おっさんは自分の商売に明るい未来は無いと思っている・・・写真屋に明日は無い、と。
で、ンじゃぁまるっきり消えてなくなるのかと言うとそうではなく、そうですねぇ・・・畳屋みたいな感じで需要に応じる程度の規模では残る、と言う事なんじゃないのかな。
いや、撮影とかの仕事も変わると思うな・・・結婚式やイベントの写真の撮影も少なくなるだろうし、昔は一寸したスーパーや専門店でも需要のあったチラシ用のブツ撮りは今でも激減している・・・と、言う事で、写真という文化が先細って行くと言うな。
おっさんは場末の街の写真屋のオヤジなんで、華やかなCMの世界とか雑誌の写真なんてのとは縁がないんで中央の事は分からないんだけれども、紙媒体の雑誌は激減しているし、写真集とかも紙の本で印刷されて出るよりもデジタル媒体で出るし、買うのも店じゃなくてネットでダウンロードが主なんじゃないかい?
大御所と言われるセンセーの写真集なんて売れてるんですかねぇ?
変な若いシロートのネェチャンが安いデジカメや変に写るロシアのトイカメラで撮ったヘタウマが出版されて話題になるのはたまに見ますけれども。
これはおっさんが初めて買い求めたデジタルカメラで、平成になってすぐの頃で、3万円くらいだったと思いますが定かではないです。
画像を見る液晶も無く、記録用のメモリー内蔵で画素数は20万画素・・・20万画素で撮ったらメモリーに記録されるまで10秒以上も掛かるんで連射なんてとんでもない。
で、おっさんはコレでナニをやろうとしたのか? ナイキのマイケルジョーダンのバスケットシューズを並行輸入でインターネットで売ろうとしたんであります。
まだ楽天は無かった時代でした・・・あったかなぁ?無かったと思うな・・・おっさん、まだ1.44のモデム使ってた頃だから。
で、そのアイディアはドーなったのか?ネットでのカード決済とか代引きシステムとかまだ無くて・・・ネットのカード決済は確実に無かったと言い切れるけれども代引きはあったのかもなぁ? でもユーパックなんて無かったからねぇ。
で、商売は頓挫しちまったんだけれども、その理由は代金をどうやって受け取るか?が引っかかって売り上げが伸びなかったから、でありました。
いや、前金じゃ信用してもらえなかったし、こっちとしては商品先送りで代金取りはぐったなんて事でつまづいた訳です。
破壊的技術の犠牲となった米コダック
で、上記の記事なんだけれども、確かにコダックは銀塩写真に拘りすぎたきらいはあった。
でも、デジカメの研究や商品化は意欲的で早かったし、破壊技術の犠牲と言うんなら日本のカメラメーカーの方がもっとやられても良いんじゃなかろうか?
で、同じ土俵に居たフジは未だに利益を出していると言うのだけれども、それは写真以外の利益な訳で、フィルムや乳剤や光感材では利益なんか上がっていないと思う。
ンじゃぁコダック衰退の理由は何打というと・・・写真が紙じゃなくなっちまったから・・・コレにつきるんじゃないかい?
と、言う事は、コダックが写真屋じゃない道を模索していたら会社は生き延びるかも知れないけれども、写真のコダックはどっち道終わっちまう訳で、まあ、それはビジネスの話としては賢く無いんだろうけれども、写真屋に拘った、感材メーカーとして世界を引っ張って来たコダックの美学としては、銀塩写真の終焉とともに消えて行くのが筋なんじゃないのか?
10年前、まだ写真屋でもデジタルの伸びに半信半疑だった。
何せ写真がマトモじゃなかったんで、こんな写真なら銀塩が負ける事は無い、と、おっさんも思っていた・・・いや、いずれ交代する日がくるんだろうけれども、それは随分先の事だろうと思っていた・・・しかし、デジタルの技術の革新は凄まじく、今や場末の写真屋ではフィルム現像の仕事が無くなっちまった。
おっさんの店で言うと、10年前は一日100本前後の現像をしていたのが、今は多くて20本・・・少ない日では10本を下回る。
時代なんだから・・・ナンでもそうだよ、時代で変わって行く物は情に惜しんでは見ても、現実には用済みなんで出番は無い。
時代なんだから、と言うのでは衣食住、凡てがそうなんで、これは止めようが無いし止める必要も無いんだろうと思う。
例えば、日本の古くからの伝統の味、なんて言う和食だっておっさんの勘では味は濃くなってやしないか?と思う訳だ。
ナンでかと言うと、今は世界中の味が日本で喰える訳で、濃い味の料理に日本人も慣れちまっている。
と、なれば、現代の日本人を相手にして美味いと言わせる食い物が昔と同じ味なはずが無い、と思うのが当たり前なんじゃないか?
いや、プロの料理人はなんと言うか分からないが、自分の商売から世の中を見たら、写真の色の好みさえ変わって来たんだから、と思う訳だ。
写真の色なんて不変だと思ったら大間違いで、今はお客さんがモニターで見た画像を基準に紙焼きの写真も評価するんで、フィルム時代の写真よりも随分と色が派手というか鮮やかに出るようになっている・・・デジタルなんでコントラストを上げているんだけれども、まっ、自然に出したんでは客は納得しない時代だ。
モニターというのは透過光で見ているんでナンでカンで明るい訳です。
紙焼きの写真は反射光なんで「輝度」は無い訳で、同じにはならないんですが、時々お客は納得しないんですね。
インクジェットも凄いですからねぇ。
写真屋に何度も足を運んで試し焼きしてやっと決まったなんての、自分のパソコンでノンビリやって好きな色に出来ちまう訳ですから、特に近くにプロラボトか貸しラボが無い田舎者にはコレしか手は無い訳で、写真屋は勝てません。
外式のコダック・・・内式のアグファ・・・最後に生き残ったのは富士フィルムだけ、か。
で、ンじゃぁまるっきり消えてなくなるのかと言うとそうではなく、そうですねぇ・・・畳屋みたいな感じで需要に応じる程度の規模では残る、と言う事なんじゃないのかな。
いや、撮影とかの仕事も変わると思うな・・・結婚式やイベントの写真の撮影も少なくなるだろうし、昔は一寸したスーパーや専門店でも需要のあったチラシ用のブツ撮りは今でも激減している・・・と、言う事で、写真という文化が先細って行くと言うな。
おっさんは場末の街の写真屋のオヤジなんで、華やかなCMの世界とか雑誌の写真なんてのとは縁がないんで中央の事は分からないんだけれども、紙媒体の雑誌は激減しているし、写真集とかも紙の本で印刷されて出るよりもデジタル媒体で出るし、買うのも店じゃなくてネットでダウンロードが主なんじゃないかい?
大御所と言われるセンセーの写真集なんて売れてるんですかねぇ?
変な若いシロートのネェチャンが安いデジカメや変に写るロシアのトイカメラで撮ったヘタウマが出版されて話題になるのはたまに見ますけれども。
これはおっさんが初めて買い求めたデジタルカメラで、平成になってすぐの頃で、3万円くらいだったと思いますが定かではないです。
画像を見る液晶も無く、記録用のメモリー内蔵で画素数は20万画素・・・20万画素で撮ったらメモリーに記録されるまで10秒以上も掛かるんで連射なんてとんでもない。
で、おっさんはコレでナニをやろうとしたのか? ナイキのマイケルジョーダンのバスケットシューズを並行輸入でインターネットで売ろうとしたんであります。
まだ楽天は無かった時代でした・・・あったかなぁ?無かったと思うな・・・おっさん、まだ1.44のモデム使ってた頃だから。
で、そのアイディアはドーなったのか?ネットでのカード決済とか代引きシステムとかまだ無くて・・・ネットのカード決済は確実に無かったと言い切れるけれども代引きはあったのかもなぁ? でもユーパックなんて無かったからねぇ。
で、商売は頓挫しちまったんだけれども、その理由は代金をどうやって受け取るか?が引っかかって売り上げが伸びなかったから、でありました。
いや、前金じゃ信用してもらえなかったし、こっちとしては商品先送りで代金取りはぐったなんて事でつまづいた訳です。
破壊的技術の犠牲となった米コダック
で、上記の記事なんだけれども、確かにコダックは銀塩写真に拘りすぎたきらいはあった。
でも、デジカメの研究や商品化は意欲的で早かったし、破壊技術の犠牲と言うんなら日本のカメラメーカーの方がもっとやられても良いんじゃなかろうか?
で、同じ土俵に居たフジは未だに利益を出していると言うのだけれども、それは写真以外の利益な訳で、フィルムや乳剤や光感材では利益なんか上がっていないと思う。
ンじゃぁコダック衰退の理由は何打というと・・・写真が紙じゃなくなっちまったから・・・コレにつきるんじゃないかい?
と、言う事は、コダックが写真屋じゃない道を模索していたら会社は生き延びるかも知れないけれども、写真のコダックはどっち道終わっちまう訳で、まあ、それはビジネスの話としては賢く無いんだろうけれども、写真屋に拘った、感材メーカーとして世界を引っ張って来たコダックの美学としては、銀塩写真の終焉とともに消えて行くのが筋なんじゃないのか?
10年前、まだ写真屋でもデジタルの伸びに半信半疑だった。
何せ写真がマトモじゃなかったんで、こんな写真なら銀塩が負ける事は無い、と、おっさんも思っていた・・・いや、いずれ交代する日がくるんだろうけれども、それは随分先の事だろうと思っていた・・・しかし、デジタルの技術の革新は凄まじく、今や場末の写真屋ではフィルム現像の仕事が無くなっちまった。
おっさんの店で言うと、10年前は一日100本前後の現像をしていたのが、今は多くて20本・・・少ない日では10本を下回る。
時代なんだから・・・ナンでもそうだよ、時代で変わって行く物は情に惜しんでは見ても、現実には用済みなんで出番は無い。
時代なんだから、と言うのでは衣食住、凡てがそうなんで、これは止めようが無いし止める必要も無いんだろうと思う。
例えば、日本の古くからの伝統の味、なんて言う和食だっておっさんの勘では味は濃くなってやしないか?と思う訳だ。
ナンでかと言うと、今は世界中の味が日本で喰える訳で、濃い味の料理に日本人も慣れちまっている。
と、なれば、現代の日本人を相手にして美味いと言わせる食い物が昔と同じ味なはずが無い、と思うのが当たり前なんじゃないか?
いや、プロの料理人はなんと言うか分からないが、自分の商売から世の中を見たら、写真の色の好みさえ変わって来たんだから、と思う訳だ。
写真の色なんて不変だと思ったら大間違いで、今はお客さんがモニターで見た画像を基準に紙焼きの写真も評価するんで、フィルム時代の写真よりも随分と色が派手というか鮮やかに出るようになっている・・・デジタルなんでコントラストを上げているんだけれども、まっ、自然に出したんでは客は納得しない時代だ。
モニターというのは透過光で見ているんでナンでカンで明るい訳です。
紙焼きの写真は反射光なんで「輝度」は無い訳で、同じにはならないんですが、時々お客は納得しないんですね。
インクジェットも凄いですからねぇ。
写真屋に何度も足を運んで試し焼きしてやっと決まったなんての、自分のパソコンでノンビリやって好きな色に出来ちまう訳ですから、特に近くにプロラボトか貸しラボが無い田舎者にはコレしか手は無い訳で、写真屋は勝てません。
外式のコダック・・・内式のアグファ・・・最後に生き残ったのは富士フィルムだけ、か。
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