Nさんのことを書いてみよう、Nさんが先々月亡くなった。信じられなかった。亡くなる一か月前まで、ウオーキングでよく見かけて、橋立の松並木の下をあるいてられ、私より10歳も上だが、元気そのもの、あのスーパーパワーにあやかりたい思ったものだ、
彼との初めての出会いはもう半世紀も前、まだ、未成年だった若かりし頃、入社した工場の倉庫係をしていて、眼光鋭く、親分肌、きりっと引き締まった。いわばムキムキマンとは違った迫力があった。
その後ときは流れてやや半生記、その工場は共に時期は違ったが退職それぞれ別の仕事に、、私は現在ホテルの夜勤業務に付いている、彼は時々やや痴呆症気味の奥様を車椅子で連れて病院に来られ、時々会話、その後数年し奥様が亡くなられたようだった。
そしてウオーキングで時々出会った、昔話をたまにする程度、、そんなある日通院先のN病院のレストランで出会った、Nさん通院されているのですか、と言うとイヤこのレストランで飯を食いに来たといってられた、安いのと作らなくても済むので隠居の身軽さから、さもありなんと思ってばし雑談、
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それから約一ヶ月ご新聞で訃報をみる、あんな元気で悪いところもなかったパワーの塊のような方が、、絶句した。どんな病気をもってられたのだろうか、年齢から考えればヤムを得ない歳であるが、、
彼の冥福を祈りつつ、自身も我が身にどんなことが起こっても仕方が無い年齢、常に心せねば、、と思う