乳が無くても恋せよ乙女 その８。

　本日４月８日は、ローマ皇帝カラカラが近衛隊長マクリヌスによって暗殺された日で、豊臣秀吉が九州の島津氏討伐のため大坂城を出発した日で、アユタヤ王朝がビルマの侵攻により滅亡した日で、エーゲ海のメロス島の農夫が「ミロのヴィーナス」を発見した日で、前年からの天保の大飢饉のために江戸幕府が江戸の各地に救米小屋を設置した日で、江戸幕府が松前藩居城周辺を除く全蝦夷地を幕府直轄領とした日で、山陽鉄道が急行に日本初の寝台車を連結した日で、国際連盟が国際連盟の解散と資産等の国際連合への移行を決議した日で、東宝争議が勃発した日で、カンボジアで国際連合ボランティアの選挙監視団員・中田厚仁が銃撃されて死亡した日で、佐川事件やＮＴＴ株疑惑などにより細川護熙首相が退陣を表明した日です。

　本日の倉敷は晴れでありましたよ。
　最高気温は二十度。最低気温は十度でありました。
　明日は倉敷は予報では曇りとなっております。









　友人Ｂ宅での酒宴にお呼ばれした時のこと。



　友人Ｂが突然言いました。
　友人Ｂ「突然ですがCaramelldansenを踊ります！」

　友人Ａ「いえ～い！ と云いたいところですがそれはあかん。その曲を踊るのはあかん！」
　私・狐「いえ～い！ と云いたいところですがそれはあかん。その曲を踊ると腰が壊れてしまいます！」
　友人Ｂ「腰がどうなろうと知ったことかぁぁぁぁ！！！ 私はCaramelldansenを踊るんじゃぁぁぁぁ！！！ 無い乳を馬鹿にされながら生きていくくらいなら腰をいわして逝ってやるぅぅぅぅ！！！」
　友人Ａ「無い乳を揶揄って済まなかった。失恋をしたからといって自棄になるな」
　私・狐「無い乳を揶揄って済みませんでした。失恋をしたからといって錯乱せずに落ち着いてください」
　友人Ｂ「うっさい。落ち着いてられるか。私は踊るぞ。断固として踊るぞ。Caramelldansenを踊り狂って腰をいわして私は逝くんだ！！！」
　友人Ａ「やめろ。無残なことになるぞ」
　私・狐「まぢで腰が壊れてしまいますよ。特に４０秒過ぎからの一連の動きがやばいです」
　友人Ｂ「構うものか。私の渾身のダンスをとくと味わうがよい！！！ いくぜ！！！」
　友人Ａ「仕方がないな。いえ～い！」
　私・狐「介錯はします。いえ～い！」



　友人ＢはCaramelldansenを見事に踊り切った。
　御酒が入っているのにあの曲を踊り切るとは驚異の身体である。
　踊り切った後は流石に疲労困憊でゼイゼイと息が荒かったが、良い笑顔を見せて魅せた。



　とても楽しい酒宴でありましたよ。
　友人Ｂはお酒で潰しておきました。
　乳が無くてもそれが良いという人は居ますよ。多分。
　乳が無くても胸を張って、希望をもって生きるのです。

『櫻の園』／吉田秋生

　昨日の夜は、吉田秋生の漫画『櫻の園』を読み返していました。

　女子校の桜華学園の演劇部は、毎年春の創立記念日にチェーホフの『桜の園』を演じるのが伝統になっている。
　演劇部員の中野敦子は、付き合って１年になる彼氏のことで悩んでいる……。
　杉山紀子は、複数の男友達と派手に遊んでいて同級生達から誤解されて敬遠されている……。
　倉田知世子は、背が高いことで悩んでいる。今まで男性役ばかり務めていたけれども今回は初めての女性役。そのことに戸惑いを覚えている……。
　志水由布子は、演劇部の新部長。幼い頃からしっかり者と周囲の人達に思われている。そのことに彼女はプレッシャーを感じていて……。

　１９８５年から１９８６年にかけて描かれた女子高の演劇部の生徒達を主人公にした４編のオムニバス漫画です。
　各章のタイトルは「花冷え」「花紅」「花酔い」「花嵐」。
　二回映画化されているみたいですね。映画のほうはまだ観ていません。


　吉田秋生の作品は『夢みる頃をすぎても』とか『吉祥天女』とか『河よりも長くゆるやかに』とか『きつねのよめいり』とか『BANANA FISH』とかが好きで時々読み返したくなります。
　高校生の悩みや心の揺れ動く様を丁寧に描いている傑作です。
　面白いですよ。
　お勧めであります。

君はこれからも何度も躓く。でもそのたびに立ち直る強さも持っているんだよ。

　昨日は明治安田生命Ｊ２は第８節の日。
　我らがファジアーノ岡山は、ホームのシティライトスタジアムでアルビレックス新潟様と対戦でありました。
　結果は３-３で引き分けでありました。
　得点したのは、仲間隼斗選手とイ ヨンジェ選手の２発です。



　１点目の仲間隼斗選手の得点は相手ＧＫからしたらダメージが蓄積される得点。
　２点目のイ ヨンジェ選手の得点はストライカーらしい得点。相手ＧＫからしたらポジションはＯＫの状態で上を抜かれているのでまぢでダメージが蓄積される得点です。
　３点目のイ ヨンジェ選手の得点は相手ＧＫは味方の選手がブラインドになって正確なポジションを取れていません。これもＧＫにとってダメージが蓄積される得点です。
　このような素晴らしい３得点で勝てぬとは……。ぐぬぬ。
　しかしですよ。ここ３戦は強い相手に対してあと少しまで追い詰めているのですよ。
　あと少し。でもこのあと少しがとても遠くとても難しいのかもしれません。
　でもこのあと少しを押し切る力を手に入れたなら（方法はたくさんあります。どの方法を取っても構いません）、ファジアーノは大きな力を手に入れることになるでしょう。
　岩政大樹選手が在籍していた頃は岩政選手の能力でファジアーノは勝負強さを手にしていました。
　今度は勝負強さをチームで手に入れましょう。
　課題が出ているのは良いことです。
　この課題を何とか早い段階でクリアしていきましょう。

　次も楽しい試合が観たいです。
　期待していますよ。

ユーモアの重要性を忘れてはならない。ユーモアのセンスは我々の文化生活の内容と性質を変える。現代人はあまりにも生活を深刻に考えすぎる。

　皆様、こんにちは。
　最近、アンサイクロペディアというサイトに入り浸って頭が膿んでいる狐でございます。

　私もアンサイクロペディアのような面白おかしい記事を書きたいと思うのですが、私の頭は残念なことにかちんこちんに固いので上手く面白おかしい記事を書くことができません。
　嗚呼。哀れなる哉。面白いことの一つも書けぬ頭の固い者よ。
　ま、でも無理矢理面白い記事を書こうとして訳の分からない記事になってしまうというのもなんなのでありまして……。
　然し乍らかの親鸞も申しておりますように、善人なおもて往生すまして悪人においてをや。
　人は皆、ただ一人旅に出てふり返らずに泣かないで歩くのであります。
　嗚呼。誰が知るや、百尺下の水の心……。
　人間誰しも悩み苦しみ過ちそして成長し、桃太郎は満州に渡ってジンギスカンになるのであります。
　かの大ギョエテ曰く、苦悩を経て大いなる快楽に至れ、と言うような訳でして、何はともあれ、怪我一つせずくれぐれも安全第一で張り切って無理せずに自分のペースで記事を書いていこう。
　と思っているところなのでございます。