木漏れ日のさすガーデン

兵庫県北播磨の山あいの集落で庭づくり、畑作り、ガーデン木工などを楽しんでいる夫婦の生活日記。

撮影研究(秋の薔薇)

2011-09-15 | 花の撮り方研究



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「写真を撮る」ということを考えるとき
広義に人は「写真を撮ってあげる」とか
「記念の写真を撮っておく」とか
「記録写真を撮っておく」などの
意味を考えるのではないでしょうか。



自動まかせのカメラが普及した今日、
只単に被写体に向かってシャッターボタンを
押すだけの撮影をしている人も
多いのではないかと思います。
一方「芸術的な写真」を撮りたいと思うとき
ただシャッターを押すだけでは
よほどの偶然がない限り
ちょっと難しいのではないでしょうか?
そこで少しでも芸術に近づくために
私が撮影の場面で心がけている事を
シリーズでまとめてみたいと思います。
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カメラ撮影で大切なことは光の扱い方に尽きると
私は思っていますが皆さんは如何でしょうか。
つまり、被写体を照らす光の方向、
レンズの絞り値、シャッター速度の三条件が
大切な要素であると私は思っています。
もちろんレンズ群の適正な選択もありますが
これは手持ちのレンズで賄うしかありません。



ガーデニングで使うお勧めのレンズは
標準ズームレンズと100mm程度のマクロレンズです。
100mm程度のマクロレンズは望遠効果もあります。
望遠効果とは遠くのものを近くに引き寄せる効果と
近いものから遠くのものまで圧縮して見せる圧縮効果が
ありますが、その反対に遠近感がなくなります。
駅伝中継で望遠撮影した場合は先頭と後続の距離が
縮まって見える圧縮効果です。
しかし逆に離れていてもくっついて見える
遠近感のない見え方になります。


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それでは私が心がけている事のひとつ目です。
まずは順光や真昼のトップライトを
避けるということが大切だと思います。
朝や夕方の斜めの光が射し込む時間帯を
選んで撮影する事を心がけています。
その場合、レンズに入る光の方向に気をつけ、
けっして順光にならないようにすることです。
花には光が当たり背景が影になるアングルを
選べばバックを暗く省略することもできます。



早朝は夜露で花や葉っぱが濡れているので
植物は生き生きとした感じがしています。
とは云っても旅先で早朝や夕方だけを
撮影時間に選ぶことはできませんが
霧吹きを持ちながら花を
撮影している人もあるようです。


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上の画像は早朝の順光で撮ったものです。
花びらのグラデーションが良くありません。
背景をぼかすために絞り値を開放にしました。
絞りを絞れば絞るほど遠くから近くまで
ピントが合うようになります。
これを被写界深度といいます。
逆に背景をぼかすには絞り値を
開くほどボケが強調されます。
当然のことながら絞りとシャッター速度は
相対的な関係にありますので
絞りを開いていけばシャッター速度は速くなり、
絞りを絞っていけばシャッター速度は遅くなります。
両者の関係が適正な状態になるように
露出が決められるのです。
光の束の量と光の入った時間の関係を
露出といい、光量不足を露出不足、
光量過多を露出オーバーといっています。
最近の電子カメラはAE(オートエキスポージャー)
といって絞りやシャッター速度に応じて
両者の関係が適正に成るように
自動化されています。
次回はAEの露出補正について
報告したいと思います。



今回のバラの花は昨日わが家の
庭で咲いていたものです。
記事との関係はありませんが、
光の入射方向と絞り値を意識しながら
背景のボケと被写界深度に
重点を置いて撮影しました。
小生はまだ写真の勉強を初めたばかりで
芸術作品を撮れるような腕前ではありません。
自分の学習のまとめのつもりで投稿しました。


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