いや、スキーに行ったのであります。
が、板を履く事も無くスキー靴で雪面を駆け回ったのであります。
ナンと申しましょうか・・・砂の上を走っているのと似てとても疲れますゼぃ。
しかも思いスキー靴を履いてでありますから尋常じゃないのであります。
へっ? 運動会か? ですとぉ~?
いや、スキー教室のお手伝いでして、本日始めてスキーを履いた子供の面倒を見た次第であります。
いや、これが厄介と言いますか、一番下の子は小学一年生、でその母親かが最年長。
で、間に2年とか3年とかで、4~5を飛ばして6年も居た訳であります。
「いいですかぁ~ お話し聞いて下さいねぇ~・・・ほらぁ、話し聞けこの糞ガキぃ~」ナンて感じでありまして、まず、統制など無縁の集団であります。
で、直角とか平行が言葉とかノートの上では分かっても自分の身体と雪面に置き換える事は出来ないのか、ナンボ説明しても分かって貰えないのであります。
なのでやって見せたり板を手で動かして「こーですよぉ~」ナンてやるんですが馬耳東風・・・猫の耳に念仏やら馬に小判的でありましてドーにもならないのであります。
で、コッチの転んだ子を起こして周りを見るとアッチで転んでいて・・・それの繰り返しで無限地獄であります。
その内子供も立つのが嫌になったのか転んだまま自発的に起きようとする態度も無くなり、コッチも体力の限界が近付き、近くの父兄に聞こえないように「お前は底に寝てろ」と吐き捨てる訳であります。
まっ、生まれて始めてスキーを履いた子供をナントカ滑れる感じにするのに2時間・・・そうしないと見学している親が許さないぞと言う雰囲気な訳であります。
まっ、スクール終了後、勝手に滑って痛い目を見るのはドーでも良いんですが受け持ちの間は無事故無違反で、終了時にはお約束の「楽しかったぁ~」を言わせなければダメと決まっているのでコッチも真剣であります。
とは申しましても私なんぞは本職のイントラの足手纏い的人数合わせでしてインストラクションは殆ど無く、倒れた子供を起こす係りに専念なんであります。
いや、今週は後二日・・・小学生と滑らなくちゃならない訳でして、難儀な事であります。
と、言う事で・・・疲れが疲労したので早寝します。