ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

これって、よこ鳥?

2018-08-07 06:17:21 | 雑感
 またまたカラスの話です。逆走台風12号が当地域を未明に直撃した上、西へと通り過ぎて行った日の翌朝のことです。

 ヴェランダに出てみると、7 mほど先にある街灯にカラスが西の方角から飛んで来ました。箱形になっている電球部分の覆いの上に着地し、嘴から何やら黄色いモノを2つ落して並べました。どうやら生ゴミを漁って得た獲物のようでした。

 チョンチョンと吟味するようにそれらを突いてはいかにも満足そうで、その動作から得意気なことが伝わってきました。そして、四方を見回して「クヮーッ、クヮーッ、クヮーッ」とよく通る声で鳴くと、獲物を置いたまま南の方角へ飛び立ちました。

 すると直ぐに別のカラスが西の方角から飛んで来ました。チョンチョンとそれらを突いて同じように吟味しているようでした。そのことから、さっきの鳴き声は仲間を呼ぶ合図だったのかと思ってしまいました。

 そこに最初のカラスが戻って来て、後から来たカラスの後ろに止まりました。これは組んずほぐれつの争いになるかなと期待して(?)見ていましたが、どうもそんな様子はありません。少し間をおいて、後から来たカラスの方がさも当然のように獲物を2つとも咥えて東の方角へと飛び立ちました。

 後に残された最初のカラスは、追いかけるでもなく、獲物の置いてあった場所をチョンチョンと突いては何度も首をかしげていました。ひとつぐらいは残して置いてもいいものをと、さもさも未練たらしい様子が見て取れました。そして2、3度その仕草を繰り返すと後を追うように東の方角へと飛び去って行きました。

 これらはほんの5、6分の出来事でした。いつもは生ゴミを散らかし放題の小憎たらしいカラスですが、今回のトンマでユーモラスな姿には思わず笑ってしまいました。

 獲物を横取りされたのですから、普通なら激しい争いになるはずです。それが拍子抜けするほど無難な結末で済みました。ひょっとしたら彼らは親子の関係だったのか(?)それなら私としても頷けるのですが・・・。彼らの知能の高さと仲間意識の強さを改めて思い知らされた出来事でした。

 今回の出来事は、生ゴミを無造作に放置していた住民の不注意と、ゴミ収集パイプラインの復旧が遅れていることが背景にあります。カラスをこれ以上繁殖させたら益々我々ヒトと衝突するのは必定です。ゴミ出しルールはしっかり守り、努々カラスに付入る隙を与えることなかれ、です。



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