azusa flutter

ayami yasuyhoのダンサー・栃本あずさが時々思ったオモイ。

2014年

2014-12-31 | 思うこと

2014年もいよいよ終わりに近づいてまいりました。

今年はayami yasuyhoの活動が巡るべく進み、ダンサーとしてとても充実した日々が過ごせました。


ayami yasuyhoのイベント、「viering van ayami yasuyho」と「[kho of aza]」の二公演が出来たことは

とても大きな出来事でした。

この作品に出会ったことにより、今までの自分の身体としっかりと向き合い、そしてさらなる自分の

可能性を信じることができ、前に歩く力をもらいました。


ワークショップ「BODY & 呼吸 & DANCE WORKSHOP」も今年11月から月二回から毎週に変更し、

自分の呼吸を通して、生きるということ。自分の身体を大切にすること。

と、いうことを少しでも多くの方々にご本人の体感によって味わって欲しいと、思いながら続けております。



azusa堂の方も2014年、マッサージを通していろんな方々のお話を聞き、身体に触れ、

たくさんのことを学んできました。

今年の10月はazusa堂、5周年を迎えた年でありました。

気持ちの面でも、技術の面でも、私なりに転機の1年であったようにも思います。

このいただいた時間を大切に思い、感謝の気持ちをこめて、今年のazusa堂の営業を終わりにしたいと

思います。

本当にありがとうございました。



そして、今年は新しい土地への移転もあり、いろんな恵に出会えることができた1年でもありました。

大きく変化をあじわいながら進んでこれたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。



来年はこのありがたくいただいた恵を大切にし、さらに精進して生きていきたいと思っております。


今年も本当にありがとうございました。







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今日のそら

2014-12-16 | photo









神様からのプレゼント。素敵なそら。素敵な時間。今日という日に感謝。
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2015年1月のワークショップのお知らせ

2014-12-16 | 稽古日誌
寒い日が続いています。

山の上の我が家も一段と寒くなりました。

寒さが厳しくなるにつれ、窓から見える景色がとても美しいです。

そら、雲、星、月、太陽のひかり、海の輝き。

日々、自然に教えられることが多い日々です。


さて、ayami yasuyhoのワークショップも来年も頑張って進めてまいります。

来年1月のワークショップのお知らせです。

いろんな方々のご参加をお待ちしております。




バレエ・ダンス・演劇などの自分の身体を使って作品をつくる。音楽、絵画など身体を使って作品をつくる。

『自分の身体』を自在に動かすには、その動く自分の呼吸をみつめ、自身の身体をもっと深く感じ、ていねいに扱っていくことが必要です。
そんな自分だけの身体に出会うためのワークショップを開催いたします。

経験など問いません。身体に興味を持つかたなら、舞台活動だけでなくクリエイティブな活動されてるかたもぜひお越しください。自分自身の身体と、わたしをとりまく空間を感じる、そんな自分自身を自由に使えるからだを一緒に勉強しましょう。


●身体を0にする
●自分の身体のリラックスと緊張をさぐる
●呼吸をていねいにする
●必要な力で立つ、歩くことをさがす
●なにかをする前のなにでもできる身体をつくる
●自分自身のオリジナルな身体をみつめる


2015年1月 7日/14日/21日 /28日(水曜日)
    18:30~20:30(18時より開場受付)

場所・コミスタ神戸401


〒651-0076
神戸市中央区吾妻4丁目1-6
TEL 078-251-4731

料金 各1回 1500円 一ヶ月通し5000円

予約・問い合わせ ayamiyasuyho.ay@gmail.com
もしくは 090-9165-0871(アキノリ)




講師 秋紀芳慧(あきのり よしえ)
   (パフォーマー・サウンドアーティスト)

ノイズバンドのパフォーマーから身体表現に興味を持ち、能楽からバレエ、ジャズダンス、HIPHOP、コンテンポラリーダンス、舞踏、演劇などを学ぶ。
オリジナルのパフォーマンス作品を作りながら呼吸と身体の関係性より自らを再構築するメソッドをつくりあげる。
performance group 『ayami yasuyho』主宰。
代表作は「a'y.」「W」「解体(ver0.00&1.00」


サポートアシスタント ダンスミストレス 栃本あずさ

企画。制作 o-th




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西川千麗先生

2014-12-09 | 思うこと
12月6日(土)から13日(土)まで、京都・烏丸にあります、京都芸術センターにて、

日本舞踊家、西川千麗先生が30年にわたりつくりだした舞台衣装、舞扇、かつらを展覧しております、

「千麗舞台美術展 -舞の靈性ー」

が、開催されております。

千麗先生が舞われた衣装は1つ1つ強い想いが込められており、舞扇も1つ1つ心が強く現れ、

先生の強さ、心、生きる力、舞うということの美しさ、強さを身近に感じることのできる展示でした。



私は11年程前に先生と出会いました。

当時はクラシックバレエを生活にしていたのですが、ちょうどとても大きな舞台に出演した後で、

自分のバレエに対して自信を無くし、先の見えない大きな渦の中でもがいていた時でした。

ちょうどそんな時期に、先生がバレエのダンサーとの共演で作品を作りたいということで、

先生の作品に出させていただきました。

その当時、先生がどんな方で、どんな踊りをされるか知りませんでした。


先生の作品の稽古は、動きが少なく、ただ立ってるだけであったり、歩くだけであったりと、

辛い稽古が続きました。

その稽古の時間の間に、時々先生はお話をしてくれました。

先生のお話を聞くと、何か、何処か、私は自分の心の奥が少し痛くなることを経験しました。

時々、知らない間にぽろっと涙を流している時もありました。


先生との稽古を通して、何かはっきりとは分からない「モノ」が私の身体の中で大きく大きく、

ゆっくりと揺れ動いていくのを感じました。


先生の出会いから2年後、私はクラシックバレエを辞め、今のダンスの道を歩き始めました。

先生の出会いは私にとって大きく踊りの人生が変わったきっかけになりました。



先生はバレエを辞める時にもいろんなお話をしてくれました。


あらためてこの展示会に行き、先生の息が聞こえそうな衣装や舞扇を見させていただいたとき、

私はバレエを辞め、ダンスを始めたころの情熱を思い出しました。

先生はあの時「生きていることすべてが踊りになります。」「踊りは甘ちょろいモノではまりません」

など、おっしゃいました。

今は生活をするために必要な仕事におわれ、あのころの情熱が小さくなってることを気づかされました。

「踊りたい」

どうしても踊りたいとバレエの世界を飛び出したあのころの情熱。

その情熱を忘れず、もっと大事にしていかなければならない。と思いました。

そして、もっともっと今の時間を大切にしなければいけないことに気づかされました。


踊りは甘ちょろいモノではないのです。


自分の呼吸をもっともっと大切にしていかなければいけない。

そこからしか踊りは生まれない。踊れない。



展示品はとても素晴らしく、とても力強く、先生の魂、苦悩や美しさが宿った重圧感のある作品でした。


「踊る」ということの難しさ、重圧さ、苦しみ。

その中から生まれる美しさ。

もっともっと頑張りたい。頑張らなければいけない。

そんなことを思いました。






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