木漏れ日のさすガーデン

兵庫県北播磨の山あいの集落で庭づくり、畑作り、ガーデン木工などを楽しんでいる夫婦の生活日記。

続編 風雅舎にて

2012-01-31 | ガーデン見学

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こんな例えがあります
一月行く、二月逃げる、三月去る、
過ぎゆく日がまるで「あっ」という間です。
そして1年をとても早く感じております。


今日はお客様が2件ありました。
午前、午後に分けて一人ずつ、
そしてお客様と久しぶりに
アマチュア無線の電波を出しました。


合計3時間ほどお客様の
お相手をしていましたので
ガーデニングは油性ペンキの
刷毛洗いとウッドデッキの掃除で
一日が過ぎました。


そんな訳でわが家のガーデン記事は取材出来ず、
今日も風雅舎の花をご紹介しています。


はじめに風雅舎を簡単にご紹介します。
季刊誌「ガーデン&ガーデン春号」では
「ガーデナーの聖地」と称して
風雅舎の特集が組んであります。


オーナーの加地一雅氏は園芸誌の記事執筆も多く、
園芸界を牽引する中のお一人と云われています。


場所は兵庫県三木市志染町御坂1276にあって
ショップと隣り合わせの広大な敷地の中に
私がどっこん惚れ込んでいるガーデンがあります。
ブログでも何回か、ご紹介させて戴きました。


そんな風雅舎のガーデンを
季刊誌「ガーデン&ガーデン」が
プロの語り口で魅力的に解説をしています。


是非お買い求めになり、お手にとってご覧戴ければ
風雅舎の庭の良さがお解り戴けるものと思います。


風雅舎とその売り場に並ぶクリスマスローズを
昨日と今日に亘ってご紹介致しました。

ここからは風雅舎の冬の風景をご覧下さい。

風雅舎の庭も今は春に移行する前の端境期、
昨秋にはサルビアをメインにした
美しい晩秋のボーダーガーデンも
暫くお休みして春苗の植え付けを待っています。


日だまりに使い尽くされ、渋味のある
ガーデンファニチュアーが石畳と良く調和しています。
私はここに佇んでいるだけで癒されています。


ファニチュアーの向こうに何かが見える。
近づいて覗いて見るとミツバチの巣箱がありました。


自然を感じ、木漏れ日を楽しみ、
そして花に癒される中でCafeも楽しめる
そんなガーデンなのです。

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本日はありがとうございました。




風雅舎にて

2012-01-30 | ガーデン見学

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ガーデンに花のない端境期は、来るべき春に備えて
やっておくべき作業がいっぱいあります。
バラの周囲に溝を掘って堆肥や発酵油かすを施す。
アイアンのオベリスクやアーチは錆を落とし、
錆止め塗料を塗って更に油性塗料を塗る。
それに落葉樹の剪定やバラの誘引など含めると
面白くも楽しくもない地味な作業が続きます。


そんな毎日に飽きてきた女房が
風雅舎へ行きたいと云う。
クリスマスローズが咲く季節になったので
目の保養をしたいのだと云うが
本音は面白くも楽しくもない作業に
飽きが来ているのだと思います。

風雅舎に着くと
私がクラちゃんのリードを付けている間に
さっさと花売り場へと消えて行きました。


風雅舎の花売り場は冬の厳寒期だというのに
生き生きした花苗が所狭しと並んでいました。


その中で私が目を惹いたのは
早春の花、ロウバイでした。
背景に立て簾があってロウバイの魅力を
存分に引き出すディスプレイの仕方に
「さすが風雅舎だな!」と感じました。

皆さんもご存じだと思いますが
季刊誌、ガーデン&ガーデン春号には
「ガーデナーの聖地」と称して
風雅舎の特集が組んであります。
社長の加地一雅氏は園芸界を牽引する
ガーデナーの一人なのです。


そして次に目を惹いた花は
冬の厳寒期でも次々に花を咲かせる
ギョリュウバイです。ピンク、赤、白と
ひしめきあうように咲き誇っています。
これだけたくさんの花を見ると癒されますね。


そしてイベリス・ブライダル・ブーケです。
女房の寄せ植えにギョリュウバイとこの花が
セットになっているので関心があります。


花売り場を巡回していると
女房に巡り会い、
「お父さん、これ見て!。。。ダブル」。。。
と興奮して声を掛けてきたではありませんか。
ダブルかセミダブルか知らないけど。。。
欲しいんだな?と思ったから
「思い切って買うか?。。。」と返事したら
「うっ。。。今日は目の保養だけ。。。」
そう云って溜飲を下げてくれましたよ。「うっふっふ」
お値段は5千円がついていましたよ。


風雅舎ではクリスマスローズが
花の最盛期を思わせるほど
どれもこれも綺麗に咲いていました。


クリスマスローズって窓辺に置いてもいいし、
寒さに強く暑さに弱いので
午前中だけ陽のあたる
落葉樹の下に植えるのもいいと思います。


鉢植えにしてもまとまりが良く、
花も綺麗ですがお値段はどれも高めです。
クリスマスローズに埋もれるほど
集めるのはわが家ではちょっと無理です。


そんな手の届きにくいクリスマスローズで
目の保養をしましたが、
女房は安めの原種の苗をゲットしていました。
種をとって突然変異を待つのかも知れません。
実際に種から育ててシングルやダブルが
育っていますから楽しみなのでしょう。

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本日はありがとうございました。




園芸店「のゝ花」にて

2012-01-29 | ガーデン見学

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この頃は庭に出て元肥を鋤き込むための穴掘りや剪定作業、
オベリスクやパーゴラのメンテナンスに明け暮れる毎日です。
女房もそんな毎日に飽きて気分転換をしたいと思ったのか?
エクステリア風雅舎に行こうと誘ってきました。
クリスマスローズが咲き始める頃なので
目の保養に行きたいのだと云うのです。

風雅舎と神戸市西区の園芸店「のゝ花」へ行きました。
今回は「のゝ花」で見た物、興味を感じた物をご紹介します。

「のゝ花」はいろいろなアイテムを使ったガーデンの
ディスプレイ・デザインが上手な園芸店だと私は思います。
ここに来るとジャンクガーデンやナチュラルガーデン、
シェードガーデンといったテーマ別に
ディスプレイ・デザインが組んであって、
アイデアと優れたセンスに刺激されます。

いつも笑顔のいい、女性スタッフが3人ぐらいおられて
ディスプレイ・デザインや
商品のお花の担当をしておられます。
ディスプレイも少しずつ変化があって
いつも新鮮な気持ちで拝見しています。

そして「あっ、そうか、こんな風にすればいいんだぁ!」
といったヒントが貰え、よし!やってみよう!!という
モチベーションを高めるのに役立っています。

お近くにお住まいの方は是非行ってみてください。
ホームページを検索される場合は画像に写っている
黒板の文字で検索してください。
従業員さんのブログへのリンクも貼ってあります。


女房はクリスマスローズや花苗などを見て、
私はガーデンのディスプレイやガーデングッズを
見て回りました。


私が関心を持ったのはこの飾り棚です。
温水器をラティスで囲ってあるのをよく見ます。
ラティスではなく飾り棚で隠すのは如何でしょうか?


そしてこのお店には素敵なガーデングッズが
種類も数もすっごく多いのです。
画像の薪ストーブは鋳物製、本物そっくりですが
大きさは手のひらサイズです。
こんなグッズは他店では見られません。
お値段も2千円を少し超すぐらいでお手頃です。


こちらも鋳物製のダルマストーブです。
ログハウスの置物としても
カーデンの飾り棚に置いても似合うと思います。
そしてがーデンの時計も欲しい物の一つです。


ガーデンハウスの妻壁に飾りたい時計です。
時計は幾つか種類がありましたが
私はこのデザインが気に入りました。


イーゼルも重厚で素敵な作り方でした。
真似をして作ろうと思って写真を撮りました。


壁の飾り棚です。
室内に飾る仕様だと思いますが、
私も作るつもりで写真を撮りました。

今回はガーデンプレート1枚とブリキ製飾りジョーロ、
アンティーク風の植木鉢を購入しました。
妻飾りの時計は次回に購入することにしました。
と云えば聞こえはいいですが、
お小遣いは計画的に使わないと。。。これが本音です。



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本日はありがとうございました。




冬の庭と手作りグッズ

2012-01-28 | 花・ガーデニング

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女房が小さな素焼き鉢に色を付けて
ハンドベルのような飾り物を作るのに
最近は一所懸命になっています。


自分の育てたエゴノキにぶら下げたのを
皮切りにどんどん個数が増えています。


つり下げるのに魚釣りのテグスを
使いたかったそうですが
耐候性が劣り、
紫外線でボロボロになるからと
エナメル線にしたようです。


エナメル線はテグスほどしなやかでは無いので
吊り下げたガラス玉がぎこちなく不自然な動きです。


それでも遠目に眺めるとなかなか粋な飾りなので
私も一つ貰ってアプローチのパーゴラにつり下げました。
ガーデングッズとして見るなら
素晴らしいグッズだと気に入りました。

さて、最近はスランプでブログも冴えません。
それでもバナーを押してくださる方が
いらっしゃるのですっごく感謝しています。
いつも午前中に集中して押して下さっているみたいで
どうやら私のブログを毎日訪問してくださってる方が
押してくださってるように感じています。
本当に有難うございます。
リピーターが増えることが大切なことで
私もそれを励みにしてコンテンツを
充実させていきたいと思っています。

今は花の端境期で申し訳ないのですが
このあとはわが家の冬の庭風景を
集めましたのでご覧ください。

屋根付きウッドデッキの片隅を撮りました。


南側の庭で陽当たりが一番いい場所です。


雨の日に300mmの望遠レンズでローズヒップを撮りました。


南側に置いているクリスマスローズは
暖かいからでしょうか?。。。
早くから咲き始めています。


暖かい陽光にあたると花の位置もだんだん高くなっています。
草丈が伸びているのででしょうか?


寄せ植えとパンジーは寒さに負けず次々に花を付けています。
ギョリュウバイがちょっと花付きが悪くなったです。


赤のシクラメンは寒さで萎えてしまいました。


DIYで作った二人掛けのベンチは鉢台になっています。


寒い冬は焚き火で遊ぶのも楽しいです。


畑で焚き火をして庭の方向を撮りました。

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庭小屋の赤い窓

2012-01-27 | ガーデン木工

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庭の物置小屋は昨年末に完成させるつもりだった。
でも他の仕事もあるし、
毎日小屋造りにかかっていることは出来ない。
早く完成させてすっきりしたいのだが。。。。。

窓も少しずつ作っては中断を繰り返していたが
やっと窓ひとつ完成した。
ダラダラした窓作りの過程を振り返ってみよう。

丸ノコでツーバイ材を幅半分に挽いて、
さらに縦に深さ20mmの溝切りを2面から施し、
断面がL形の形状になるように加工した。


枠木を組む時にダボ接ぎという方法を使った。
木工ボンドを併用することで強固に接続出来た。


窓枠の外面と内面はこんな形になった。
ガラス押さえはL形に切り取ったあとの
残った木がちょうど適合する。


見栄えが良くなるだろうと思って
窓枠に桟木を1本追加して入れた。
本当はクロスして入れたかったが、
加工の手間が増えるのでこれで妥協。。。


継ぎ目が目だたないように木工パテを4隅に塗った。
ブラウンスモークの透明アクリル板を入れた。
板厚は安く抑えて1mm厚にした。
800mm×600mmの大きさで1,980円だった。


赤のペンキを塗り、蝶番を付けて取付た。
取付の時にカンナで削って調整したので
削りあとが白く見えている。
そのためペンキの塗り直しもした。


小屋にしか似合わない窓といった感じ。
リビングに付けるような建具は
とても素人の手では無理だと感じた。


小屋は庭の装飾目的で作ったもの、
窓も飾り目的で作ったもの。
物置なので窓を開けることもほとんど無い、
所謂、飾り窓なのではめ込み形の
開閉出来ない物でも良かったのでは?。。。


この小屋にツル薔薇を這わせたい。
何年か先の姿が楽しみになって来た。

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本日はありがとうございました。




椎茸の種菌を植える

2012-01-26 | 木漏れ日の日記

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畑に隣接するクヌギの枝が
畑の陽当たりを邪魔するからと
伐採しました。
伐採した枝は薪にしようと思ったけれど
椎茸のほだ木にすることにして

種菌400個入り(1,280円)を購入したのです。


木工錐で20cm間隔に穴をあけ、


開けた穴に種菌の駒を差し込んで、


木ハンマーで叩いて植え付けます。


一本の原木におよそ20cm間隔で
1列で5個ほど植え付けます。
更に廻り方向に4~5cmほど開けて
また1列に5個ほど植え付けます。


直径が5cmほどの太さの木で
合計15個ほど種菌を植えました。


昨年の春はこんな椎茸が生えました。
冷たい北風の吹く中で
寒さに震える作業でしたが
1年後の春が楽しみです。

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バラの誘引が気になる

2012-01-25 | 花・ガーデニング

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カラカラの乾燥が続いたあと
天候不順が続いています。
雨が多くなるのは
春が近づいている兆候でしょうか?
そぼ降る雨の中、窓から外を見ると
ポールズ・ヒマラヤン・ムスクが
パーゴラを這っているのが見えました。
でもバラの剪定や誘引が
手つかずのまま放任されています。
春に向けてすることが多く、
全てが後手に廻っています。
雨の日に庭を見ると
今、何が出来ていないのか?
よくわかる気がします。

ポールズ・ヒマラヤン・ムスクは
昨年の春に八重咲きの可愛い花を
沢山咲かせてくれました。
今春は去年のような花が
見られるのでしょうか?。。。。。
春の気配が近づく今日この頃、
気持ちが追われます。

同じパーゴラに
ピエール・ドゥ・ロンサールも這って
重厚な花を咲かせてくれました。
でも木が古くなっているのに
根っこから新しいシュートが出て来ません。

大型パーゴラにポールズ・ヒマラヤン・ムスクと
ピエール・ドゥ・ロンサールが豪華な共演です。
でも大型パーゴラは、剪定や誘引する時に
脚立の移動も大変で作業がやりにくいのです。
そんなことが苦になって
作業が後回しになるのだと思います。

ローズヒップもそのままの状態です。
堆肥や肥料も与えることなく放任しているので
春には結果に期待が持てないのでは?。。。。。
バラは寒い冬に頑張った分だけ
期待に応えてくれることは判っています。

バラの剪定誘引の作業をするより
こんな物作っている方が面白いから。
でも季節の手入れ作業は
他の事に優先しなくては駄目。
判っていながら出来ないのは何故でしょうか?。。。

天候の晴れ間をみて庭のスナップをしました。
これは園芸誌に出ていたアイデアをお借りして
作ったものですが、
こんなアイデアは遊び心から生まれるものでしょうか?

濃い紫色のパンジーが綺麗。
実物はもっと黒に近い紫色。

ヤブランの実。

種から育ったクリスマスローズ。
今年初めてツボミが出来ました。

花びらが開き始めたクリスマスローズ
どんな花が見られるのでしょう?。。。。。
交配して種から育てるって楽しいですね。


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本日はありがとうございました。




飾りの木枠を作る

2012-01-24 | ガーデン木工

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さて今日は女房から頼まれていた飾りの木枠作りです。
園芸店「のゝ花」で見た木枠に刺激されたようです。(上写真)

ファルカタ集成材を使って既にふたつを作っていますが
柔らかい木なので強度も耐久性も劣ります。
だから三つ目はパイン材を使って製作することにしました。

まず電動丸ノコも永らく使っていると切れ味が悪く、
切った後の断面が綺麗にならず、ささくれ立ってきます。
だから思い切ってノコ歯を交換することにしました。

そして1×8のワンバイ材を500mmを2枚、
400mmを2枚に木どりしました。

さすがに丸ノコの切れ味は鋭くなんとなく
切っていく時の抵抗が少ないので軽く感じます。
それに切断面はツルツルでまるで
サンドペーパーで磨いたようになりました。

飾り木枠はイモ接ぎという方法で組み立てますが
コーススレッドを使うと木の質感を少なからず損ないます。
出来るだけ木の質感を生かすために
ダボ接ぎすることにしました。
ダボとは木栓のことで画像に出ている形状のものです。
太さや長さもいろいろありホームセンターで購入できます。

木工用ドリル刃で貫通穴を開け
接ぎ面に木工ボンドを塗ったあと、
ダボを打ち込んで板の結合をしました。

接合面を出来る限り密着させるために
クランプで締め付けてボンドの乾きを待ちます。
しかしこれで木枠の直角が出る訳ではありません。
直角クランプで簡単に直角状態のまま結合出来るのですが、
残念ながら私はそんな便利な工具がないのです。
対角線に副木を入れればいいのですが
釘穴が開くのが嫌なのでこのままボンドの乾燥まで待ちます。

ダボは最後まで打ち込まず、少し出るくらいまでにします。
そしてボンドが乾いてから出っ張った部分を切り落とします。

ウイスキーやリースを置いて出来上がりの写真を撮りました。
実際には外で鉢植えを飾るのに使うようです。

午前中は晴れていたのに午後は天候が急変してまた雨に、
窓から外を恨めしげに見ながらテレビで退屈をしのぎ、

そして薪ストーブの守をして過ごしました。
愛犬が4時頃になると散歩に誘ってきます。
でも散歩に行けないので私も愛犬も残念なのです。

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ツバキが咲きました

2012-01-23 | 花・ガーデニング

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三日間も雨が降って久しぶりに庭に出てみると
目にするもの全てが新鮮に見えてしまう。
斜めから朝日が射す中、庭をひとまわりすると
いっぱい新しい発見をしたような気持ちになる。
雨を吸い込んでまだ間もない地面を見ると
暖かな春の到来を告げるかのように
ツバキ一輪が落ちていた。

ツバキは植栽して20年ほどになる。
普段はツバキの北側を眺めることはあっても、
陽のあたる南側は滅多に眺めることはない。
つまりそんな奥まった場所にツバキが植栽してあるのだ。

天を仰ぐようにして木の頂部を見上げると
日当たりの良いてっぺんの部分には
チラホラだが花が咲いている。
今冬は冷えこみが少なく暖かな日が多かったから
春が来るのも早い予感がするのだが、
それもラニーニャ現象による気候変動の悪戯いたずら
こごえそうな寒波が来週あたりから続くのだと云う。

私が好きな椿は赤いヤブツバキだ。
理由は改良した色鮮やかな椿より
小説の舞台で似合いそうだからである。
それにヤブ陰で人知れずひっそりと咲く
素朴なイメージが好きだからだ。

そして早春を告げる水仙や梅はどんな具合だろう?。。。
気になって様子を見に行った。
わが家の水仙はまだツボミが出始めたばかり、。。。

東風こち吹かば匂いおこせよ梅の花あるじなしとて春を忘るな」
よほど風流心の無いお方でも
この句を知らない人はいない。
それほど有名な菅原道真公の和歌である。

ツボミに赤みが射して開花が間近いように思われる。
しかし梅という植物、
鉢植えなら日当たりの良い窓辺に置けば
開花が見られるほど気温に正直に反応するが
逆に寒波がくればツボミのままで
じっと耐え忍ぶものだ。
全国各地から梅の便りはまだ聞かれないこの頃である。

サンシュユのツボミも大きくなったとは云え、
まだ固く、早春の花として見るまでにはまだ早い。
赤い実はサンシュユの実である。
ツボミを見渡しているうちに
たった二つだけ実を付けているのを見つけた。
庭のさんしゅの木 鳴る鈴かけて
ヨーオー ホイ
お歳を召された方はご存じだろう。
宮崎県の民謡「ひえつき節」である。
この歌のさんしゅは
実は山椒のことであるということを聞いた。
山椒のことを宮崎の方言でさんしゅと云うそうである。


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今朝も更新をする前から応援を戴き、
本当に感謝しています。ありがとうございました。





園芸誌の特集、風雅舎

2012-01-22 | 園芸ショップ

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久しぶりの雨は三日間も降りつづいた。
戸外での活動が出来ない分だけ暇を持て余して
ホームセンターや書店へ行って過ごした。

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書店で見る季刊誌ガーデン&ガーデン春号には
兵庫県三木市の風雅舎の特集が出ていた。
エクステリア風雅舎は私がお気に入りの園芸店なのだ。
社長の加地一雅氏はエクステリアのセンスの良さで
名高いことは聞いていたし、店には何度も足を運んで
風雅舎のガーデンを拝見する度にセンスの良さを感じていた。
しかし、ガーデナーの聖地、「風雅舎」と題して
特集が組んであることに私は驚きを隠せない。
風雅舎が全国誌に掲載されるほど
メジャーなお店だとは思っていなかったからである。
加地一雅氏は園芸界を牽引する
ガーデナーの一人と称される人物だったのだ。

写真は記事の内容と関係がありません
私のブログ「木漏れ日のさすガーデン」でも
風雅舎の庭を4回ほど紹介させて貰っている。
私はそれほど風雅舎の庭に魅力を感じて惚れ込んでいた。
風雅舎の庭を紹介した記事はこちら
秋色ガーデンの見学

写真は記事の内容と関係がありません
お店の中で子育てが終わった頃のおばさんに
「ポイントカードをお作りしましょうか?」。。。
という問いかけに「私は岡山から来ているので
そう度々は来れないので要りません」と
云われているのを聞いた。
近県では知られた園芸店であることは感じていたし、
園芸誌に加地氏執筆の記事があることも知っていた。
でも高速道路を走って遠い他県から
お越しになっているのを目の当たりにすると
やっぱり驚きを隠すことが出来ない。

写真は記事の内容と関係がありません
季刊誌ガーデン&ガーデン春号はお気に入りのお店を
特集で採り上げた本なので勿論購入させて戴いた。
座右の書として読ませて頂こうと思っている。


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