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春夏秋冬 長崎発 とき燦々

あれこれ徒然を語る

随筆的日記を長崎から発信!

初笑いby長崎大学落語研究会

2019-01-20 | 長崎LOVERS


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初笑いby長崎大学落語研究会

図書館主催の『寄席』にお邪魔してみた。
長崎大学落語研究会を招いての新春寄席である。
諫早市たらみ図書館が『図書館で元気になろう』なる企画の第三弾として開催したものだ。
大学落研の落語を聴く機会はさほど多くはないので、その実力ぶりの如何様なものかも分からないことが、かえって興味を惹き、高座の左斜め前方に陣取った。
テレビやラジオ寄席の番組では感じ取れないその場の雰囲気や観客の直線的な反応も面白い。
落語3題で小一時間。
『茶の湯』『六尺棒』『代脈』は所謂、古典落語。
二年生、三年生そして四年生がそれぞれ自信作を演じてくれたのだろうか、期待以上のいい時間をいただいた。
わたしの隣にいた彼女はしっかり笑っていました。後ろの席のご婦人二人組は、もっと笑っていました。
新年亥の年、わたしは年賀状に『笑門福来』の言葉を入れた。
他人の悲しみや心を慮ることのない、ぞんざい・無作法な笑いは許されないが、多くの笑いは人の心を和ませる幸せへの入り口だ。大切にしたい。

長崎大学落語研究会の皆さんは、『やわた寄席』なる年2回の落研の主要行事をこなしながら、出張落語も提供しているとか。
こうした多くの交流は、皆さんの社会人としての人間力につながる気がします。
一度ゆっくり落研活動を始めた動機など聞いてみたいものだ。
ありがとう!長楽亭南歌さん、凡土さん、長崎大学落語研究会の皆さん。



今日も若者のエネルギーを感じた。
私は青年が好きだ。
高村光太郎の気持ちのように。

長崎大学落語研究会の皆さん、写真の使用をご了解くださり、重ねてお礼を申しあげます。

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『かおり風景100選』の水仙の里☆☆☆長崎市野母町

2019-01-12 | 長崎LOVERS
1000万本の水仙が甘く香っています
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長崎市南端の野母地区、平成17年の合併により長崎市に編入された西彼杵郡旧野母崎町の水仙が見ごろを迎えている。ここ『水仙の里』は1000万本といわれる水仙が植えられている。
長崎市中心部からのアクセスも国道499号の整備が進み、往時からすると格段に良くなった。
右手に海を見ながら南下すると、世界文化遺産の『軍艦島』が姿を現す。
最高のパノラマだ。
水仙は、今が盛り、巨大なマウンドに咲き誇る水仙の花が甘い香りを放ち、一帯がアロマテラピーの世界だ。
マウンドの頂上に上り、備えつけの椅子でひと休みすると、漂う香りと穏やかな海風の調和が、リラクゼーション、リラックスに効果抜群!
そして、花と香りを楽しみながら、三つの巨大なマウンドを上り下りするウォーキングは、いい有酸素運動だ。
この日は、この時期にしては海も穏やかで、気温も13度超えの日中で、ひと休みがずいぶん長くなってしまった。

この水仙の里は、平成13年に環境省から『かおり風景100選』に選ばれている。
水仙の甘い香りと潮風、そして、花と海・空の調和が見事ということで選定されているのだ。
なるほど・・・







観光コース組み込まれ、県外ナンバーの観光バスがひっきりなしに行き交うほど、魅力上昇の『水仙の里』
自然条件や土壌変化等によって花の付きが芳しくない年もあるが、今年は素晴らしい『水仙の里』になっている。
駐車場のすぐ近くには『軍艦島資料館』があるので、併せて訪ねるのもいい。

いいね! 野母  

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世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を楽しもう

2018-07-01 | 長崎LOVERS
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「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界文化遺産への登録が決定した。
「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」としての登録を目指して10年余、紆余曲折を経ながらの今回の決定を素直に喜びたい。
12の資産のどれもについて、世界から普遍的価値が認められたことは素晴らしいことだ。
特にふるさとにある構成資産「原城跡」が「島原・天草一揆」いわゆる島原の乱の舞台であったこと、そして、その一揆軍のほとんどがキリシタンだったことは、領主有馬氏の歴史と切り離しては考えられない。
きっと、キリシタン大名として多くの信者を保護したと言われる有馬晴信との関係を考察するのはおもしろいだろう。
徳川幕府の海禁体制(鎖国)の原点が「島原・天草一揆」であり、ここから潜伏キリシタンの歴史が始まったと考えると、先ず、「原城跡」に光を当て、併せて有馬氏の歴史を知ることが、この世界遺産の楽しみ方としてはよさそうだ。
平成26年に世界遺産登録推進のためオープンした「有馬キリシタン遺産記念館」は、この点でキリスト教弾圧の歴史、有馬氏の歴史を簡潔に解説していて、基礎的知識を得るのには最適だ。解説を担当する職員さんの熱き語りが、グイグイ潜伏キリシタンと有馬氏の歴史の世界に引き込んでいく。
「有馬キリシタン遺産記念館」を訪問したら、職員さんのガイドを聞くことをお勧めする。


ユネスコの世界遺産委員会で登録決定が見込まれた6月30日、長崎県など関係自治体で世界遺産委員会のパブリックビューイングが開催され、盛り上がる中、ふるさと南島原市を訪ねてみた。


















この2冊は南島原、原城跡、有馬氏の基礎知識本ともいえるものです。 



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2018-06-23 | 長崎LOVERS

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「長崎◯◯LOVERS」なる企画が進んでいる。
最近、たびたびこのロゴを目にしていたものの、あまり意識することなくやり過ごしてしまっていた。
長崎のチコちゃんから「ボーっと生きてんじゃねえよ!」と叱られてしまいそうだ。
職場でこのプロジェクトを取り上げてから、遅ればせながら、そのコンセプトを知った。
同僚たちの話す「◯◯LOVERS」や公式サイトで紹介されている「長崎◯◯LOVERS」に触れてみて、まだまだ理解が深まったとは言えないが、「オモシロイ」と思った。
「長崎◯◯LOVERS」で自分流の時間を楽しむ。遊べそうだ。
長崎市民になって40年、この東長崎地区の住民になって34年になる。
わたしは、この東長崎地区が好きだ。その東長崎を南北に流れ、橘湾に注ぐ「八郎川」の川端をウォーキングする。
夜の八郎川がいい。潮位が高くなる大潮どきから数日間は、宵の口から流域が太り、滔々と流れる水面に映る灯が揺れる川の夜景は派手さはないが特にいい。
「世界新三大夜景」に認定された長崎の夜景を観るスポットは数多くあるが、「夜の八郎川」はその「TOP10」には入らずとも、わたしの独断と偏見で「長崎夜景番外編」としておきたい。
わたしのほか、このスポットのLOVERSはまだいる。週2~3回のウォーキングの度に会う「あおさぎさん」だ。彼らはきっと毎日ここに来て、静かに実に根気よく水面を見つめているのだろう。
そして、その光景を観るのもまた、ここの夜景の私流の楽しみ方のひとつなのだ。

長崎

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