this whole world won't be the same.

He was a soul music singer, the king of the Memphis sound.
It makes me feel so sad, cos now he did't around.
He died with his guitar close to his hands,
But his soul lives on today, in the heartof a million fans
Talkin' about Otis, Otis Redding was his name,
Without his soulful singing, this whole world won't be the same.
Otis, Otis Redding was his name,
His picture oughta be hung in the Music Hall of Fame.
Otis he was known as "BIg O"
Otis, ummmm, we gonna miss him so.
Otis, ooh, yea, we gonna miss him so.


最初、Every Man Oughta Have A Woman(恋に生きる男たち)がA面だった。この曲は結構評判が良いのは当然で、こちらが元々A面だったからです。
余談ですが、このレコードは400円でした。
レコードは最初330円、そして370円と徐々に値段が上がって行きました。
記憶によると600円まで覚えています。
今のCDはいくらなのだろう?

中学からレコードを買い始めましたが、こづかいが500円だったので一か月に一枚しか買えませんでした。
十分考えてから買いましたので、結構良いものが残っています。
今は贅沢でアルバムを買ってしまいますが、当時は全くそんなことは考えませんでした。
中学の頃に買った中で良かったのはママス&パパスの「夢のカリフォルニア」、ビージーズの「マサチューセッツ」です。
これは今でも大好きな曲で、当時の思い出と共に更に更に魅かれています。


改訂 2013.10.28


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5 コメント

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若い想い出 ドッグ・オブ・ベイ (月夜のもぐら)
2009-03-24 21:44:27
私も学生のころに買ったレコードでは、「ドッグ・オブ・ベイ」のシングル版がベストレコードだったと思います。これによりR&Bやソウルの世界へ誘い込まれてしまったようです。
もちろん、「オーティスに捧げる歌」もよく聞いたものです。サム&デイブ、アレサ・フランクリン、ジェームス・ブラウン、MG’Sなどなど・・・
なお、浮気性の私は、フォートップスの「リーチ・アウト・アイル・ビ・ゼア(4曲EP盤)」などももっておりましたが、いくらだったか?
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リーチ・アウト・アイル・ビー・ゼア (毎日がYukiYuki)
2009-03-26 20:03:53
リーチ・アウト・アイル・ビー・ゼアの四曲EP盤は兄が買ってありました。
I Can't Help Myselfなんかも良かったですね。
Reach Out I'll Be Thereは文句のつけようもない素晴らしい曲だと思います。スパイダーズも歌っていたと思います。これ私の「SOUL」にも入っています。あとサム&デイブの「ホールド オン」「ソウル マン」も良いですね。
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年齢がゆくと? (T75)
2013-10-28 12:56:10
「ホールドオン」や「ザウェイト」「ドッグオブザベイ」の様なゆったりめがビタリ来ます(笑)ヨコハマ…本牧…流れてたドッグオブザベイ。
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忘れてた! (Funky Chu)
2015-09-14 16:51:55
「オーティスに捧げる歌」メロが聴け思い出しました20歳の頃、青山に「コッチ」という踊り場が在り、そこのジュークボックスの中に持ち込みセットして頂いたまま店が廃業したので板は、在りませんがジャケットだけしか在りません。
ここで拝聴出来て嬉しくてたまりません。有難うございます。
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Unknown (UkiUki)
2015-09-15 09:06:47
Funky Chuさん、コメントありがとうございます。
私は当時オーティスに狂っていましたから、このレコードは飛びつくように買いました。
レコードやテープは全然捨ててないので、今でも多数残っています。
CDを作る時はテープが高級でDOLBYもかけてありましたので、それから録っても非常に音がいいので、そこから作っています。
オーティス・レディング、アレサ・フランクリン、ジェイムス・ブラウンなど当時の黒人はシャウトしていまして、白人には真似の出来ない歌い方をして
いましたねえ。
それを壊してのがスティービー・ワンダーですが、元々タムラ・モータウンは軽い音でした。
そこにいくとメンフィス・サウンドは重低音が魅力でした。
ブッカー・T&MG’sが演奏していますが、当然このグループのものも沢山持っています。
ドラムが死んで解散状態ですが、この前ベースのドナルド・ダック・ダンも亡くなったとのこと。
惜しまれますねえ。
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