天川村 その１

塩屋から天川村へ。
2泊3日？かな・・・

仕事が終わってから家に帰り、出発の準備にかかる。
興奮していてなかなか行動がまとまらない。
何からしていいのか？
前もって準備していた服やその他泊まる準備を確認。
用意していた服や下着が多くて、もう一度整理しながらまとめていく。
今回はシンギングボールのセッションとレッスンが目的。あと、最終日は山に登る計画。

初めて天川村へ行った4月の時も大阪を抜けるのを渋滞と都会の運転が怖いから夜中に出発を決め、今回も夜中に出発することにしました。

少し多めだが服と下着を整え、車で仮眠する用の布団も車に詰め、名水ゴロゴロ水の入れるためのペットボトル以前より用意していた空のを8本ほど入れ、何んとか車に荷物を積み終える。
その頃には疲れと眠たさと、何してるんだろ？私？との意識が乱れ、本当に今から天川村に向かうのか？と、自問自答。

「疲れた～～～。」

シャワーに入り、着替えをして、車に乗る。

エンジンをかけ、暗闇でカーナビを捜査して、ようやく気持ちが落ち着いてきた。
「さあ、行くぞ！！」
という気持ちになる。

１２：００少し過ぎたところ。
車のキロメーターを０にする。

天川村までは大阪を天王寺を抜け、八尾を通り奈良吉野に向かう。
2回目なので道は知っていて前回よりはあまり怖くない。気持ち前回よりはリラックスして運転できた。

夜中の道は空いている。大阪の街中もスピード出してどんどん進む。
あべのハルカスが都会とのさよならの目印。
ここを超えたら、奈良に近くなる。



前回と同じで奈良の山奥に入る手前のコンビニでトイレ休憩とおにぎりを買う。朝用のパンもここで買う。駐車場で疲れた身体におにぎりを食べる。お腹が空いたからではなく、神経の高ぶりを減らすために食べているようなものです。

このコンビニを過ぎると、山を走るので辺りは真っ暗になる。
道も山道になり、街灯が無くなっていく。どこを走っているのかわからなくなる。
何個かのトンネルもある。
そのトンネルが暗くて怖い。
最後にとても長いトンネルがあり、そのトンネルを抜けると村の入り口。

鹿が時々でる。
時々対向車が通る。

暗闇は奥深い。

３：４０
天川村、龍泉寺に着く。
この駐車場で仮眠する。
疲れた。真っ暗。お休み。

朝、身体がだるくて頭が痛い。
公衆トイレで歯磨きと顔洗う。これで幾分は気分も楽になる。
８：００龍泉寺お詣り。
前回に滝行した場所でお礼と挨拶。





９：００　雨が降る。
「空」の駐車場に着く。
15分ごろに立花さんが迎えに来てくれる。
早くついてらっしゃるんじゃないかと、様子を見に来てくれたとのこと。
優しい方。ありがとうございます。

今回は2回目で立花さんと会いました。
お会いすると何だかとても嬉しいし、リラックスする。

お部屋に案内されセッションの用意してあるシンギングボールがずらりと並んでいる。
それを見るだけで、心がザワツキ涙がこぼれそうになる。
立花さんがその様子を見て笑顔で優しく誘導してくれました。
お話をして私の心が落ち着くのを待って、セッションが始まりました。



７つのチャクラにそってシンキングボールを奏でていきます。
立花さんのエネルギーが私の身体の奥へ奥へと入っていきます。

涙が後からあとから流れ出る。
優しい気持ちになる。

立花さんの作った野菜のランチをいただく。
とても美味しい。
感謝しかない。すべてが優しい。





ランチをいただきながら外の風景を見る。雨が優しく降っている。トンビがのどかに回旋している。山の木々が濃いい緑で時々風の強さで大きく揺らぐ。音のない映像のように静かに静かに目の前の風景は移り行く。
同じ風景は無い。いつも常に動いている。誰も何も静止しない。
だから眺めることが出来る。心の移りと重なり合うようにその風景は揺らいでいる。

それでも時が経ち去ろうと思う時間がやってくる。
そして立花さんにお礼を言って「空」を後にする。

雨が上がっていた。
雨上がりの草と土の匂い。生温い空気。
山からエネルギーたっぷりな空気が充満している。
空気が綺麗。身体が喜んでいる。木々の緑が濃いい。











立花さんに教えてもらった蝙蝠の洞窟に辿り着く。
何んとも神秘的な場所。岩が今にも動きそうに感じる。誰かが穴から出てきそうにも感じる。ものすごいエネルギーと躍動。