狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

水を洋杯に注げば水は洋杯となるし水を急須に注げば水は急須になる。水は流れる事も出来るし激しく打つ事も出来る。だから友よ。水のようになるよう心掛けることだ。

2019年04月09日 23時44分54秒 | 休日の日記






 本日4月9日は、セプティミウス・セウェルスが軍団の支持を得てローマ皇帝に即位した日で、文武天皇が日本で初めて全国的に統一された計量単位を定めた日で、ワールシュタットの戦いでモンゴル帝国軍がポーランド・ドイツ軍を破った日で、鎌倉幕府により隠岐島に流されていた後醍醐天皇が島を脱出した日で、フォノトグラフにより世界で始めて音声が記録された日で、京都で足利三代木像梟首事件が発生した日で、アメリカの南北戦争で南軍のリー将軍が降伏を宣言して戦争が終結した日で、琵琶湖疏水の開通式が行われた日で、トルコが憲法からイスラム教を国教とする条項を廃止した日で、美濃部達吉の著書『憲法概要』など5点が出版法違反で発禁処分になった日で、天津のイギリス租界で親日派の海関監督・程錫庚が抗日ゲリラにより暗殺された日で、ナチス・ドイツがノルウェー・デンマークへ侵攻してノルウェー国王ホーコン7世がイギリスに亡命した日で、エルサレム西部のデイル・ヤシーン村をユダヤ人特攻隊が攻撃して多数の住民が犠牲になった日で、コロンビアのボゴタで自由党党首ホルヘ・エリエセル・ガイタンが暗殺された日で、第二次中東戦争以降閉鎖されていたスエズ運河の通行が再開した日で、富士山頂所有権訴訟で富士山八合目以上が富士山本宮浅間神社の境内地であることが確認された日で、米原潜当て逃げ事件が起こった日で、翌日の瀬戸大橋の開通で宇野 - 高松の宇高連絡船が高速艇を除きこの日限りで廃止された日で、グルジアがソビエト連邦から独立した日で、イラク戦争でイラクの首都バグダードが事実上陥落した日で、中華人民共和国各地で大規模な反日デモが発生した日で、阪神の金本知憲が904試合連続イニング出場でカル・リプケンをぬいて世界新記録を達成した日です。

 本日の倉敷は晴れでありましたよ。
 最高気温は十六度。最低気温は五度でありました。
 明日は予報では倉敷は午前中は雨となっております。お出かけの際はお気を付けくださいませ。




 本日は私はお仕事がお休みの日でありました。
 今日は、お外をぐるぐるぐると廻っていました。
 色々と雑事が溜まっていて片付けていました。
 嗚呼。休日に心休める日は来るのでしょうか?
 次のお休みの日こそきちんとお休みしたいと思っているところなのでございます。


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『ペンギン・ハイウェイ』

2019年04月09日 20時23分27秒 | 映画・ドラマに関する日記





 昨日の夜は、映画『ペンギン・ハイウェイ』のDVDを観ていました。

 主人公の小学生4年生の男の子・アオヤマ君は勉強家。
 毎日、様々な研究を行っていて研究内容をノートに記録している。
 ある日、アオヤマ君が暮らす郊外の街に突然大量のペンギンが出現する。
 主人公の男の子は大量に出現したペンギンの謎を解明すべく探求をはじめる……。 


 原作は森見登美彦の同名の小説で第31回日本SF大賞の受賞作であります。

 ハードなSFではなく、ファンタジー色の濃い作品です。
 しかし謎を解明していく過程は論理的でその意味ではSFでありますね。
 摩訶不思議な謎が謎を呼んでいって物語を引っ張る仕掛けとなっております。

 面白いですよ。
 お勧めであります。

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4月26日から恒枝陶芸で備前焼作家・恒枝直豆さんの作陶展が開催されますよ。

2019年04月09日 19時34分07秒 | 案内、告知、宣伝



 お知らせです。

 4月26日から私の勤めているお店・恒枝陶芸で備前焼作家・恒枝直豆さんの個展を開きます。
 期間は4月26日から5月7日まで。






 恒枝直豆さんの作品は薄くて軽くてシャープでモダンな作品で穴窯で焼いた明るい赤の色が特徴です。
 素敵な作品が並ぶと思いますよ。

 皆様。知り合いのお方をお誘い合わせのうえ、是非是非、当店に足を運んでご覧になって下さいませ。
 楽しめると思いますよ。


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話し手のパフォーマンスの内、情報として聞き手が受け取るのは「言語表現」が30%、顔の表情や仕草や服装など「非言語表現」が70%。これが話者の印象を決定する。

2019年04月09日 10時17分17秒 | 知人、友人に関する日記





 或る夜の事。

 狐は先輩と一緒に或るパブリック・ハウスのカウンター席に腰をかけて、絶えずミルクを舐めてゐた。
 狐は余り口をきかなかつた。が、先輩の言葉には熱心に耳を傾けてゐた。

 「君は愛嬌といふものが無いね」
 先輩は頬杖をしたまま極めて無造作に私に述べた。
 「可愛げといふものがない」
 む。
 「もっと可愛げといふものを出してみては如何?」
 私も可愛げといふものを出せるものならば出したいのですよ。
 「諦めてはいけません。努力するのです」
 これでも努力をしているつもりなのです。しかし私が可愛げといふものを出そうとすると何故か周囲の人が怯えてしまふのです。
 「ふむん?」

 先輩はお喋りを止めて考え込んだ。
 狐の言葉は先輩の心を知らない世界へ神々に近い世界へと解放したのかもしれない。
 狐はズブロッカを注文し、割賦の中のミルクと混ぜ合わせて舐めた。
 先輩は言つた。
 「では試しにやつてみせてください」
 狐は先輩に狐が思う可愛げとやらを披露してみた。

 先輩は怯えた顔をして言つた。
 「分かりました。君は無理をする必要はありません」
 先輩は何故かがくがくと震えてゐる。

 狐は何か痛みを感じた。が、同時に又歓びも感じた。
 私は自由だ。


 そのパブリック・ハウスは極小さかつた。
 しかしパンの神の額の下には赫い鉢に植ゑたゴムの樹が一本、肉の厚い葉をだらりと垂らしてゐた。



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