azusa flutter

ayami yasuyhoのダンサー・栃本あずさが時々思ったオモイ。

アトリエ

2021-04-15 | 思うこと
私は自分のアトリエを構えました。

アトリエは海と山に囲まれた場所です。

昨年の8月からここに住み始め、アトリエ生活も充実しています。

太陽の光で目を覚まし、山と海の輝かしい景色に囲まれて、私をいつも応援してくれる。

夜は星が瞬き、向こう岸の夜景が世界の美しさを教えてくれる。

私は絵たちと二人っきりで過ごしている。
こんなに幸せなことはない。

私は朝の太陽を裸で浴びながら踊る。
私は絵たちと会話しながら絵を描く。
私はこの家に優しく包まれている。
守られている。
私は安心してここで絵を描き踊ることができる。















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海辺のカフカを読んで。

2021-04-15 | 思うこと
私は村上春樹の本に20歳の時に出会いました。一番最初に読んだ本は「ノルウェイの森」です。
その頃の親友に借りて読みました。
あまりにも面白くて、夜中も読み通し2日で読み終えたことを覚えています。
その文書には私が心も中に詰まっていた自分では言葉にできない心情が言葉という形で私の心の奥深くに入り込み、私はとてつもなく安心した感覚になったことを覚えています。
「私の生き方は間違っていない。」
と、人生で初めて思った瞬間でもありました。

夜中の4時ごろ、台所の冷蔵庫の前で読み終えた感動を今でも鮮明に覚えています。

それから私の人生は村上春樹の本に幾度となく助けられ生きてきました。
『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』は特に何度も何度も読み、その度に苦しい山を登り超えてきました。

読むたびにその時に自分にとって必要なことが心にナイフで刺されたように突き刺さり、私は息を詰まらせ心の奥深くから流れ出る涙と共に、生きていくことを問い続け、考えてきました。


『海辺のカフカ』『ダンス・ダンス・ダンス』もその一つです。
私は2005年に8歳から始めたクラシックバレエを辞めました。
その時を迎えるまでにはいくつもの苦しさを乗り越えなければなりませんでした。
甘ちょろいものではありませんでした。
その時にむさぼるようにそこに奥深く存在する自分自身の心情を探しました。
私の心はズタズタに切り裂かれながら血を流しながら考えました。
そして出会っていきました。

私はこの本のおかげで自分の心を強く強く信じることができ、新しい世界で生きることが出来ました。
生きることはとても怖い。
常に恐怖の隣り合わせで私の身体はいつも震えている。
それでも生きていかなければならない。
震えを他者に見破られないように、必死で生きていくしかない。
私は生きていくことを常に選択する。
私は生きていくことを常に考える。


今回久しぶりに、本当に久しぶりに『海辺のカフカ』を読みました。

私は人生で砂嵐を潜り抜ける体験をしている。
それは数えるほどで、そうたくさんではない。
目の前に強い風が吹き始め、そのうちに砂がゆっくりと渦を巻く。
その時は恐怖感はまだない。
風は止まない。どんどんと砂は渦を巻いていく。
私はそこに立ち何が起こるのかをジッと待つ。
私は目の前に起こることをすべて受け入れる準備はできている。だから私は目をしっかり開けて砂嵐を見る。
怖いことは無い。
でも、涙が溢れてくる。
私の身体は大きく震えだす。
私は身体に力を込めて立つ。力を振り絞って倒れないように踏ん張る。
私は目をつぶらない。
全てを受け入れる。
それがどんなものであっても。
全ては私のために。
全ては私が生きていくために。

風はとても強くなり砂嵐は大きくなる。何も見えなくなる。何も聞こえなくなる。
私は全てを受け入れると決めたから。
とても強く決めたから。
だから私は怖くない。
その中で涙を流し立続ける。
自分でも驚くほど涙が溢れ出る。
私は怖がっている。
何かを無くすことを知っているから。
砂嵐を潜る前と後では世界が違ってることを知っているから。
砂嵐はいつか止むことを知っているから。

なぜ砂嵐が吹くのか?
なぜ私は砂嵐に遭遇するのか?
誰か教えてください。
私はできれば出会いたくない。

風は止む。
私は立っている。
涙で腫れた顔。
震えて疲れきった身体。

目の前に広がる景色があまりにも美しくて、私は目を細める。
美しい世界。
私は受け入れだろう。
その世界を。

私はその美しい世界をのみ込むだろう。


















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萌ゆるものたち

2021-04-12 | 思うこと
季節は一度も立ち止まることなく進んでいく。
私は置いてきぼりにならないように毎日必死で生きていく。
季節は私を待ってくれない。
季節は後ろからついてくる私の姿を確認することなく進んでいく。
声もかけてくれない。
「大丈夫か?」なんて言う言葉がこの世にないかようにどんどん進んでいく。
私は姿を見失わないように前を向いてジワジワと汗を流しながら道を歩いていく。

毎朝、太陽が私を起こす。
「さあ、起きろ!!朝だよ。今日が始まる。どんな今日かはわからない。準備されていない今日をお前は生きるんだよ!!さあ起きろ!!しっかり生きろ」
そして山と海が私を優しく勇気づけてくれる。
「あなたなら大丈夫よ」と言ってくれる。
そして空は心に希望を与えてくれる。
「今日もたくさんの出会いがあるよ。」と、言う。

私はベランダに立ち、空気を吸う。
鳥の声。太陽のきらめき。そこにいる雲。雨の湿気。曇りの重い空気。
それぞれの空気を吸う。そして私を感じる。
ここにいる私を感じる。

白湯を飲みながら仕事用のお弁当とハーブティーを用意する。
1時間ほどヨガで身体を動かしていく。今日の身体と会話する。
そして豆乳でチャイをつくり、コーヒーをドリップしていれる。
フライパンでトーストを焼き、ギーを塗って食べる。
それでもお腹が減ってる時は自分でブレンドしてるミューズリーを食べる。

目の前はもゆる木々が広がる。
心が広がっていくのを感じる。

身体が広がっていくのを感じる。

脳みそが広がっていくのを感じる。

大好きな曲を聴く。
床に掃除機をかける。

もゆる景色に「今日もいってらっしゃい」と、言われて仕事にでかける。
今日も明日も。
続いていく。

私は毎日必死でついていく。

今日も明日も。必死で進んでいく。


























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音楽の向こう側

2021-03-01 | 思うこと
今日から2021年も3月です。
一つ一つ、一日一日、自分のオモイと向き合いながら過ごしています。

今は昨年の夏から再開しましたマッサージのお仕事とアートのお仕事とを、毎日こなす日々です。


2月に新しいCDを2枚、購入しました。
鬼束ちひろ「HYSTERIA」

cocco 「クチナシ」
です。

どちらも私の大好きなアーティストであり、私の人生にとって必要な人です。

私は、「この曲聴きたいな!!」と思う曲は何十回と聴きます。
ヘッドホンでじっくり聴いたり、部屋の中に曲を充満して聴いたりします。

私は私が「この曲を聴きたいな!!」と、思った自分の心の奥と、曲の向こう側にあるものとが分かり合えるもの。共鳴するもの。
を、感じて聴きます。

歌には私の心の奥の言葉にならないオモイに響き、歌の奥には言葉にならないオモイが存在している。

そうして心と歌が響きあったとき、歌は私の言葉にならないオモイを気付かせてくれる。

私は自分の心を知る。
そして私はその心を大事にする。

私はそうやって2人のアーティストの曲を聴いている。
そして2人のアーティストは私に力を与えてくれる。



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「Is moving」202101 sunrise

2021-02-15 | 稽古日誌
2021年も2月に入りました。
ダンスの新しい映像が出来ました。
パート2です。
私がとても気に入ってる海で踊りました。
ぜひ、ご覧ください。
よろしくお願いいたします。


「Is moving」202101 sunrise

2021年1月に撮影しました。
私はいつも太陽を見るのが好きです。
太陽は私にいつも希望と勇気を与えてくれます。
太陽はいつも私に言います。
「あなたは大丈夫。自分を信じなさい」と。
私は頑張ることができる。
私は力を出すことができる。
そんな太陽を皆さんと共に一緒に見たいと思いました。
そんな太陽を皆さんと共に感じたいと思いました。

朝日は私たちに新しい1日を与えてくれる。
始まっている。
進め。生きることは美しい。

栃本あずさ


Dance
Take a video
Video editing
Azusa Tochimoto
202101


「Ismoving」202101 sunrise
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