キリシタン大名サミット
今、島原半島の歴史が注目されている。
今年は、キリシタン大名として知られる有馬晴信の没後400年にあたる。
南島原市の北有馬の日野江城を居城とした日野江藩主である。そして、同じキリシタン大名の大村純忠とは甥、叔父の関係にある。
晴信の生涯は陰陽波瀾に満ちている。
天正少年使節の欧州派遣、佐賀の竜造寺との沖田畷の戦い、東南アジアとの貿易、外国船の襲撃そして岡本大八を始めとした利害、権益にまつわる人間模様などなど、実に興味深い。
最後は家康の激怒を買い甲斐国に追放、死罪となるのだが、キリシタンの教義により、自害ではなく家臣による断罪を選んだとされている。
近世長崎に大きな影響を与えた「有馬氏」
このキリシタン大名有馬晴信に光をあてた「キリシタン大名サミット」が、南島原市、長崎新聞社の共催で口之津開港450年記念事業として開催される。
参加申し込みをしていたところ、昨日聴講券が届いた。
6月2日は南島原市でいい時間が過ごせそうだ。
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