暑さに負けそう

いや、西の方の人達に言わせたら31度は涼しかろう、と、言われそうですけれども、昨日は25度、で、一昨日は23度なんて気温で過ごして来た東北の民にとっての31度は殆ど拷問的気温であります。
しかも、我が造園科は屋外での実習がメインでありまして、本日も炎天下の中、朝っぱらから午後3時50分までしっかりと屋外で剪定の実習をした訳であります。


手がける前のカイヅカイブキ


本日　ほぼ終了したと思う　カイヅカイブキ

そんな訳で本日は先週終わらなかったカイヅカイブキの剪定でありました。
この実習の課題は、世間では刈り込みが常識のカイヅカイブキに対して、特上の手摘み、若しくはハサミで芽を摘む透かし剪定を施す事な訳であります。

いやぁ～・・・これ以上樹木を大きくしない為の剪定と、今時の夏向きの涼しさの後に秋にはまたそれなりに葉を蓄える姿になる剪定と言う事でして、先生曰く「極上の剪定」なんだそうであります。
カイヅカイブキと言えば昭和の安い建て売りの植栽として定番であって、大概は垣根になって四角く刈り込まれている訳ですが、しっかりと透いて玉造的に仕立てると味のある木なのであります・・・と、初めて知ったんですけれども。

しかし、手間がかかる訳です。
ツンツンと伸び出した元気の良い新芽を全部挟むか摘むかして落とす訳であります。
普通の剪定では刈り込み鋏でバサバサと挟んでナントナク丸っぽく仕上げてお終いなのであります。
と、言うよりもカイヅカイブキでこんな仕立ての木って我が家地方では見掛けない代物なんでありますが。

で、私が担当した木は素性が良くあんまし暴れていなかったし後に大木を背負って居て授精が弱い上に、前年の剪定がとても良かったらしく樹形が整っていた訳であります。
なので他の生徒は来週もこの続きなんですけれども、私はサッサと終わって次の木に取りかかる所存であります。

いや、暑くて・・・炎天下で終日ハシゴに登っての剪定はキツかったであります。
で、家から持参したアイスコーヒー500CCと麦茶1リットルは全部飲んじまいまして、教室の冷蔵庫の麦茶まで飲んだ訳であります・・・これは熱中症対策として生徒がお金を出し合って常備しているモノなのであります、が、コレも程なくして底をつきましたが。

で、本日は月曜日・・・筋トレの日なのであります。
従ってジムに立ち寄って筋トレなどして来たんですけれども、思ったよりも力は残ってまして・・・と、言うよりも冷房の効いたジムの中ですので筋トレしていても涼しいなぁ～でありまして回復しちまった模様であります。

ベンチプレス・ショルダープレス・チェストプレス・インクライン、アームカールなど、胸と背中と腕と肩周りと、スクワットと腹筋とバックエクステンションなどの所謂コアのトレーニングですか？　
これらをサラッと一通りで1時間程で仕上げまして風呂に入ってサッパリして帰宅・・・そしてビールでありました。

しかし、呑んじまってから思い出しましたが・・・本日の炎天下の日差しに耐えた野菜さんたちに水を撒いてやらなかった訳であります。
明日の朝早起きして撒くつもりですけれども・・・ご免なさい野菜さんたち!!!　
オッサンも疲れていたのよねぇ・・・と、言う事で、まだ八時過ぎですけれども、サッサと布団に潜り込んで本など眺めつつ睡魔に襲われる所存であります。

それでは皆様・・・暑いですから体を労り、早寝しましょう　おやすみなさい、と。