ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

天気予報に振り回されて

2019-06-18 06:08:23 | 世相
 風雨に荒れた先週末のこと。金曜夜の天気予報では、翌土曜日も朝から雨で荒れ模様ということでした。

 翌土曜日は、樹木希林主演の映画『あん』が隣町の小ホールで10時半から上映予定でした。雨の中の外出は苦手ですから、雨なら映画を見なくても構わないと思って床に就きました。

 久々に寝坊した土曜日の朝、目覚めたのは8時でした。外はウソのように明るく、雲間に青空も見えました。

 早速NHKTVのデータ放送を見たら、当地は依然として午前9時から夜まで雨の予報でした。この予報を信じて出かけるのは中止とし、風も強かったのでゴミ拾いも無理と思って止めました。

 NHKTVのデータ放送では3時間間隔の天気予報が画面に出ます。その後も時間を追ってTVの予報をチェックし続けましたが、降り始め時間がまるで移動平均を取るときのように時間と共に平行移動していきました。何もやることがないので、こんな時はうたた寝が一番と決め込みました。

 結局、雨が降り始めたのは午後3時過ぎでした。予報が当たったのはこれだけで、それも雷鳴のオマケ付きでした。大気の不安定なこの時期ですから、それだけ予報士泣かせの気象なのでしょう。この日は天気予報に振り回された日となりました。

 昔は、「くもり時々晴、ところによって雨」という予報がよくありました。これなら何にでも当てはまります。こんな何でもアリの予報なら、自分の目で雲の動きや風の向きを見て判断し行動するしかありません。そんな時代の天気予報が妙になつかしく思えました。

 ところで、気象科学の進歩した最近の天気予報でも、何でもアリの仕掛があることを知りました。降水確率がそれです。

 降水確率30%ならば、普通はほぼ雨は降らないという解釈になりますが、文字通りに受取ればその数字の確率だけ雨が降るということ、つまり、たまたま雨が降っても予報通りという言い訳にもなり得るのです。こんなところに抜け穴の仕掛を見つけるのも、やはりアナログ時代のひねくれ者なのでしょう。

 今は必要な情報ならいつでも入手可能な時代です。そんな便利になった世の中ですが、便利に慣れすぎて頭を使わなくなったら脳も廃用性萎縮しかねません。やはり、雲の動きや風の向きを実地に見て自分で判断することが大事。これは昔も今も変わりませんね。



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