大学3年の夏合宿で、いまだかつて無い合宿計画を立案し提出しました。
更に自転車で広河原から野呂川、早川沿いに下り、富士五湖を目指します。
サイクリングで移動しながら中部地方の山々を渡り歩くという、ワンダーフォーゲル史上未だかつてないといってもよいくらいのとんでもない計画でした。
塩尻駅まで自転車を輪行し、霧ヶ峰と白樺湖を見て、
北八ヶ岳の白駒の池、
南八ヶ岳へ移動して赤岳に登ります。
その後、高遠町から南アルプススーパー林道を通り北岳・間ノ岳・農鳥岳へ。
更に自転車で広河原から野呂川、早川沿いに下り、富士五湖を目指します。
最後は日本1高い富士山に登ろうという計画です。
私は、エアコンのCMで有名になった “霧ヶ峰” がどんな所か自分の目で見てみたかったし、南アルプスの白根三山にも、そして北八(北八ヶ岳)・南ハ(南八ヶ岳)にも行ってみたかったのです。
できるなら富士山の山頂から御来光も見てみたいと思ったのでした。
ある程度、大変キツイ合宿になることは想像していましたが、実際は想像を超える過酷さが待っていました。
それと同時に、その地域地域で優しい言葉をかけて頂いたり温かいもてなしを受けるなど、生涯忘れることのできない旅になりました。
親切にしてして頂いた「◯絵夢」にて
記憶をたどりながら、40年前の夏合宿を数回に分けて記します。
<その②に続く>