azusa flutter

ayami yasuyhoのダンサー・栃本あずさが時々思ったオモイ。

思うこと。

2010-07-21 | 思うこと
ふくらはぎの怪我も、針治療に通ってなんとか無事に治り、一安心。
怪我中、自分の行動の反省をひたすらしました。



2年程前に夢の中でで大野一雄さんが私におっしゃってくれた言葉を思い出しました。

『バレエの体をそぎ落としなさい。左側をもっと意識。自分に甘えるとバレエの体が出てきます。』(その夢を見たときあまりにもリアルだったので飛び起きてすぐにメモりました)

バレエの体というのは、バレエの動きではなくて、たぶんバレエ時代の私の精神と肉体のことをおっっしゃたんだと思います。



そうなんです。自分の肉体や精神力を無視して、人から見られて「すごい」と、思われたい欲望が私の肉体を上回り、先行してしまい、肉体が無理をしていたんだと思いました。
自分が一番大事なのに、自分を無視して、脳みそで想い描く理想の自分になりきってしまってしまう。

自分は此処にいるのに、私はあっちにいる。状態。

怪我をすることで自分の体が自分にガツンとお仕置きを与え、そうしなければ気づかない自分が少し情けないな・・・。と感じました。



なので、バレエのストレッチクラスを受講することに決め、クラスも上級から初・中級クラスに変えてじっくりと落ち着いてレッスンするように心がけました。

この、ストレッチクラス、インナーマッスルを鍛えるクラスでもあり、かなり筋肉を使います。
ストレッチで筋肉を使いながら、筋肉を正しい位置に伸ばしていく、骨を正しい位置に戻していく。

日常の自分の生活の癖で体の筋肉はかなり変形して行き、腰を痛めたり、肩がこったりするんだと感じながら、そして筋肉ともっとうまく付き合って行きたいな!と、感じながらクラスを受けています。

今で2回受講しましたが、毎朝起き掛けに腰が痛かったのが、少し痛くない日もあり、自分でも毎日寝る前にストレッチをしていこうと、続けています。

体の調子も良くなり、自然と精神力も安定してきて、梅雨が明けたのも影響して、とても元気になりました。

8月は初の絵画展にayamiの公演にと、忙しい日々が迫っており、それに向けて稽古も充実していっており、あせらずに確実に積み上げてゆきたいと感じています。



・・・・8月はもう一つ、6年ぶりにバレエの舞台に立ちます。
バレエ時代とはまた違った踊りを踊るような感触が自分の中にあり、それを出した舞台になればうれしいな!と、思ってレッスンに励んでいます。


一つ一つ丁寧に、自分で味わって踊りたい。


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