木漏れ日のさすガーデン

兵庫県北播磨の山あいの集落で庭づくり、畑作り、ガーデン木工などを楽しんでいる夫婦の生活日記。

ガーデンハウスを造る工程

2011-09-02 | ガーデン木工



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今日から3日間は庭小屋を建てた工程をご覧ください。


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田圃たんぼだった農地を転用するのに
およそ2年を要しました。
行政手続きというものは
随分待たなければ許可が出ません。
そしてやっと2006年に
ログハウスをBESSに施工してもらいました。

そのときに余材が全体の2割ほど出たのです。
ログハウスはすべてが木の家ですから、
その2割が余ったということは
すごい量だと想像がつくと思います。
「小屋なら十分建ちますよ」と
大工さんが言いました。
ログハウスは材木すべて含んだ契約ですから
余った材木は施主のものなのです。

なんとか有効に使わなくてはと一念発起、
「よし!やってやる」と
覚悟を決めて取りかかりました。
電動マルノコと少しの道具を揃え
学研出版から出ているDIYシリーズ、
「我が家に手作りガーデンハウス」
という本も買いました。

さらに解らないことがあれば
ウェブで検索することで解決しました。
そんな苦労の足跡そくせきを画像をまじえ
説明していきます。


庭小屋の基礎を点基礎にすることにして、
12本のフェンス用基礎石を埋めました。
直線の並びや高さ調整は「り方」
という方法があることを知り、
ウェブで詳細を調べました。
画像にり方の板囲いは写っていませんが
よく見ると水糸が写っているのが
お解かり戴けると思います。
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次は根太ねだの施工です。
根太は9cmの角材をメインに
ツーバイ材をところどころ使っています。
基礎石に埋め込んだアンカーボルトで
締め付け固定し、角材とツーバイ材は
シンプソン金具で結合しています。
ホゾ組みという高度な手法は
私の技能では無理と見て採用していません。
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12mmの針葉樹合板を使って
プラットホームと呼ばれる
床板部を作ります。
これができるとこの上が
木材の加工する都合の良い
作業場所になります。
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壁や妻壁になる構造材を
プラットホームの上で加工します。
壁4面と妻壁2面を作りますが
構造材の結合はツーバイ工法では
コースレッドという木ねじで結合します。
インパクトドリルドライバーが必須です。
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壁の構造材4面を立ち上げました。
男ならこれくらいの作業は
一人でもできます。
1面立ち上げると支え棒で縛りつけ
その間に2面目を立ち上げるという
手間はかかりますが
DIYだと手伝える人は女房が頼り、
忙しい時は「えい!自分でやっちゃえ」
とこうなるんですよね。
画像では垂直を出すために
斜めの当て木をつけた所が見えています。
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妻壁と棟木むなぎがあがりました。
上棟式はこの段階ですが、
祝儀は女房から出ないだろうし、
大安吉日でなくてもいいだろう
な~んて思って勢いで上棟しました。
この日は確か先勝だったと思います。
「さんりんぼう」でなければいいか?
意味は解らないけど・・・
そんな想いがあったことは事実です。
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庭小屋造りは今日はここまで!
少しだけ庭の画像に移動します。


庭を取材して回っていたら
なんと!驚いたことに鬼蜘蛛さんが
宇宙遊泳をしていました。
地球はやっぱり青かったそうです。
地球の遥か向こうは暗い闇、
ブラックホールでしょうか?
そんなたまげた画像でした。
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夕立のあとの晴れ間に庭に出てみると
花が生き生きとして空を見上げていました。
なんという名前の花でしょう?
花びらの上に水玉が二つ、
清々すがすがしい鋭気を貰いました。
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女房はこの花をヤブランと
云っていたような気がするのですが
残暑の厳しい庭で健気けなげに咲いています。

今日はこの辺までとします。
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