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あれこれ徒然を語る

随筆的日記を長崎から発信!

がんばれ千草!

2017-11-10 | 心境
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入院している母の急性期病院からの退院が決まった。
退院といっても、手術後のリハビリのため回復期病院に転院するもので、在宅復帰の退院ではない。
今日は、その退院準備のため島原に出かけた。車で1時間20分ほどかかる道のりなのだが、途中、V・ファーレン長崎の練習グラウンドに立ち寄ったこともあって、道中で昼食をとることとなった。
諫早市の「ぱれっと」という食事処は、障害のある方の就労継続支援B型事業所として運営されていて、私の気に入っているお店のひとつだ。
家庭的な「おひるごはん」という言葉がぴったりの2種類の日替わり定食から選ぶ形になっている。
厨房でもホールでも障害のある方が仕事をしていて、健常の方のいい塩梅の支援がとても自然で、うまく噛合っているのがいい。
これまで見てきた、いくつもの訓練・就労系の障害福祉サービス事業所の中でも活気のある事業所のひとつだ。
午前11時から午後2時までの営業だが、仕込み作業から始まる一連の仕事には多様な業務があり、7~8人の障害のある方が、それぞれにふさわしい仕事を担当しているのだ。
私たち利用者が直接ふれあうことができるのは、主にホール担当者だが、これまで、その接客ぶりを見てきていると確実に成長していると感じる。
お昼どきの混雑時はもちろん健常者のリードがものを言うのだが、どんな時でも皆さんが落ち着いて振る舞っているので、気持ちよく食事を楽しむことができる。
お客さんも多様で、外回りのビジネスマンから老若男女の家族連れなどでにぎわっている。

  

入院中の母も8年前に身体障害2級となった。
今回の骨折で身体の機能はさらに低下すること必至、長いリハビリ生活になると思うが、是非一度この「ぱれっと」の様子を見せてあげたい。
障害のある方々がそれぞれ自分らしい時間を作れているこの場所に感動し、きっと気に入ってくれると思う。
来週から島原を離れて、長崎の隣町の病院での機能回復訓練づけの日々が待っている。
果たして在宅生活に戻れるか。がんばれ千草!
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