木漏れ日のさすガーデン

兵庫県北播磨の山あいの集落で庭づくり、畑作り、ガーデン木工などを楽しんでいる夫婦の生活日記。

尾瀬沼写真紀行

2011-09-18 | 山&旅行



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ブログの毎日更新に行き詰ってくると
本題からそれてあり合せの題材で
ブログ作成をすることになる。
こんなことでは閲覧者の共感を
掴むことは出来ない。
毎日更新することの大変さがわかる。
ブログを始めた8月11日から40日、
勢いで毎日更新を続けて来たが
内容が伴わなければ毎日更新する意味が無い。
不定期更新にして内容の充実を心がける方が
ブログ投稿の意味があるだろうと思うこの頃、
申し訳ないが今回も本題からそれて
「遥かなる尾瀬の花旅」の続きを投稿する。


昨日のブログは深夜の大阪を寝台列車で出発して
およそ13時間かけて鳩待峠に到着。
そこから至仏山を経て尾瀬ヶ原の山の鼻地区で一泊、
翌日は地図上の太線部を歩いて
見晴十字路までの花旅を投稿した。
今日は更に足を伸ばし段小屋坂、白砂峠を越え
尾瀬沼東岸にある長蔵小屋までを紹介したい。


見晴十字路を出発して
しばらくはシラビソやトウヒの
巨木が茂る森の中を歩く。
やがて白砂峠にさしかかると
なだらかだった道も険しくなって
ごろごろ石の段差のある坂道になる。
前を歩く人に無理について行って
肉離れのような痛みが出てしまった。
山行で捻挫、肉離れなどの故障が
出るととても不安になる。
自分のペースで歩くことが大切である。


尾瀬ヶ原を歩くのに比べて
見晴地区から尾瀬沼へ出る山道は
決して楽な山道ではない。
足の痛みを堪えながら我慢して歩いていると
やがて沼尻の休憩所に出た。
ここでは売店で飲物や甘い大福餅を
買って40分近く休憩をとった。
奥深い山の中で飲物や食べ物が
買えるのは有り難いが500mlのお茶が
350円と高めの設定である。



沼尻休憩所でると浅湖湿原に出るまで
写真のような湿原があれば
再びシラビソの森の中へと入っていく。
ニッコウキスゲの大群落は
さすが尾瀬といった表現が似合う。


このように湿原に出ても
また森の中に吸い込まれる。
木道で行き交わす人が
「これくらいのニッコウキスゲでは、
 全然驚かないよな」と話し合っていた。
私は十分に驚いて堪能しているのに。


ツアーの団体さんが大挙して通過する。
このように尾瀬の木道は
右側通行が原則になっている。
湿原に立ち入らないように
ロープを張って注意を喚起している。


私が尾瀬沼に入ったのは午後2時頃、
その頃、下山するハイカーが
福島県側の沼山峠方面への帰りを急ぐ。
山での行動は早出、早着が原則である。


尾瀬、二日目の泊まりは長蔵小屋、
大正時代からの歴史ある山小屋である。


長蔵小屋の談話室
山小屋ならではの深い味わいがある。


談話室のアンティークな電灯、
山小屋の雰囲気を堪能できる。
庭小屋にこんな照明器具が欲しい。


創始者平野長蔵氏の愛用の品々か?
アンティークな飾り物として
とても素晴らしい魅力がある。


小屋周辺の建物でみやげ物の売店。
長蔵小屋の経営である。


すぐ近くに尾瀬沼ヒュッテがある。


尾瀬沼ビジターセンターの建物。
尾瀬沼や尾瀬の山小屋、植物、季節など
詳しく知りたい場合はここに入ること。


尾瀬沼東岸湿原の朝もやの風景


尾瀬沼の早朝5時ごろの風景


尾瀬のガイドブックでよく見かける風景。



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遥かなる尾瀬への旅

2011-09-17 | 山&旅行



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私が尾瀬へ初めて入ったのは随分昔のこと。
当時はデジタル一眼レフカメラは勿論のこと、
コンパクトタイプのデジカメさえ無かった。
だから写真をパソコンに取込むにはスキャナーか
もしくはラボに頼んでCD(コンパクトディスク)に
写真を収録してもらう方法が一般的だった。
今は携帯電話にもデジカメが搭載され、
時代の変化と進歩には驚くべきものがある。

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東京行きの寝台急行「銀河」が
廃止になって久しい。
これも時代の流れであるが鉄道ファンに
とっては寂しいことだ。
現役の頃の「銀河」を撮っておいて良かった。


私は大阪駅始発、11番ホームから寝台急行きたぐに
乗り新潟県は長岡駅経由で尾瀬への旅に出た。
遠~い昔のこと、松山恵子が哀愁の11番ホーム
という歌をヒットさせたがパソコンを扱う世代では
知っている人はもう少ないだろうと思う。


長岡駅で上越新幹線に乗り換え、
上毛じょうもう高原駅から関越交通バスで
尾瀬の入り口、鳩待峠に到着したのは
正午の少し前だった。
尾瀬は秘境の地、遥かなる山の奥地だった。
その日の泊まりを尾瀬ロッジにして
星降る夜を楽しみにしていたが
尾瀬ヶ原は夜に雨が降ったのだった。

尾瀬の朝は早い、日の出る頃
ハイカーは山小屋を出て
次の目的地を目指し、歩き始める。
写真は山小屋の前に出て出発の準備を
整える中高年のハイカー達


尾瀬ロッジを出て木道にかかる頃
背後に群馬県側の最高峰、
至仏山しぶつさんが見えた。


福島県側を仰ぎ見ると遥か木道の向こうに
東北の最高峰、燧ケ岳燧ケ岳がそびえ立っていた。
一人旅の女性がその遠景を撮っている。
尾瀬ガ原は至仏山しぶつさん燧ケ岳ひうちがたけ
ニ峰に挟まれるようにして湿原が広がり
そこに木道が果てしなくどこまでもつづく。


尾瀬が原の牛首では拠水林に
白樺が生えている。
緑の湿原に白い木肌がひときわ目立つ。
拠水林とは湿原の中を流れる
川の両岸に沿って出来る林である。
湿原には木を育てる栄養分が
不足しているが川は山の栄養分を
運んで来るのでこのような木が育つ。
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尾瀬ヶ原の牛首に出ると
広い湿原の中でニッコウキスゲが
群落を作って美しい風景を見せてくれる。


木道に人影は無く、時折湿原を渡る
爽やかな風が頬をやさしく撫でてくれる。


ヨッピ川を目指す途中で
亘って来た方向を振り返ると
至仏山がどんどん離れて
遠ざかっているのが見えた。


奥只見川の源流の方向を目指して
歩いていると東電小屋が見えた。
今、世間から注目されている
東京電力が経営する山小屋である。


この旅の4年前に泊まった
山小屋は外観は何も変わっていなかった。
山小屋の名は「尾瀬小屋」
あの時の泊まりは女房と二人、
懐かしい思いで尾瀬小屋を写真に撮った。
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今日は疲れたからこの辺で休むことにする。
つづきは明日以降に投稿する予定にしている。



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夏の八方尾根を歩く

2011-09-10 | 山&旅行



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今日も文体を「である調」ではじめさせて戴きます。



長野県の八方尾根は北アルプスの
唐松岳への登山口として知られる。
また冬のスキー場としてリフトが
整備されているのでグリーンシーズンや
夏山トレッキングではリフトを利用すれば
一気に標高1400mの兎平まで登ることができる。
さらにリフトを乗り継いで登れば
標高1840mの八方池山荘まで行ける。
夏山とはいえ、標高の高い山なので
晴れた日でも暑さはあまり感じない。
八方池山荘から上は尾根に沿って
整備された登山道を登って行くと
八方池があり周囲にお花畑が広がっている。
天気がよければこの八方池には
白馬三山が映って見える。



八方池山荘でリフトを降りて
緩やかな登山道を登っていく途中で
このような風景に出会える。
山の天気は変わりやすく、
晴れていても急にガスが出て
視界が悪くなったり、
雷鳴が山々にとどろいたりする。
近くに見える山も霧で霞んで見える。


白いギボウシの花が映る背景に
白馬槍ヶ岳が空に向けて突き出ている。
杓子岳、白馬岳とともに
白馬三山のひとつに数えられる。


山の天気は変わりやすく
雷鳴が轟いてあたりが暗くなった。
遠くの雷雲の隙間から明るい光が漏れている。
ミヤマシシウドという大柄な白い花は
山の遠景を撮る添景として
私はこの花を利用することが多い。


登山道をそれて尾根を這い上がっていくと
石神井ケルンという遭難者の祈りを込めた
石積みの大きな慰霊塔があった。
その周辺で咲いているクルマユリを
低いアングルから空に向けて撮ってみた。


整備された登山道からそれて
尾根づたいに登るとこんな風景に出会える。
下には八方池山荘やリフト乗り場が見える。
登りと下山でコースを使い分けると
また違った風景に出会える。


八方池とはこんな風景である。
ここから白馬縦走の難所、不帰かえらずのキレットを
間近に見ることができる。
さらにここから唐松岳への登山コースとなるが
ほとんどの人がここでお弁当を食べて下山する。


ご来訪ありがとうございました。

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