ピオーネ

ピオーネ
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嫁の弟はぶどう農家である。今は亡き父親がとても研究熱心なぶどう栽培家で、地域ではパイオニア的な存在だったようだ。その後継者である息子も質の良い『ピオーネ』を作っている。房の大きさといい、玉太りの良さといい申し分のない品質の『ピオーネ』だ。今年もすでに袋かけが終わり、成長が進んでいるようだ。
糖度も16度を超え、しっかりした果肉と皮離れのよさがとても食べやすい。種無しに処理しているので、丸ごといただけるのもいい。
『ピオーネ』とは、開拓者というイタリア語で、巨峰とマスカットの交配で作り出された品種のようである。
人手不足気味の中での果樹栽培はなかなか困難を極めるのだとか、収穫のピーク時は激務であろう。そう思いつつ、なかなか手伝いもできなのであるが、初物はいつもしっかりいただいている。