その昔三好英二という歌手がいて、雨に濡れながら佇む人がいる・・・なんて歌っていたんですが、本日の私は、雨に濡れならがら木を切る人がいる、でありました。
まっ、小雨でしたけれども、本日は植木屋仕事だったわけであります。
雨だと電動工具が使えない・・・これが一番堪えます。
本日は庭のお手入れとは申しましても空家の庭でして、松やチャボヒバなんてのもありますがそんなものには目もくれず、ひたすら草刈りと裏庭に生えている竹の駆逐でありました。
竹を切るのに電気ノコギリが良いんですが雨では使えないのであります。
と、なると人力で頑張るわけですが一本日本じゃ無いんですぜ・・・推定で50本ほどですかね?
まっ、孟宗では無く真竹の若竹なので小さいし柔らかいので切りやすいんですが数が多いので圧縮するのに時間を食うのであります。
で、次に格闘したのがキゥイであります。
君たちキゥイ・パパイヤ・マンゴーだね〜と歌ったのは中原めいこでありましたが、そんなポップな雰囲気のキゥイでは無く、植物から獰猛さを感じたのは久しぶりとでも申しましょうか、とにかく好き勝手に伸びまして塀と樹木に絡みついていた次第であります。
いや、昨年も綺麗さっぱり切り刻んだのに、竹と言いキゥイと言い、成長力は旺盛でありますね。
軽トラで昼飯を食べていたら訪問者が
でね、この仕事をしていてしみじみ思うんですが、地球の生き物の何もかもが滅ぶとき、最後まで生き残るのは植物だろうなと確信する次第であります。
そして、人間が滅んで栄えるのは動物では無く植物ですね。
で、植物が繁殖して草食動物が繁殖して肉食がってな循環が妥当と思うんであります。
いや、本日は軽トラにコンパネのアオリを立てて切ったゴミを積んだんですが、積んでは軽トラに登って枝切りハサミで切り刻んで圧縮することを繰り返しやっとこさ全部積めたわけであります。
ハンドルの重さから推測すると、概ね300キロであります。
今日は日曜でゴミ焼き場はお休みですから明日捨てに行くんですが、午後2時半までバイトなので捨てに行けるのは夕方であります。
で、ゴミを積む時って少しずつ積むんで終わってみたら300キロなんですが、下ろすときは一気にそれを引き摺り下ろすわけであります。
いや、軽トラの荷台にブルーシートを敷いてあって荷下ろしの時はそれを引っ張って一気に吐き出すのであります。
金持ちの植木屋はダンプカーなんで腕力勝負はしないんですが、貧乏植木屋は軽トラなのでブルーシートの引き出し方式体力勝負なのであります。
で、300キロも積んでしまうと簡単には引っ張り下ろせないんですが、ゴミ焼き場の看板に「荷下ろしは自分でやってください」と書かれているんで係りの人は手伝ってくれないのであります。
しかし、良い人は数人いまして、シートを引き出すのを手伝ってくれる人もいるんであります。
明日・・・あの人に当たると良いなぁ〜と、密かに期待しているところであります。
明日・・・あの人に当たると良いなぁ〜と、密かに期待しているところであります。
只今疲労は極限でして、一番弱っているのは握力であります。
剪定鋏を握ること何百か何千回か?
まっ、日がな一日鋏を握り・・・あっ、ノコギリの出番も多かったであります。
いや、梅の木が道路にはみ出していまして誰も採らない梅の実が道路に落ちて発酵して腐っているわけであります・・・結構な臭いですゼェ!!!
で、隣の家の旦那が出てきて「この梅何とかして欲しいんだけど」と言うんで道路に被さる部分を落としたんですが、これが嵩張りまして軽トラの荷台が溢れちまったのであります。
素晴らしい庭だったんですけど、主人を亡くしてからは荒れる一方でして、毎年細かく手入れするんなら私に20万も払って全部伐採して重機で均しちまえば良いのに、と思いますが進言はしません。
毎年、末長く仕事をもらった方が儲かりますからね・・・なんちゃって。
さて、と・・・たぶんニュースを見れば罵詈雑言など言いたくなるんでありましょうが今夜はやめておきます。
もはや8時・・・明日は朝からバイトですからさっさと横になって腰を伸ばさないと明日が辛いであります。
では・・・皆様 おやすみなさい、と。
竹の駆逐は
もっと早い段階で
儲け損なわない程度に
春筍を足でけり倒していたら
どうなのでしょう。
まさにその通りでして、筍のうちに処理すれば植木屋なんぞ呼ばなくても事足りるのですが、家主が関東在住でして来るとなると足代と宿代等で植木屋に頼んだ方が安いとか、であります。
そして、もっと早い時期に呼んでくれれば良いのに、いつも梅雨時なんでお代も高く吹っかけております・・・なんちゃって。
君たちキゥイ・パパイヤ・マンゴーだね〜はいいですね。
車の中でガンガンかけると気持ちが高まってきます。
自分にとっての元気唄の一つです。
当時よりも歳をとってからの方が好きになりました。
おぉ〜山形も梅雨が明けましたか。
自分は無類の能天気ですが流石にこの自粛ムードには逆らえず自重しております。
kusakabe-dcさんの撮影旅行、密かに楽しみにしておりますので残念です。