木漏れ日のさすガーデン

兵庫県北播磨の山あいの集落で庭づくり、畑作り、ガーデン木工などを楽しんでいる夫婦の生活日記。

夏の八方尾根を歩く

2011-09-10 | 山&旅行



ご来訪ありがとうございます。
「木漏れ日のさすガーデン」は
人気ブログランキングに参加しています。
バナーを1日1回ポンと押して
応援して頂きたくお願い致します。
↓↓↓
人気ブログランキングへ
今日も文体を「である調」ではじめさせて戴きます。



長野県の八方尾根は北アルプスの
唐松岳への登山口として知られる。
また冬のスキー場としてリフトが
整備されているのでグリーンシーズンや
夏山トレッキングではリフトを利用すれば
一気に標高1400mの兎平まで登ることができる。
さらにリフトを乗り継いで登れば
標高1840mの八方池山荘まで行ける。
夏山とはいえ、標高の高い山なので
晴れた日でも暑さはあまり感じない。
八方池山荘から上は尾根に沿って
整備された登山道を登って行くと
八方池があり周囲にお花畑が広がっている。
天気がよければこの八方池には
白馬三山が映って見える。



八方池山荘でリフトを降りて
緩やかな登山道を登っていく途中で
このような風景に出会える。
山の天気は変わりやすく、
晴れていても急にガスが出て
視界が悪くなったり、
雷鳴が山々にとどろいたりする。
近くに見える山も霧で霞んで見える。


白いギボウシの花が映る背景に
白馬槍ヶ岳が空に向けて突き出ている。
杓子岳、白馬岳とともに
白馬三山のひとつに数えられる。


山の天気は変わりやすく
雷鳴が轟いてあたりが暗くなった。
遠くの雷雲の隙間から明るい光が漏れている。
ミヤマシシウドという大柄な白い花は
山の遠景を撮る添景として
私はこの花を利用することが多い。


登山道をそれて尾根を這い上がっていくと
石神井ケルンという遭難者の祈りを込めた
石積みの大きな慰霊塔があった。
その周辺で咲いているクルマユリを
低いアングルから空に向けて撮ってみた。


整備された登山道からそれて
尾根づたいに登るとこんな風景に出会える。
下には八方池山荘やリフト乗り場が見える。
登りと下山でコースを使い分けると
また違った風景に出会える。


八方池とはこんな風景である。
ここから白馬縦走の難所、不帰かえらずのキレットを
間近に見ることができる。
さらにここから唐松岳への登山コースとなるが
ほとんどの人がここでお弁当を食べて下山する。


ご来訪ありがとうございました。

「木漏れ日のさすガーデン」
人気ブログランキング投票に参加しています。
一日に一回だけ

下のバナーをクリックして応援してくださると
大変うれしいです。
↓↓↓
人気ブログランキングへ
↑↑↑
人気ブログメニューに戻る






尾瀬を歩く

2011-09-09 | ガーデン見学



ご来訪ありがとうございます。
暫らくの間、字体を活字体に、文体を「です・ます調」に
改めていましたが
もとの「である調」に、そして字体をペン字に戻しました。
読む人の感情からすると思い上がっているような印象や
偉そうな主張のように感じられこともあろうかと思います。
けっしてそうではなく、慣れと字数を減らすためですので
悪しからずご理解を戴きたく思います。




兵庫県北播磨地方の本日の天気は
曇りから雨になる予報だ。
一方、奈良県や和歌山県の被災地では
台風のもたらした土砂崩れで
川の上流に堰き止め湖が出来ている。
今後まとまった雨量があると
堰き止められた大量の土砂や水が
下流域に土石流となって流れ出る恐れが
あると専門家はみている。

地域住民の方々は今回の台風による
豪雨の凄まじさを経験して
自然災害の怖さは十分解っている。
しかし危険の予測をして避難勧告がでても
住み慣れた家、土地を離れて
避難することはとてもつらい事なのだ。
避難の間、自分の家、田畑を
自然のなすがままにさせることは
耐え難い屈辱であるに違いない。
出来ることなら自分の手で守りたい。
誰もがそう思うだろう。

上流域を堰止めている大量の土砂は
映像で見ると一山を形成するに値する。
今後時間をかけて修復するしかなく
修復工事が完了するまでには
かなりの年月が必要になるだろう。
その間、自然のなすがままになる訳で
地域住民の方々のジレンマは
極限に達していることと思う。

地球の温暖化に伴う異常気象は
途轍もない豪雨や竜巻を発生させ
これまで想像だにしなかった
自然災害を発生させている。
また近年は地震の活動期に
入ったと言われている、
東海、東南海、南海地震の
起きる可能性は30年以内では50%、
50年以内では80%の確率とも言われている。
私たちはこうした自然の激動期に
いかに向き合っていくか、
防災面を含めて国民的議論が必要だろう。

脱原発に関しても
電力会社、産業界、政府だけの
議論になっていては地震多発国の
わが国の将来は如何なものかと
不安を抱かざるを得ない。

さて本題にいこう。
家庭菜園では今、冬野菜の大根、白菜の
植え付け時期になっている。
スイカや梨ウリ、きゅうりなどの
後片付けに追われ、今日は苦土石灰を
撒いて耕運をした。
幾分涼しくなったとはいえ、
戸外での作業はかなり暑くきつい。
当分は庭の方にはかかれないので
その分、外の題材を使わねばならない。
今回は私がかつて尾瀬や長野県へ
行った時の花の写真をブログで
紹介することにする。

尾瀬は福島県、新潟県、群馬県の
県境に位置する大自然の中の広大な湿原であり、
そうした環境でしか存在し得ない
植物が繁茂する。
画像は前方の遠くに燧ケ岳がそびえ
背後には至仏山が対峙する
この二峰に挟まれるようにして
尾瀬ヶ原という広大な湿原がある。
木道は湿原の中を遥か遠くどこまでも伸びる。
実際に歩いていても終わりのない
木道のような錯覚に陥る。
尾瀬ヶ原は雪解けの頃は水芭蕉、
盛夏のニッコウキスゲ、
そして秋は草もみじと
四季折々の表情を見せてくれる。
画像は人影もないがこの時期は
時折ツアーの団体が行列をなして
通り過ぎてゆき、暫らく経つと
再び人影もない尾瀬の静寂が戻る


尾瀬沼湿原の朝五時ごろの風景である。
このあたりは長蔵小屋のすぐ近くにあって
朝もやが立ち込める時間帯は
プロ、アマを問わずカメラマンが立ち並ぶ。
日の出前は絶好のシャッターチャンスだが
少し暗いので三脚は必携である。
ニッコウキスゲの中にクルマユリが
溶け込むように咲いていた。


尾瀬沼湿原の朝もやが立ち込める風景。
このあたりの風景は尾瀬のガイド本などで
よく見られる風景である。
ニッコウキスゲは一日花、朝開いて夜に萎む。
日の出前なのでほとんどが蕾の状態である。
尾瀬に行く機会があれば
山小屋には早めに到着して
周辺の撮影に時間をとりたい。


尾瀬の群馬県側最高峰「至仏山」に登る途中
高山植物の群落に出会った。
鳩待ち峠から登り始めておよそ1時間、
コバイケイソウ、ウサギギク、
チングルマ、キンポウゲなどや
ヨーロッパのエーデルワイスでお馴染みの
ホソバヒナウスユキソウなどを見ることが出来た。




ご来訪ありがとうございました。

「木漏れ日のさすガーデン」
人気ブログランキング投票に参加しています。
一日に一回だけ

下のバナーをクリックして応援してくださると
大変うれしいです。
↓↓↓
人気ブログランキングへ
↑↑↑
人気ブログメニューに戻る









英国風の庭に惹かれて

2011-09-08 | 花・ガーデニング



ご来訪ありがとうございます。



今日も秋らしい天気になって
気持ちのいい朝を迎えました。
しかし東北地方の被災者の方、
台風の豪雨によって
家や家族を失った被災者の方には
全国の人々も我がことのように心を痛めています。
近年は地震の活動期に入っているらしく
また地球環境の変化で異常気象による
竜巻や豪雨などの災害も
異常に多く発生しています。
自然災害は予知することが困難なことから
防災に対してややもすると後手、後手に
なりがちです。
過去の災害を教訓にいろいろと手を打っていても
全てに対応できる訳ではありません。
また「災害は忘れた頃にやって来る」
とも言われます。
災害が起こったとき、間近に迫ったとき、
非難経路や持ち物、対処方法を常日頃から
考えておくことが大切なことではないでしょうか?
津波災害では避難先から家に舞い戻って
命を落とされた人も多く出ました。
台風の最中に屋根の補修にあがって
転落して亡くなられる方も多いと聞きます。
私たちはこうした過去の教訓に学び
行動することが大事ではないかと思います。


ログハウスに似合うようにと思って
庭木はコニファーをずいぶん買いました。
それは英国風ナチュラルガーデンを
イメージしていたからです。
DIYで庭を造るということは
植樹いっぽん一本も自分で植樹するということ。
すなわち庭木は業者さんのトラックで運ぶのではなく
自分の車に乗るサイズの庭木を
自分で運ぶということなのです。
そんな訳で小さかった庭木も
大地にしっかり根を下ろすまで
3年かかりましたが4年目の夏頃からは
ぐんぐん大きくなりました。



樹木の間を通り抜ける小路もカーブをつけて
奥行きを感じるように配慮しました。
右に見えている株立ちの庭木は
自分の車で運んだシマトネリコです。
今ではとても車に乗せることができない
サイズに育っています。
シマトネリコは常緑樹です。
耐寒性はやや弱く霜で葉っぱが傷んでも
春になれば芽吹いて豊かな緑を見せてくれます。
洋風ガーデンにお勧めしたい樹木です。


英国風のナチュラルガーデンに憧れて
コニファーを沢山植えました。
矮性のものも含めて17本ほど植栽しています。
大きくなり過ぎないように
毎年剪定をしているのですが
それでも混み合ってきます。
パーゴラには木香バラとツキニンドー
を絡ませています。
レンガ積みもパーゴラもDIY作品です。
少々失敗した部分もありますが
それも造形の味ではないでしょうか?


ログハウスのデッキからみた風景です。
デッキには南からの陽が入りますので
鉢物の花を女房が並べています。
クリスマスローズは花がながいこと咲いて
私も大好きな花ですが、
女房はこの花をすっごい数で集めています。
向こうに見えているのは
DIYガーデンハウスと屋根つきデッキです。
千本格子を作って家庭菜園を遮へいしました。
千本格子にはカロライナジャスミンと
木香ばらを這わせています。
午後の光しか当たらないので
花つきはあまりよくありません。


ログハウスのデッキです。
ベンチはDIYで作ったもので
戸外に出すつもりが
デッキのベンチになりました。
戸外ではすぐに腐るかな?と思うと
ちょっと勿体無いということでね。



庭の使い方、庭での遊び方について
バーベキューをしたり、
焚き火で焼き芋を楽しんだり
ガーデンパラソルの下で
ティータイムを楽しむと
いったことが考えられます。
画像は仮設のバーベキュー炉です。
この画像は焼肉パーティをする前日に
撮影したものです。
炉の周りに板を置き
食器や食材を置けるようにしています。
楠木の玉切りが座椅子になっていますが
この木は虫が入りやすくすぐ腐ります。
版画の材料に使われる木なんだとか?
とにかく柔らかい木なのです。


本日も感動のないブログになりました。
食べものやガーデングッズなど
もっとジャンルを増やしたいけど
まだ修行中で題材になるものが
ありません。
明日は女房のドライフラワーでも
ご紹介できたら・・・と思っています。


ご来訪ありがとうございました。


「木漏れ日のさすガーデン」
人気ブログランキング投票に参加しています。
一日に一回だけ

下のバナーをクリックして応援してくださると
大変うれしいです。
↓↓↓
人気ブログランキングへ
↑↑↑
人気ブログメニューに戻る






今日のガーデンは

2011-09-07 | 花・ガーデニング



ご来訪ありがとうございます。


学校が始まって早くも1週間になりました。
季節はもう秋、ずいぶん涼しくなって、
里山ではセミが過ぎゆく夏を未練たらしく
「ツクズクオシイ、ツクズクオシイ」と
泣いています。


さて「木漏れ日のさすガーデン」は
ノロノロ台風にガーデンの管理作業を邪魔されて
その間に草もずいぶん伸びました。
雨のあとは草の伸び方がすごいのです。
芝生のエリアにも雑草が増えました。
なんとかしなければと思うのですが、
上手い方法はないものでしょうか。
雑草だけを枯らす薬があればいいのですが
芝生はイネ科、同じイネ科の雑草が生えていると
薬では無理でしょうか?。
ゴルフ場はどんな管理をしているのか知りたいです。


ブログの取材をしていたら旨い具合に
蝶が飛んで来て羽を休めてくれました。
蝶のいる光景、私は秋を感じています。


夕刻せまる頃、木陰で咲いている花を見つけました。
アングルを変え、ピントの合う位置を変え、
手間をかけて撮ったのですが
光が入ってこないので眠い写真になりました。


鶏頭の一種でしょう?
西日を受けて黄金色に輝いていました。
これからのシーズンは
コリウス、鶏頭などが綺麗になります。


園芸店に行っても植木市に行っても
めったに見つからないツリバナという木です。
実がぶら下がっていますが
秋が深まってくると実がパックリ割れて
まるで花が咲いて、ぶら下がっているように見えるのです。


ガーデンが秋色に染まるのはまだまだ先のこと、
しかし、この木はもう紅葉が始まりました。


庭を飾っていたルドベキアの花は
もう盛りを過ぎて庭全体が寂しくなりました。
背丈の低いこの花がひっそり咲いています。


同じ花の色違いです。
光の入り方で花の色は少し違って映ります。
写真で花の色を再現するのは難しいものです。


同じ花です。
アップで撮るときピントを合わせる位置に
迷いが出ます。

本日もありふれた感動のない
ブログになりました。
題材が花か木工作品に偏っているので
見る人を惹きつける題材を
増やさなくてはと思いつつ
変わらぬ日々が続いています。

ご来訪ありがとうございました。

「木漏れ日のさすガーデン」
人気ブログランキング投票に参加しています。
一日に一回だけ

下のバナーをクリックして応援してくださると
大変うれしいです。
↓↓↓
人気ブログランキングへ
↑↑↑
人気ブログメニューに戻る






台風翌日の庭は

2011-09-06 | 花・ガーデニング



ご来訪ありがとうございます。
「木漏れ日のさすガーデン」
人気ブログランキング投票に参加しています。
一日に一回だけ
下のバナーをクリックして応援してください
↓↓↓
人気ブログランキングへ


台風が岡山県に上陸したその日、
兵庫県北播磨地方のわが家では
非難準備命令から始まって
避難勧告、河川水位の状況などを知らせる
防災無線が何回も夜中に放送されました。


防災無線が夜中に何度も放送されるので
我が家のクラちゃんはよく吠えました。
おかげで私は寝不足です。
耳を下げて申し訳なさそうにしています。


翌日庭に出てみると庭木の枝が落ちていました。
風が強かったことが伺えます。


ミニひまわりも倒れていました。
倒れても太陽の方向に顔を向けています。
ひ回りと云われる所以でしょうか?


風の収まったあとの光景
アマガエルさんはバラの枝でのんびり居眠りです。


「雨にも負けす、風にも負けず、・・・」
蜘蛛の巣は絶対に負けません。


エゴノキの実も少しくらい風が吹いても
負けないでしっかりぶら下がっています。
みんな負けずにがんばりました。


ルドベキアの花は負けました。
花びらを風に飛ばされて丸裸にされました。


台風の後はミツバチが活動を開始しました。
私も庭の修復に活動を開始します。


庭を巡回していると少し前に剪定した
スモークツリーに新しい芽が誕生していました。
雨水で元気を回復したようです。


台風の雨も植物には恵みの雨なのでしょうか?
西洋ニンジンボクはいつの間にか花を咲かせています。

ご来訪ありがとうございました。
人気ブログランキングに参加しています。


バナーを押して応援して頂くとうれしいです。
↓↓↓
人気ブログランキングへ
↑↑↑
ブログのメニューにGO






庭にウッドデッキを

2011-09-05 | ガーデン木工



ご来訪ありがとうございます。
人気ブログランキングに参加しています。
今日もバナーをキュッと押して欲しいです。

投票はこちら
人気ブログランキングへ


今日は庭小屋つくりの最終報告です。


庭小屋がほぼ完成しました。
しかしログハウスを建てた材木の板が
まだ大量に余っています。
その板を有効に使うために
庭小屋の前にウッドデッキを造りました。
それによってガーデンでの余暇の楽しみ方も
さらに広がりがでることと思います。
屋根もない、周りの囲いもないオープンデッキです。


天気の良い日はこんな感じでティタイムを楽しむことや
ガーデン木工の作業場所にすることもできます。


しかし雨が降ればデッキの板幅が広いので
なかなか水が吐けず、水玉が長いこと残ります。
やっぱり屋根が必要かと思います。


片屋根にしようかと思いましたが
小屋の屋根の形に合わせて方が
屋根のつなぎの部分がやり易いということで
こんな形ですることにしました。


屋根はポリカーボネートの波板で葺きました。
屋根がつくことでウッドデッキの持つ
開放感がなくなりました。
これで良かったのか?悪かったのか?
施工した私には判断ができません。
第三者からみるとどう思いますか?


屋根をログハウスの2階から写しました。
片開きの窓が邪魔になって旨く撮れません。

自画自賛の庭小屋ですが4日間にわたり
見て戴いてありがとうございました。


人気ブログランキングへ

ご来訪ありがとうございました。

人気ブログランキングに参加しています。
1日に1回だけバナーを押して戴くと
とてもうれしいです。

お帰りの際は下のバナーをポンと突いてね
人気ブログランキングへ





庭に小さな小屋を造る

2011-09-04 | ガーデン木工



ご来訪ありがとうございます。
人気ブログランキングに参加しています。
投票はこちら

人気ブログランキングへ


今朝は台風の影響による障害でしょうか?
朝の9時までインターネットが使えませんでした。
全国各地で洪水、土砂崩れなどの災害が報じられています。
引き続き厳重な警戒が必要です。
全国各地には災害で避難生活を余儀なくされている人が
多数いらっしゃるのに私はブログを書いています。
そのことが何かうしろめたい気持ちになっています。
災害が一刻も早く収束することをお祈り致します。


「庭に小さな小屋を造る」
今日の内容は両開きの窓を作る工程が
メインになりました。
3日間で完結する方針でしたが4日間に訂正します。


両開きの窓は小屋の三面に取り付けるので
枠は全部で6枚造ります。
枠になる部分は4.5cmの角材を断面が
L型になるように丸ノコで縦挽きします。
そして枠が長方形になるように
4隅をダボ接ぎという方法で結合します。
ダボ接ぎは接合する部分にドリルで穴を開け、
その穴に6mmほどの丸い木栓を入れて接ぐ方法です。
木工用ボンドを併用することで強度が上がります。
ダボ木(丸い木栓)は市販のものを使いました。


洋風の窓にするために桟を組み込みました。
ノミで桟の入るミゾを彫り、
桟木は市販の20mmほどの角棒が手っ取り早いですが
私にはログハウスの余材が沢山ありました。
釘は使わずに角棒(桟木)をはめ込んだあと
木工ボンドで固定しました。


画像は窓を外から見た場合、
左側が表、右側が裏になります。
右側の画像のくぼみ部分にガラスを入れて
上から桟木で押さえつけます。
桟木はねじ止めするためガラスを
枠より少し小さめにする工夫が必要です。


窓は小屋のアクセントの役目をします。
防腐塗料が茶系ですから目立つように
白色の水性ペイントを塗りました。


厚さ5mmの透明ガラスを入れました。
建具屋さんに枠ごと持って行けば
寸法に合うように切ってくれます。
1枚あたり2,500円ほどしました。
思っていたより高いですが
ポリカーボネート板を入れるより安価です。
傍に映っている寄せ植えは女房の作品です。
初秋をイメージしているのでしょうか?
なかなかやるな!と褒めてあげたいです。


小屋に取り付けた画像です。
外側に開く両開きの窓だから風が吹くとあおられます。
そのため内側にあおり止めをつけています。
DIYで造ったパーゴラには木香バラが
少しだけ絡み付いています。
郵便箱はA4サイズの封筒がすっぽり入る大きさです。


更に近づいてズームアップした画像です。
少し窓に隙間風が入るかな?という状態です。
がーでんハウスだからこれくらいは我慢します。


防水紙を貼ったあとは外壁に板を貼りました。
大量に余った羽目板で外壁を貼りました。
羽目板は買えば高価ですから余材がなければ
杉のノジ板で鎧貼りするのがよいでしょう。

外壁も貼り終え、
ノンロットN205という防腐塗料を塗りました。
ほぼ完成ですが、まだ雨樋がついていません。

人気ブログランキングへ

ご来訪ありがとうございました。

投票はこちら
人気ブログランキングへ
お帰りの際はアイコンをポンと突いてね
人気ブログランキングへ
ランキングに参加しています。
1日に1回バナーを押して戴くと
とても励みになります。





庭に小屋を造る

2011-09-03 | ガーデン木工



ご来訪ありがとうございます。
人気ブログランキングに参加しています。
応援して戴きますと
頑張る気持ちが湧いてきます。
お帰りの際にはプチッと
アイコンをクリックしてください。
よろしくお願いします。
投票はこちら

今日は庭小屋が出来上がるまでの
工程(その2)でございます。

人気ブログランキングへ


台風12号が今朝早く四国地方に上陸しました。
速度が遅いため暴風雨にさらされる時間が長く
川の増水、土砂崩れなど心配される状況です。
どうぞ早めの対策をご準備ください。

さて、今日は庭小屋の出来るまでの工程、
二日目でございます。
そのあとに少しばかり花の画像も出てきます。
最後までどうぞごゆっくりご覧ください。


人気ブログランキングへ

上棟が済むと屋根の垂木たるきをつけていきます。
棟木と垂木の結合はシンプソン金具という
便利なものを使いました。
垂木の反対側にもハリケータイという名前の
シンプソン金具を使っています。
シンプソン金具はウェブでも買えますし、
一部のホームセンターでも出ています。
なおこの段階ではグラグラしていますが、
壁にコンパネを貼ると軸で支えていた構造物を
面で支えるようになるのでビクッともしません。

人気ブログランキングへ


前出の説明のようにコンパネで面補強すると
建物は格段に強くなります。
ツーバイ工法は地震に強いと云われるのは
軸組み工法に比べ、建物全体を
面で補強しているためと思われます。
ここまではやってみると実に簡単でした。
せば成る、さねば成らぬ、何事も
成らぬは人の為さぬ成りけり」

こんなことわざがあります。
「人間は相当に困難に思えることも
腹をくくってチャレンジすれば何とかなる」
ということだと理解しています。



投票はこちら


屋根は素人でも出来るような
アスファルトシングル葺きにしました。
ただ、ペタペタ貼るだけではありません。
施工の仕方をウェブで検索して
十分知識を入れてからかかりました。
親切なホームページもあって
初めての方も十分わかるように
丁寧に説明しています。
材料は建材店に行けばあります。
ウェブで購入すると
重量があるので結構高くつきます。
屋根材としては
アスファルトルーフィング、
アスファルトセメント
アスファルトシングル
アスファルトシングル用釘が必要です。

人気ブログランキングへ


窓やドアーもDIYでやりました。
我流で作ったけど強度も見栄みばえも
十分だと自画自賛しています。
角材がL型になるように
丸ノコを使って縦挽たてびきし、
4隅をダボぎしました。
木工ボンドをぎ面に
使っているので強度は十分です。

壁面には建築用防水紙を貼っています。
湿気は通すが水は通さないという
分子構造がミクロのシートです。
窓を3面に入れました。
窓は合計6枚を作ったことになります。

人気ブログランキングへ


ツーバイ材を使ってドアもDIY。
無垢むくの材料ですべて作っているので
強度、耐久性は抜群です。
見かけは悪いけど庭小屋だから
これが素人の作る味というものです。
ドンマイ、ドンマイ、パンッパン

今日はここまでにしておきます。
あ~疲れたな~。
ここらでコーヒーブレイクとします。
休憩のあとは花に移動します。
人気ブログランキングへ

ミニひまわりに初秋のざしが入り
花を生き生きと浮かび上がらせています。
「花の命は短くて、
苦しきことのみ多かりき」

とは林芙美子が好んで色紙などに
書いた短詩ですが、
このひまわりはずいぶん長く
咲き続けています。



投票はことら


ミニひまわりを裏から撮りました。
陽が透けて初秋の風情が感じられます。
今日の台風で傷まなければ
まだまだ綺麗なままで咲き続けます。


セロシアという花でしょうか?
別名、野鶏頭というみたいです。
台風が去り秋らしい天気になれば
この花がたくさん咲いてくれるだろう
そんなことを思って撮りました。



花の名前はわかりませんが
朝顔では良く見られる色ですね。
庭に咲いている花でも今の時期は
少し珍しい色です。

人気ブログランキングへ


今日のファイナルはこの花です。
つぼみもずいぶん増えました。
初秋の花壇をこれからにぎやかに
してくれるでしょう。



投票はこちら
人気ブログランキングへ

ご来訪ありがとうございました。


お帰りの際はアイコンをポンと突いてね
人気ブログランキングへ
ランキングに参加しています。
1日に1回バナーを押して戴くと
とても励みになります。





ガーデンハウスを造る工程

2011-09-02 | ガーデン木工



ご来訪ありがとうございます。
人気ブログランキングにエントリーしています。
今日から3日間は庭小屋を建てた工程をご覧ください。


ご覧のあとは画像「赤とんぼ」をポンとクリックしてね。
人気ブログランキングへ


田圃たんぼだった農地を転用するのに
およそ2年を要しました。
行政手続きというものは
随分待たなければ許可が出ません。
そしてやっと2006年に
ログハウスをBESSに施工してもらいました。

そのときに余材が全体の2割ほど出たのです。
ログハウスはすべてが木の家ですから、
その2割が余ったということは
すごい量だと想像がつくと思います。
「小屋なら十分建ちますよ」と
大工さんが言いました。
ログハウスは材木すべて含んだ契約ですから
余った材木は施主のものなのです。

なんとか有効に使わなくてはと一念発起、
「よし!やってやる」と
覚悟を決めて取りかかりました。
電動マルノコと少しの道具を揃え
学研出版から出ているDIYシリーズ、
「我が家に手作りガーデンハウス」
という本も買いました。

さらに解らないことがあれば
ウェブで検索することで解決しました。
そんな苦労の足跡そくせきを画像をまじえ
説明していきます。


庭小屋の基礎を点基礎にすることにして、
12本のフェンス用基礎石を埋めました。
直線の並びや高さ調整は「り方」
という方法があることを知り、
ウェブで詳細を調べました。
画像にり方の板囲いは写っていませんが
よく見ると水糸が写っているのが
お解かり戴けると思います。
人気ブログランキングへ

次は根太ねだの施工です。
根太は9cmの角材をメインに
ツーバイ材をところどころ使っています。
基礎石に埋め込んだアンカーボルトで
締め付け固定し、角材とツーバイ材は
シンプソン金具で結合しています。
ホゾ組みという高度な手法は
私の技能では無理と見て採用していません。
人気ブログランキングへ

12mmの針葉樹合板を使って
プラットホームと呼ばれる
床板部を作ります。
これができるとこの上が
木材の加工する都合の良い
作業場所になります。
人気ブログランキングへ

壁や妻壁になる構造材を
プラットホームの上で加工します。
壁4面と妻壁2面を作りますが
構造材の結合はツーバイ工法では
コースレッドという木ねじで結合します。
インパクトドリルドライバーが必須です。
人気ブログランキングへ

壁の構造材4面を立ち上げました。
男ならこれくらいの作業は
一人でもできます。
1面立ち上げると支え棒で縛りつけ
その間に2面目を立ち上げるという
手間はかかりますが
DIYだと手伝える人は女房が頼り、
忙しい時は「えい!自分でやっちゃえ」
とこうなるんですよね。
画像では垂直を出すために
斜めの当て木をつけた所が見えています。
人気ブログランキングへ

妻壁と棟木むなぎがあがりました。
上棟式はこの段階ですが、
祝儀は女房から出ないだろうし、
大安吉日でなくてもいいだろう
な~んて思って勢いで上棟しました。
この日は確か先勝だったと思います。
「さんりんぼう」でなければいいか?
意味は解らないけど・・・
そんな想いがあったことは事実です。
人気ブログランキングへ
庭小屋造りは今日はここまで!
少しだけ庭の画像に移動します。


庭を取材して回っていたら
なんと!驚いたことに鬼蜘蛛さんが
宇宙遊泳をしていました。
地球はやっぱり青かったそうです。
地球の遥か向こうは暗い闇、
ブラックホールでしょうか?
そんなたまげた画像でした。
人気ブログランキングへ

夕立のあとの晴れ間に庭に出てみると
花が生き生きとして空を見上げていました。
なんという名前の花でしょう?
花びらの上に水玉が二つ、
清々すがすがしい鋭気を貰いました。
人気ブログランキングへ

女房はこの花をヤブランと
云っていたような気がするのですが
残暑の厳しい庭で健気けなげに咲いています。

今日はこの辺までとします。
明日のご来訪をお待ちしております。
ランキングに参加しています。
1日に1回バナーを押して戴くと
とても励みになります。

お帰りの際は赤とんぼを
ポンとクリックしてね
人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ

ご来訪ありがとうございました。






庭に秋の足音が

2011-09-01 | 花・ガーデニング



ご来訪ありがとうございます。
人気ブログランキングにエントリーしています。
今日は秋の気配を感じとっていただきます。


ご覧のあとは扇風機の画像を
プチッとクリックしてね。
人気ブログランキングへ


今日から九月にはいりました。
学校が始まり子供たちの
登校の列姿れつすがたを目にして思う事。
それは夏の終わりと秋の気配です。
でも台風接近の影響でしょうか?
湿った暖かい空気が南の海上から
吹き込んで蒸し暑い残暑が続いています。

わが家の庭にさしこむおさまは
ずいぶん斜めに傾いて優しくなりました。
ギラギラと肌を焦がす真夏の光は
もうありません。
今日はそんな初秋の訪れを
画像をとおして感じて貰いたいと思います。
人気ブログランキングへ


ずいぶん昔のことですが
斜陽のおもかげという映画を
見たことがありました。
吉永小百合さん主演の映画でした。
もうあらすじを思い出すことも
できないほど昔むか~しのことです。

画像のタイトルは
映画の斜陽からつけました。
「皆さんはこのイメージが
合いますか?合いませんか?
抽象化した画像一枚から感じること、
それは人それぞれに違うでしょう。

私は単純に「斜陽」そのままです。
陽の光は斜めに傾き、陰になる部分は
ラチチュードの範囲から外れて
黒く省略されて写っています。

植物にとって斜陽とは
春から夏の栄華の季節を過ぎて
秋は種を落とし
やがて葉っぱも落として衰退する
斜陽の季節を迎えたのです。

そんなことから斜陽とは
右肩下がりの言葉をイメージする人が
多いのではないでしょうか?
そんなことを私は感じています。
人気ブログランキングへ


ムクムクと湧き上がる入道雲の
季節からうす雲が広がる秋空への変化。
山々の明暗のコントラストは
過ぎ去った夏を物語っています。
咲く花は下を向き、さびしげな姿が
感傷の秋へといざないます。
人気ブログランキングへ


若いときは自分が死ぬということなど
ほとんど考えたことがない。
生きていることが当たり前であり、
病気をすることはあっても
死ぬことはないだろうと考えてきた。
しかし、さすがにこの歳になると
人の一生を真剣に考えることがある。
私は写真が好きだから
紅葉の季節になると山陰の大山のふもとまで
撮影によく行ったものだ。
晩秋の頃には
ひらひらと舞い落ちる葉っぱを見て
人の一生とダブらせて考えることもあった。
新緑から深緑ふかみどりの盛夏まで
幹を太らせ、葉っぱに栄養を蓄える
初秋から子孫の種を実らせ、
晩秋になるとヒラヒラと葉っぱを落として
長い冬の眠りに就く
そんな光景を人の一生とダブらせていた。
初秋のアメリカハナノキも
そんな光景を作りはじめている
人気ブログランキングへ

酷暑の夏は
生き物にとって大変なストレス。
それは植物もまたしかりである
季節が秋に傾くと
新しく植えた花苗がすくすく育ち始める。
私は春に植えたきゅうりが夏枯れすると
二度目の新鮮なきゅうりを採りたいと
7月中旬に新たに種を蒔いた。
しかし、期待に反して苗は虫に食害され
病気も出て満足な収穫は得られなかった。
植物を育てる適期があることを
いまさら知ることになった。
この花壇は中秋から
晩秋の初めにかけて
美しく艶やかに彩りを添えてくれるだろう。
人気ブログランキングへ

天高く馬肥ゆる秋
盛夏から咲き続けたひまわりは
今も元気いっぱいです。
ミニひまわりです。
人気ブログランキングへ


涼しくなったこれから蕾みを増やし
秋祭りの頃に花壇を
にぎやかに彩ってくれるでしょう。


人気ブログランキングへ

ご来訪ありがとうございました。


お帰りの際は扇風機の画像をポンと突いてね
人気ブログランキングへ

ランキングに参加しています。
1日に1回バナーを押して戴くと
とても励みになります。