狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

呑む時は口実が必要よ。そう思わない? さもないと人は単なる呑んだくれにすぎないもの。

2019年04月14日 23時52分34秒 | 知人、友人に関する日記





 本日4月14日は、源満仲の密告により源高明が皇太子・守平親王廃立陰謀の容疑で大宰権帥に左遷された日で、ハドリアノポリスの戦いでラテン帝国軍がブルガリア帝国軍に大敗して皇帝ボードゥアン1世が捕虜となった日で、鎌倉幕府が蒙古再来に備えて九州の裁判と軍事指揮を行う鎮西探題を博多に設置した日で、箱根用水の全長1200メートルの隧道が貫通した日で、アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーンがワシントンのフォード劇場で狙撃された(翌日死亡)日で、豪華客船タイタニック号がニューファントランド島沖で氷山に衝突した日で、第1回モナコグランプリ開催された日で、スペイン国王アルフォンソ13世が退位して王政が廃止されてスペイン第二共和政が成立した日で、日本で濱口雄幸首相が前年11月に狙撃されたことが元で病状が悪化して濱口内閣が総辞職した日で、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(独占禁止法)が公布された日で、バングラデシュ・ゴパルゴンジで史上最大の1キログラムの雹が落下して92人が死亡した日で、ナポリの米軍クラブで車爆弾が爆発して22人が死亡した日で、光市母子殺害事件が起こった日で、国際ヒトゲノム計画によってヒトゲノム解読の全作業を完了した日で、中国のチベット州自治区でMw6.9の青海地震が発生して少なくとも2698名が死亡して10万名以上が家屋を失った日で、熊本地震があった日です。

 本日の倉敷は雨でありましたよ。
 最高気温は十四度。最低気温は十度でありました。
 明日も予報では晴れとなっております。





 或る肌寒い春の夜のこと。

 狐は或るパブリック・ハウスの卓子席に腰をかけて、絶えずミルクを舐めてゐた。
 その頃狐はお仕事が終わると暇を持て余し自室でごろごろして本でも読んでいるかそれに飽きると当てどもなく散歩に出てあまり費用のかからぬ酒精を出すお店でミルクを舐めるが毎日の日課だつた。
 其のパブリック・ハウスは狐の部屋から近くもあり何処へ散歩するにも必ず其の前を通る様な位置にあつたので随って一番よく出入りした訳であつたが狐の悪い癖でバーに入るとどうも長くなつてしまう。
 其れも元来御酒に強い方なのだが嚢中の乏しい所為もあつて高いお酒を注文すること無く温めたミルクを何杯もお代わりして一時間も二時間もぢつとしているのだ。質の悪いお客である。
 そうかといつて別段店員さんに思召しがあつたりする訳ではない。
 まあ自室より何となく居心地がよいのだろう。
 狐はその晩も例によつて一杯のミルクを十分もかかつて舐めながらいつもの往来に面した卓子に陣取つてぼんやり窓の外を眺めていた。

 さて其のパブリック・ハウスの丁度真向こうに一本の桜の樹が或る。
 実は狐は其の桜の樹を眺めていたのだ。
 立派で大きな桜の樹なのだがもはや御花を散らしかけていて別段眺める程の景色でもない。しかし狐には一寸興味があつた。
 狐は三十分程も同じ所を見詰めていた。
 其時、狐の友人が窓の外を通りかかつた。
 狐の友人は狐に気が付くと会釈して中に入って来た。
 そして葡萄酒を命じて置いて狐と同じ様に窓の方を向いて狐の隣に腰をかけた。
 そして狐が一つの所を見詰めているのに気付くと狐の友人は狐の視線を辿つて同じく向こうの桜の樹を眺めた。
 しかも不思議な事には狐の友人も亦如何にも興味ありげに少しも目を逸らさないで其の方を凝視し出したのである。
 狐達はさうして申しあわせた様に同じ場所を眺めながら色々な無駄話を取交した。

 だが或る瞬間、二人は云い合せた様に黙り込んで了つた。
 「君も気づいている様ですね」と狐が囁くと友人は即座に答えた。「桜のお花が散りかけています。私達はお花見をしていなかつたのに」
 「お花見をする機会を逸してしまいましたね」
 「お花見をする機会を逸してしまいました」
 「でも呑む名目は幾らでも作れますよ」
 「呑みたいのではありません。風雅の問題です。桜のお花は散りかけています。嗚呼。君は風流というものを解さない人でしたね」
 「如何にも。私は風流というものを解さない僕人参ですもとい朴念仁です」
 「しかし、呑む機会は逃さない、其れが我等の鉄の掟です。機会を逃したのも残念です」
 「残念です。しかし過ぎたことは是非も無しと申します」
 「ふむん。如何にもその通りです」
 「機会は作ればよいのです」
 「ふむん。如何にもその通りです。呑む機会は私が作ると致しませう。スケジュール合わせはお願いします」
 「了解しました」
 「処で君は何故バーの卓子に座っているのに御酒を呑まずにミルクを舐めているのかね?」
 「それは美味しいからです」
 「ミルクが?」
 「ミルクがです」
 「ふむん?」

 さうして呑み会の約束をした後、狐と狐の友人はパブリック・ハウスを出て或る横町で別れを告げた。
 其の時、狐は横町を曲がつてモデルのような歩き方でカツカツと足音を鳴らしながらさつさと帰っていく友人の後姿が暗闇の中にくつきりと浮き出して見えたのを覚えている。


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『虹色のトロツキー』/安彦良和

2019年04月14日 21時07分54秒 | 漫画・ゲームに関する日記





 昨日の夜は、安彦良和の漫画『虹色のトロツキー』を読み返しておりました。

 1938年6月。満州。
 日蒙混血のウムボルトは満州の建国大学に特別研修生として編入する。
 彼は幼い頃にトロツキーに似た何者かに家族を虐殺され、自身も記憶を失っていた。
 自らの失った記憶と混血故に曖昧なアイデンティティに悩んでいる。
 ウムボルトは後見者でもある関東軍の石原完爾や合気道師範の植芝盛平らから、亡き父である深見圭介が陸軍の大陸工作に関わっていたことを知る。
 しかし詳しいことは分からない。
 石原の部下であり信奉者でもある辻政信は、ウムボルトを謀略の手駒としようとしていた。
 ウムボルトも記憶を失う原因を知りたいという探求心から「トロツキー計画」の渦中へと飛び込んでいく……。



 戦前の満州を描いた物語です。
 辻政信、服部卓四郎、石原莞爾、甘粕正彦、安江仙弘、川島芳子、といった実在の人物が出てきています。
 ノモンハン事件についてはかなり詳しく描かれていて面白いですよ。
 お勧めであります。



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政治における最悪の態度は決定を行い得ないことを述べる態度であり、さらに悪いのは相矛盾することを述べることである。

2019年04月14日 20時30分25秒 | その他の日記




 特定機密保護法案で逮捕された人はいません。
 報道の自由は阻害されていません。
 表現の自由は阻害されていません。
 撮れなくなった映画はありません。
 書けなくなった小説はありません。
 描けなくなった漫画はありません。
 牢屋に放り込まれた人はいません。
 特定機密保護法案は旧民主党政権でも法案化の準備が進められた法案です。

 安全保障関連法案で地球の反対側の戦争に日本は巻き込まれていません。
 徴兵制は復活していません。
 その兆候もありません。
 徴兵制が敷かれて戦場に連れていかれた人はいません。
 日本は大規模戦闘状態に突入していません。
 安全保障関連法案と同様の案は旧民主党政権でも話し合いがなされました。
 立憲民主党の枝野代表は旧民主党時代に安全保障関連法案と同様の案を提案していました。

 テロ等準備罪で井戸端会議をしていて逮捕された人はいません。
 SNSをしていて逮捕された人はいません。
 噂話をしていて逮捕された人はいません。
 居酒屋での与太話で逮捕された人はいません。
 電話での会話で逮捕された人はいません。
 メールやLINEの内容を理由に逮捕された人はいません。
 思想の自由は阻害されていません。
 集会の自由は阻害されていません。
 表現の自由は阻害されていません。
 治安維持法は復活していません。
 治安維持法が復活する兆候もありません。


 2016年の参議院議員選挙後すぐに憲法が改正されて徴兵制が敷かれると主張していたど阿呆な政治家がいましたが、その人物の発言は手続きについて完全に無視した発言です。
 憲法改正の論議は手続きに則っています。
 そして最終的には国民が決めることです。

 TPPの交渉で日本はアメリカの言いなりになっていません。
 TPPの締結でアメリカが参加しないなら意味がないという言説は嘘です。
 TPPは旧民主党政権が参加の為の話し合いに加わると決定しました。
 現政権はそれを受け継いでいるだけです。

 治安維持法は復活していません。
 日本は軍国主義国になっていません。
 選挙制度は消滅していません。
 司法制度は無くなっていません。



 いわゆる森友学園問題は、検察が調べていて、国有地の売却の経緯を検察が解明しています。
 いわゆる加計学園問題は大量の資料と大量の証言が存在していて疑惑はありません。そして岡山理科大学の獣医学部新設は旧民主党政権の時に一気に進みました。
 現政権では岡山理科大学の獣医学部新設の認可は何度も何度も跳ね除けれられいます。最終的にやっとのことで認可が下りたのです。
 その過程は全て資料が公開されています。その膨大な資料群に問題となる点は存在しません。
 この2つの件は、マスメディアや各野党側が問題化する前に調べていた人達がいて、その人達はこの2つの件は問題はないと結論付けていました。
 この2つの件はどちらもマスメディアの誤報で騒ぎが始まりました。



 災害時にマスメディアや各野党の議員が積極的にデマを拡散させています。

 お葬式デモを行ったり実在の人物の生首の人形を掲げたデモを行ったり下品極まりない行為をしている集団をマスメディアは崇め奉っています。
 放射線デマを世界中に拡散させた人や集団がいます。
 いまだに放射線デマを拡散せている人や集団がいます。

 関東は壊滅していません。
 関東の水道から基準値を超える放射線は出ていません。
 東北は人が住めない土地になっていません。
 農作物や水産物は世界一厳しい厳重な検査がなされていて安全は確保されています。
 一般人の放射線による健康被害も発生していません。
 デマによって膨大な風評被害が発生しています。
 人的被害も発生しています。

 そうであるにもかかわらず、いまだに呪いの言葉を吐き続ける人がいます。



 延々と嘘を吐き続けている人達がいます。
 延々と嘘を吐き続けデマを流し続けてきた人達は、反論を述べる人を無視し物証を無視しています。
 証拠も無しに延々と嘘を吐き続けデマを流し続けてきています。
 そして反論をした人達を徹底的に無視しています。
 反論をした人達に対して恫喝も行っています。
 脅迫も行っています。
 反論をした人を貶め、無視し、言論の自由を破壊しようとする行為を行っています。
 そしてデマを意図的に拡散させることでお金儲けをしています。
 デマを意図的に拡散させることでお金儲けをし名前を売り地位を手にしています。



 デマを延々と拡散させる。
 放射線のデマ。
 人権を無視した言論。
 民主主義を無視した言論。
 差別発言。
 恫喝。
 破壊活動。
 犯罪行為。
 そして局所的な少数意見は徹底的に攻撃し弾圧する。
 このような行為を行いデマを拡散させている人達は、本物の独裁体制を称賛しています。
 本物の独裁体制を応援しています。
 大勢の人達を虐殺しありとあらゆる自由を奪い人権を無視している本物の独裁体制を称賛しています。



 そして唯々騒ぎ喚いて議論を破壊し続けています。
 選挙妨害を行い恫喝と恐喝も行っています。
 犯罪行為も行っています。
 そして被害が出た人達を食い物にしています。
 公共の場でパワハラを行っています。
 それをマスメディアが称賛しています。 
 自分達は一切責任を取らず説明責任を放棄し結果責任も投げ出しています。
 説明する気は一切無いようです。




 このような人達が延々と無責任に暴れまわって一切責任を取らずに混乱だけを生み出しているのです。
 そして生み出された混乱状態を他者の所為にして責任を追及するという恥知らずな真似をしているのです。
 世界を真っ二つに分断し、自分達の側のみが正義であると傲慢にも主張し、自分達とは反対側の意見を圧殺する。
 分断と不和を撒き散らし、どちらの陣営であるかはっきりさせろと迫り、反対側の人達であるならば罵詈雑言を浴びせる。
 そして自分達の意見とは反対側に属している人達を攻撃する為ならば平気で嘘を吐く。何度も何度も嘘を吐く。
 そのような行為をマスメディアは称賛し応援し支援し実践しているのです。

 



 私達はこのような社会で生き延びなければならないのです。
 何とハードなことであるよ。と思っているところなのでございます。



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つまらない新聞を読んで「なんて近頃はくだらないんだ!」と言った時代もあったろうが、最近の読者はこう言う。「なんてくだらない新聞なんだ!」と。

2019年04月14日 12時09分52秒 | その他の日記






 韓国が青森と岩手と宮城と福島と茨城と栃木と群馬と千葉の各県の水産物を輸入禁止としている問題で、世界貿易機関の最終審に当たる上級委員会は禁輸を「不当」とみなした紛争処理小委員会の判断を取り消して、事実上、日本の逆転敗訴としました。
 放射線デマが一度広まるとこのように誤解を解くことは非常に困難になります。
 今も世界中で放射線デマは拡散され続けています。
 そしてわざわざ海外に出て放射線デマを大いに広めてお金儲けをしている人がいます。
 朝日新聞社や毎日新聞社や東京新聞など各マスメディアグループは放射線デマを大々的に世界中に巻き散らかして大勢の人に被害を与えておいて一切責任を取ろうとしていません。
 放射線デマを散々拡散させて名前を売って国会議員になり野党の大幹部になった人物は、放射線デマを放言した責任を一切取ろうとしていません。
 立憲民主党は、放射線デマを世界中に拡散させている人物を次の参議院議員選挙の候補者にしています。
 立憲民主党はデマを拡散させることを党として認めたということです。
 旧民主党政権時の首相である鳩山由紀夫氏は今もなお放射線デマを拡散させ続けています。

 デマをデマであると主張し事実を述べると、朝日新聞は逆ギレします。
 朝日新聞は逆ギレして論点をすり替えて、『自由に考え、自由にものを言う。そんな当たり前の行為が、不当に制限されることがあってはならない――。社説でも折にふれ主張してきたことだが、民主主義の基盤を傷つける出来事が、最近も相次いでいる』と述べて、事実を主張する人達に圧力をかけて事実を主張する人達の言論を潰そうとします。
 それでも事実を述べる人達に対しては朝日新聞社は『ネトウヨ』とレッテルを貼って攻撃します。
 さらに、言論の場で勝負せずに嫌がらせの訴訟を仕掛けて事実を述べる人達を潰そうとします。
 朝日新聞社の考えに反対する人達には徹底的にマスメディアの力を使って潰そうとする朝日新聞社グループは、自由に考えて自由にものを言うという当たり前の行為を不当に制限しようとする行為を行っています。

 朝日新聞社が世界中に広めた放射線デマは、もはやそう簡単には消せません。
 朝日新聞社が世界中に広めた放射線デマは、物凄い風評被害が発生しています。
 その被害額は莫大なものでしかも人命も失われています。
 しかし朝日新聞社はその責任を一切取る気はありません。
 騒ぐだけ騒いで人々を混乱状態にさせ不安な状態にさせ人々を分断させて、その状態にさせることで大儲けをする。
 デマを拡散させて民主主義の基盤を傷付ける行為を繰り返し繰り返し行う。
 その結果については一切責任を取らない。
 批判されると逆ギレし、情報をコントロールできる立場を使って批判者を徹底的に攻撃する。
 下種としか言いようがありません。

 このようなメディアが我が国の報道の中心部にいるのです。
 情報をコントロールできる権力者であるにもかかわらず、デマを率先して発信し続ける行為を繰り返し行うメディアが我が国の報道の中心部にいるのです。
 朝日新聞の主張を批判すると逆ギレする。批判者は絶対に許さない。逆ギレして論点をすり替えて批判者を攻撃して排除する。そのようなメディアが我が国の報道の中心部にいるのです。
 恐ろしいことであるよ。と思っているところなのでございます。



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