旅の途中から

2005年1月9日ひっそりとスタート、旅はまだ続きます。

フッチュボール

2009-12-07 21:33:59 | Weblog
ポルトガルの発音でいうと、サッカーは 「フッチュボール」になります。
昨日は一日中、爆竹が鳴り響いて騒がしい日曜日でした、というのもサッカーのファイナルがあり、リオの名門、かつてジーコも在籍したフラメンゴが最終戦で優勝を決めて、リオからは何千キロも離れているここマナウスでも皆な大騒ぎをしてました。あちらこちらのレストランはまるで戦後の日本の街頭TV状態、昼間買い物に出かけたのでタクシーに乗ったのですが、タクシーの運転手まで今日は3時からTVでフラメンゴを応援してくれと頼まれたので、初めてサッカー観戦をしました。(もちろんお茶の間観戦ですが)
スタジアムは次のW杯の開会式が行われる、リオのマラカンナンスタジアム
(かつては20万人収容~今はちょっと小さくなって9万5千収容、TVで見る限りはあんまり綺麗でない)ただ会場は浦和レッズ顔負けで360度、赤 赤 赤の熱狂的なファンで埋まってました。

このところ、サッカー欧州リーグで活躍後、けがなどを理由にブラジルに帰国した名選手たちが母国で再び輝きを取り戻しているとのこと。自由な雰囲気に感化されたのか、往時をほうふつさせるプレーを披露。目の肥えたサポーターから熱い声援を受けていいるそうです。
 サンパウロの名門コリンチャンスのには日韓W杯でも活躍したロナウドが。
 リオデジャネイロの古豪フラメンゴに戻ったFWアドリアーノ、7年過ごしたイタリアでの不調で「サッカーが楽しくなくなった」と失意の帰国だったそうですが国で温かく見守った家族や友人の支えもあり、5月の入団会見では「ここで楽しみを取り戻せた」と発言。全国選手権で19得点を挙げる復活を果たしてます。
 ブラジルは長らく、金銭面で好条件の欧州や日本に有望選手を「輸出」。「チャンスがあれば、できるだけ早く外国で稼ぐこれがこれまでのパターンでした、現に過去のW杯ブラジル代表の所属チームはほとんどが欧州も名門クラブだったことを鑑みてもその傾向は明らかだと思われます。
 一方で、トルコ・フェネルバフチェ所属の元代表DFロベルト・カルロスも来季のブラジル復帰が確実視されるなど、2人(ロナウド&アドリアーノ)の凱旋(がいせん)に刺激された故郷回帰の動きか?新聞によれば、才能に経験が重なったプレー見たさに入場料収入は過去最高に達する勢いで、ブラジルリーグは活況に沸いているとのこと、ロベカル&ロナウジーニョが見れたらちょっと危険を冒してでも本物のサッカーを見に行ってみたい気もしますが。。。。。。ということで皆が応援する赤(フラメンゴ)が優勝したので暴動も起きず無事日曜の夜が暮れていきました。
(もし負けていたら本当に大変なことなっていたような気もします。)

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