じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

ツーリング だぁ~!

2017-05-03 20:19:57 | 日記的雑談
ホント・・・ナニをするにも良い天気でありましたね。
ナニをするにも良い天気と言うのは、現実的にはドーなんでしょうか? 例えば夜逃げとかは闇夜で暗い方が良いと思うんですけれども・・・まっ、一般的に言って、行楽とか、田植えとか、土方仕事とか・・・何をやっても良い日であったと思います。

と、言う事で、私は盛りさんのエンフィールドとつるんでツーリングに行って来た次第であります。

まっ、ツーリングとは申しましても近場をぐるっと回ってナニして来ただけとも言えますが、昨年の初冬にカブッチを封印してから約半年・・・久しぶりに乗った訳でして、やっぱしバイクは良いなぁ~ナンて事を噛み締めた日でもありました。

さて、造園科の同級生であり、今の造園屋の同僚でもある盛さんと話しの序での勢いでツーリングの約束などした訳ですが、私のカブッチは天下無敵で走れる訳ですけれども、盛さんのエンフィールドは相当難問を抱えたバイクでありまして、蔵王の山越えに耐えられるのか?と言う懸念が有った訳です。

まず、エンフィールドについて少し語りますと、インド製のバイクでありまして、元々の設計と製造はイギリスでして、原型はトライアンフであります。
で、盛さんのエンフィールドはそれの年代物と言う・・・唯でさえあんまし丈夫では無いバイクなんですけれども、それ庭を掛けて年代物であると言うハンディーまで背負っている代物な訳です。
排気量は350CCの単気筒と、我が愛車の3倍以上ですけれども、実馬力は良い勝負かも知れません・・・まっ、350有ればトルクは当然太いんですけれども、巡航速度的には70~80キロが良い所でしてC110カブとドッコイ勝負でありました。

で、10時にもしもしピットで待ち合わせをし、錦ヶ丘から秋保に抜け釜房ダム左岸を川崎町へ入り旧道の笹谷峠を越える予定で行った訳です。
が、しかし、川崎町から国道286号に出た途端・・・笹谷峠雪崩危険のため通行止め、ナンて看板が目に入った訳であります。



釜房湖畔のワインディングロードを軽快に走る盛さん


スキーシーズンに通い慣れた川崎町の県道


賽の河原でトイレタイム


雪の壁が続くエコーラインを上って行く


と、言う事で・・・ローソンでコーヒータイムを取りつつ、ドーする?と、言うと、エコーラインを超えて行くスペ、と言う事で、遠刈田経由でエコーラインへ入った訳であります。

で、カブッチもエンフィールドも軽快なエンジン音を響かせ登って行った訳であります。
私の懸念はエンフィールドのオーバーヒート、でありました。
それと、年季の入ったキャブ車なんで高度が上がったら燃調がアレして吹けなくなるかもしれない、ナンて事を懸念していた訳であります。

で、後数キロでエコーラインは登り切る、と言う所で渋滞にはまっちまった訳です。
いや、そこに来るまでもカーブで自転車と重なると車が抜けられず軽く渋滞になっていてその度に半クラッチを多用していた訳であります。

んっ? ナニか焼けてる系の匂いがするんだがなぁ? 行の車のブレーキ? 違うな、ブレーキライニングよりはクラッチ板じゃないか? でも、カブッチは違うし・・・と、首を傾げつつ登っていると盛さんがエンストしちまった訳です。
ドーしたの盛さん? と、尋ねると、クラッチがダメ、切れ無い、と言う事な訳であります。

と、言う事で、これ以上登るのは止めようと言う事でUターンしたんですけれども・・・盛さん曰くクラッチワイヤーが伸びたと言うんですけれども引き代的にそれは無い感じでして、焼けたんだろうなぁ・・・と、思いましたが黙ってました。

で、行は順調でしてアッと言う間に遠刈田温泉まで下った訳です。
そこで先行していた盛さんが混んでいそうなそば屋の駐車場に入ったんですけれども、この手の休日以外は客が来ない系の店は止めましょ、と、自分が言って、未だ行った事は無いけれどもスキー仲間から評判のラーメン屋に行かないスか? と、変更した次第であります。

いや、ハッキリ言います「蔵王のらーめん屋」は美味いです。
とくに店が自慢だと謳うチャーシューは私の中では直球のストライクでありました。
焼豚でありまして、今時の怪しい煮豚ではありませんで、本物の焼豚でありました。
コレがアレです・・・しっかりと醤油が沁みた古典的なソレでありまして懐かしささえ感じるモノでありました・・・アレで周囲が紅かったら私しゃ涙しながら喰ったかも知れませぬ・・・まっ、嘘ですけど。
あっ・・・チャーシュー大盛りらーめん1000円を食したんでありますが、件の焼豚が22枚程入ってまして食べたぁ~と言う気にさせる物でありました。

さて、飯を食ったし・・・後は戻り道なんですけれども、盛さんのお望みで出来る限り遠回りをして帰る、を旨とし、無駄に曲がって時間を掛けて戻った訳です。

で、帰り道に我家があると言う事で、私の自慢の掘り掛けの井戸と、未だ芽の出て居ないトウモロコシでも見て行きなさい、と言う事で立ち寄ってもらった訳です。

で、ひとしきり仕事の愚痴などを漏らしつつ、日暮れ前に帰って行ったのでありました。

いや、楽しかったわぁ~・・・キャプトンマフラーのシングルの排気音を残しつつ、また行こうね、と、盛さんは帰って行きました、と。

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