azusa flutter

ayami yasuyhoのダンサー・栃本あずさが時々思ったオモイ。

ヒカリ

2010-11-13 | 思うこと
先日、以前にもこのブログでご紹介しました、私が尊敬しています日本舞踊の先生の公演「十牛図」を、見に行ってまいりました。

張り詰めた空気が流れる中、千麗先生はご自分の「十牛図」を、約1時間10分ほど、舞われました。


始まりはもう、息が止まってしまうほどの空気がそこに存在し、何か私に、何かを千麗先生から問われてるような、何かを、おしゃっているような気持ちになり、私の体に何かが突き刺さってきました。



舞台は本当に美しく、千麗先生が感じる本当のこと、本当のご自分、本物がそこに存在しておりました。

ライトの光が、生きるヒカリに見え、本当に美しかったです。



ayami yasuyhoの稽古でも特に重要視している、自分の内側から湧出るもの、本当のことを求めて自分が存在する。

と、いうことをこの目でみたようでした。

本当に、本当のことは存在するのだ!と、この目でちゃんと見たようでした。


千麗先生は本当に苦しい日々を自分自身と向き合い、問い続け、逃げずに進んでこられたに違いないと感じました。



本当のこととはなにか?


あのヒカリの中で舞われた千麗先生の姿はこれからも忘れることはなく、きっと何かの拍子に姿が現われ、私に何かを問い続けてくれるでしょう。

そして、その度に私は何かを乗り越えなければいけないのでしょう。


写真は舞台の日にプレゼントされました手ぬぐいです。
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