ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

継続は以心伝心の力?

2018-01-23 06:32:27 | 雑感
 新年を迎えたことでもあり、明るい話題をひとつ。常々、利用者のマナーが最悪と思っていた公園が見違えるように変わりました。どうやら地元の老人会の方々もゴミ拾いをしてくれているようなのです。こんな嬉しいことはありません。

 この公園は私が巡回するゴミ拾いコースの中でも最悪のところでした。孫が遊び場にしていると聞いたので、ほぼ2年前に急遽ゴミ拾いの対象に加えたのです。わずか週一回の巡回ということでもあり、半年前までは大小のお菓子の空袋・レジ袋やら、ペットボトル・空き缶やらが、広場といわず植え込みの物陰といわず、所構わず散らかり放題だったところでした。もちろんベンチ脇には吸い殻も・・・です。そんな行儀の悪さだったので、この公園のゴミ拾いだけで30分ほどかかっていました。

 この公園には、毎日決まって午前10時頃に集まってはお昼前までお喋りを楽しむ常連のお年寄りたちがいるのですが、私がゴミ拾いを始めてからも唯々黙って見ているだけでした。もちろん、公園のご近所さんも、いつも通り見て見ぬ振りを決め込んでいました。市が委嘱した業者が週一回掃除に来てはいましたが、これ以外はどんなに散らかろうがそのまま放置されていたのです。

 少し様子が変わり始めたのは半年ほど前からです。公園前に住む1人の若いおばさんがゴミ拾いを始めてくれたのです。私が挨拶をすると、「他所からわざわざゴミ拾いに来てくれる人がいるのに、地元が何もしないわけにはいかないから・・・」と笑顔で返してくれました。

 それから2,3ヵ月後、今度は老人会の方々です。常連のお年寄りたちとは別グループの人たちでした。いつも通りの巡回で公園に来たとき、掃除道具を園内の物置に直しているところを偶然見かけたのです。10人足らずのグループでしたが、公園ばかりか遊歩道のゴミ拾いもやってくれているようです。“以心伝心” とはこんなことを言うのでしょうか。「(年寄りはこうでなきゃ!)」と、何とも頼もしく思えたものでした。

 “石の上にも三年” と言いますが、この四月が来るとゴミ拾いも丸三年となります。何時の頃からか、私が道でゴミ拾いをしていると、通りかかったお年寄りがよく声を掛けてくれるようになっています。この公園界隈でも同じでしたので、その中の誰かが私の行動を見てお仲間に提案したのかもしれません。 “継続は以心伝心の力なり” 最近益々、意を強くしている私です。



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コメント (2)
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