じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

スキー場の話し

2015-02-21 15:46:53 | 日記的雑談
スキー場の話って、書こうと思っても取り立ててナニという事も無く、笑い話も、驚き話も、損得の話も、結局ナニも無いんですよね。

スキー場と言えば・・・有るのは雪です。
まっ、冬のスキー場に雪が無かったらナンボか騒ぎに成るかも知れませんが、雪が普通に有ったら話題にはなりませんね。

そんな訳で雪はたっぷり有りまして、ナンと言う事も無かった訳です。
でも、雪についてドーしても語れと言われれば・・・そーですねぇ~スキー場は標高で雪質が変わりますんで下の方は重い湿り雪でも高い所まで行けばだんだんと乾雪に成って行き、最上部で自分が寒いと感じるようだと雪もパウダー系に変わったりするという・・・そんな話しか有りませんが。


遠くに猪苗代湖が見える(絵になるスキーヤーは私です)


遠くに猪苗代湖が見えます(モデルが居ないと絵が寂しい)


ゴンドラから撮った風景(傷だらけのアクリル越しの写真)


左側の建物の端っこに宿泊(ゲレンデまで10歩)


スキー場の風景(やはりモデルが効いている感じか?)


パトロール用のモービル?(飛ばして来るんで怖い?)


温玉タコライスと生ビール(セットで1550円、腹一杯にはならず)

宿泊は「磐梯山温泉ホテル」でありました。
ホントはスキーパックを選択すればリフト券が二日間付いてもっとお安い訳でしたが、三名で宿泊したうちの一人が夜の酒飲みにだけ来る人のため普通の宿泊になっちまいました。
しかし、ここは50歳からリフト券がシルバー価格でして私は立派に該当者なのでナンボかお安く買う事が出来た訳ですが・・・。
でも、宿泊者割引が有って、シルバーで無い人との差額は100円なんですが。

さて、スキーの話は後にして宿泊に触れたいと思う訳ですが・・・ナンと申しましょうか? 私としては似たような施設でも安比の方が好みであります。
ナンと申しましょうか、随所に「合理的」な運営を心がけているのが見えちまうと言いますか・・・それなのに雰囲気的にはシステムが分からずに戸惑っちまう理不尽さを感じると申しますか・・・まっ、慣れない田舎者なんで私だけの感想ですけど。

安比との一番の違いは・・・食事の仕方であります。
やっぱしバイキングの形式で好きな物を食うというのは、いざやってみると、自分の選択なんで責任は自分にある訳なんですが「食い物に脈略が無い」と言いますか、ストーリー性が無く、気がつけば好きな物と言いますか、食い慣れた物と言いますか、そんな感じで酒のつまみばかりを取って来ている訳であります。
いや、安比夕食は形的にはコース料理でありまして、ナンだカンだ言って落ち着く訳です。
アレです・・・若い頃と違って好きな物を沢山ガバガバ食べるよりも、地元の物でやってみました、的な、どこかに「ほほぉ~」と言わせるような工夫の有る食事を、座ったまま供される方が好ましいと思う年頃になったようであります・・・ジジ臭くなったんですなぁ~。

あとアレ・・・この度の夕食は隣とのテーブルが近過ぎて、なんだか定食屋で飯食ってる感覚に近くて落ち着かなかったと言ったら贅沢でありましょうか?

で、並んでいる食い物は、何処にでもある食い放題形式と何も変わる事は無く、ホントの会津らしさは薄いと言わざるを得なかったと思うのは貧乏人の僻目でありましょうか?

で、宿に関しては、温泉ホテルと名乗ってはいますが、まっ、こんなもんか、程度の風呂でありまして、おお、磐梯山の名湯であるか? などと唸りたくなる要素は見られませんでした・・・最大のマイナスポイントは露天風呂が無い事でありまして、今時、温泉ホテルを名乗るのに大浴場が一つですというのは寂しいと思う訳です。

余談ですが・・・ホテルの部屋に「バスタオルは部屋の物をお持ちください」の案内は無かったと思う訳ですが、大浴場に湯上がりのバスタオルは無く、これも何処か抜けてる感じを抱かせるナニで有りました。

と、まぁ、好き勝手に批評してますけれども・・・はっきり言って、まぁたまに都会から滑りに来る人たちには良いかもしれないと言う、田舎者には淡白なサービスが少し物足りない、そんな感じの宿で有りました。

最後にトドメを刺しますと・・・温泉旅館には付き物と固く信じて疑わない「カラオケバー」も「夜食のラーメンやお握り」も無い、とても健全で都会的なホテルでありまして、田舎者が気合いを入れて、今夜も呑むぞー・・・と、言うスタイルは拒否されているようでありました。

いや、缶ビールと缶酎ハイとワンカップはとてもお高いですが自販機で買えますし、カウンターバー的な酒を出すコーナーは10時頃までやってましたが、質素なシステムの割にはお値段が高級でして一杯だけ呑んで引き上げました。

さて、スキー場ですが・・・中々良いスキー場であると思います。
まず、コースがダダッ広いです。
で、標高差があるんで雪質も様々で、滑り応えはたっぷりでありました。

一番良かったのは・・・ゴンドラに乗る時に係の人がスキー板をホルダーに入れてくれる事であります。
いや、今時のメタル入りのスキー板は結構重くて握力の弱っている年寄りにはとても親切だと思う訳です。

しかし・・・リフトの乗降の乗の方はダメであります。
そこそこ速い速度で運転しているリフトの座席を係の人が手で持ってドカンとスキーヤーに当たらないようにする配慮などは無く、微妙な高さで当たるリフトの座面にふくらはぎの肉が挟まり涙したのであります・・・その後は自分で手で押さえて乗りましたが。
アレか? いつも行っているスキー場の係の人たちが親切すぎるのか?

このスキー場の最大の売りは、コースが何本もある・・・なので飽きずに滑れる? と、思ったら大間違い。
何処を滑っても似てると言いますか、3キロのロングコースでも、1500メートルの普通コースでも、、基本的に中程度の斜面を緩斜面が繋ぎ一部に30度強のやや急斜面が有るというレイアウトな訳です・・・なので、おっヤベっ、と言う構える斜面は無しであります。

まっ、初級用と明記されているのは当然緩斜面が基本で、一部に少し中斜面、と言う感じでありますが・・・。

で、最大の困惑は・・・迷子事件であります。
スキー場の一番高い所を目指して移動して行った訳です。
いわゆる連絡路的コースを繋いで、第9ペアリフトと第10ペアリフトのあるゲレンデに行きたくて看板に従ってなんとか行った訳です。

が、行きは良いよい帰りは怖い、でありまして・・・まっ、怖いコースを降りなくても迂回コースも有るんですが、見つからずに、深雪の急斜面を降りちまったのはご愛嬌でして、そこに至るまで、何度もアッチか? いやコチッダベ?と、やっても同じ所に降りて来ちまって脱出できないというジレンマに陥った訳であります。

まっ、コースレイアウトの地図が有るんですけど、そう言う物に興味を示さない我々はそんな物を持つ事もせず看板だけを頼りに勘で滑っているのが美点でありまして、だから迷うんですが。

結局は地元のベテランらしいスキーヤーに道案内をお願いして脱出したんですけれども、それが意図的に狙った物か・・・親切に甘えて付いて行ったら、新雪の深雪の急斜面を案内されたという・・・私もここは降りられませんとも言いたくないので、必死に格好を付け、いつものプルークで降りて事無きを得ましたが・・・アレ、絶対に善意だけではないと思いますぜ・・・降りられたから良い物の、ここはダメです、勘弁です、と言う人の方が圧倒的多数だと思いますから。

さて、相当長ったらしく無駄に書き連ねた訳ですが・・・締めに、昼飯の事を簡単に書きたいと思う訳です。

初日に食べた「カツカレー」と生ビールのセットは1900円でありました。
いや、生ビールがフルーティーと言いますか、とても美味い物でして、地ビールなんですかね?気に入りました。
が、カツの衣が目の粗い紙ヤスリのようでして、食うのに少し勇気が要ります。
いや、カレーも美味くて悪くないんですが、紙ヤスリ的なカツと、お値段の方がもう少し柔らかいととても良いのにと思った訳であります。

で、二日目は・・・軽く行こうよと言う意見が出たので、ウィスラーカフェ、と言うハンバーガーが売りの店に入った訳であります。
そこで米を食いたかった私は、唯一の米食品の「温玉タコライス」と言う無国籍なのか、多国籍なのか分からない物を食った訳です。
まっ、辛けりゃ「タコス風味」なのかと言いたくなる気持ちは起きない程度に美味いもんでしたが・・・ここでも、これのセットで1550円ですかぁ~と言う残念感は拭いきれずに、貧乏人には辛いスキー場であるな、と、残り少ない財布の中身を案じつつ、スキー場を後にして会津若松の町へと向かった訳であります。

ああ、チェックアウトしても最後のひと風呂は可能でして、利用させて頂いたのは言うまでもない訳であります。

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