いや、気象庁の発表だととっくに梅雨明けしている我が家地方なんですが、私の勘では本日が本物の梅雨明けだと思います。
あれです、数日前から続く雷雨の後に襲った今日の豪雨!!!
で、その後の抜ける様な青空に真っ白な入道雲は、これが夏空ですって見本でありまして、これを梅雨明けと言わずしてなんと申しますか、なんちゃって。
そんなわけで、本日は昼飯前に家に戻り雷雨の後の晴れ間を見て昨日雨でやれなかった植木屋仕事に行った次第であります。
昨夜の宿からの眺め
夕食の前菜
昨夜は温泉に泊まったんですが、点数をつけると100点でありました。
あれです、予約した部屋よりも少し良いお部屋に通されまして、へぇーーーと驚きつつも嬉しかったんですが、その理由はジジイはイビキが煩いのを宿の人が覚えていて隔離するためだったのかというのは冗談です。
なんと申しましょうか、貧乏性の自分が泊まる温泉宿というと晩飯は食べ放題ってのが普通だったんですが、そろそろ年齢的に量より質が好ましいと感じる様になり数年前から一品で供される宿が好みになったわけであります。
いや、温泉の泉質に拘りは無くなんでも良いんですが、源泉掛け流しが望ましく、できれば自家源泉で浴槽内湧出なんてのなら最高と思うわけですが、それって十分に贅沢ですかね?
で、昨夜の宿は衰退著しい東山温泉の中でも積極果敢に攻めている感じのお宿なのに割とリーズナブルで貧乏人のジジイでも手が出せるのであります。
館内は小さな美術館ってな雰囲気でして、竹久夢二の絵が結構な数で飾られていたりする老舗でありますが、価格はお安いんであります。
で、普段日本酒はあまり飲まない自分なんですが食前酒ってことで会津の地酒が供されたので飲んじまいましたが、旨いもんでありました。
料理について少しいうと、会津って山奥の土地柄ゆえの食材に拘り、どこでも食える刺身の類いなんぞは無く、地元の野菜を工夫しつつ、魚は鮭の味噌漬けと洒落ているのであります。
いや、会津坂下の名物と言えば馬刺しなんですが、これに添えられたニンニクの辛味噌が絶品でして連れの分も手を伸ばして食っちまった次第であります。
その後ビールとワインもやったもんですから食事が終わる頃にはあーコリャコリャでして、酔い覚ましに露天風呂に行って湯船の脇の縁台にひっくり返りうとうとし、気がつけば臍の周りがあー痒いってことで蚊に食われていたのでありました。
あれです、予定では美術館や博物館に行くはずだったんですが本日の午後に仕事を持ち越してしまったために訪問先を端折り福島県立博物館にだけ立ち寄った次第でありました。
いや、あそこは典型的な博物館でして旧石器から昭和の中頃迄を展示しているがために広く浅くは否めず、はっきり言って自分には薄味でありましたが、まっ、いいでしょう。
で、私ゃ今度の温泉行きで新たな自分を発見をしたんですが、それは道の駅の直売所が大好き、って事であります。
なんと申しましょうか、道の駅の産直売り場で真っ当な流通経路には乗れなかった、いわゆる規格外ってのを探すが楽しいのであります。
あとあれ、自分が作っている野菜の相場もここでわかるってもんでして勉強になるのであります・・・が、自分の畑が豊作の野菜は道の駅では二束三文でして心のどこかで見なければ良かったと思うのは内緒です。
と、まぁ、全面的な休みにはできませんでしたがとても楽しい温泉旅行でありました。
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