旅の途中から

2005年1月9日ひっそりとスタート、旅はまだ続きます。

AMERO(新通貨?)

2008-12-03 04:45:59 | Weblog
以前にCNNが流したニュースとは、ユーロにならって米国とカナダ、それにメキシコが一体となって北米経済圏をつくる構想があり、2010年までに実現すると「AMERO」と呼ばれるようになるというものでした。大胆な予測をすると2009年X月X日からは国際取引では、現行米国ドルは通貨としては使用が禁止されますし、中東の石油取引の決済通貨としても現行米国ドルは認められなくなります。巨額な国際貿易商品である石油の大産地である中東でドルが貿易決済用に使われなくなり、ユーロへの完全な移行が起きると、世界通貨としての米国ドルの地位が大きく下落し、ドル体制は崩壊ということに繋がりかねません。これからの米国ドルの行方をシュミレーションすると、次のようになります。
第一段階として 米国政府は現在のドルを国内では流通不可にし、すでに準備してある新ドルを発行。新ドルは兌換紙幣とする(金との交換が可能)。

第二段階は新ドル発行とともに、旧ドルは大暴落する。旧ドルを大量に抱えた中国や日本は、デフォルト(国家破産)状態となるこれが米国の借金をゼロにする「クラッシュ・プログラム」と読んでいるのものの実態で、これまで数年あるいは数十年かけて準備されて来ました。

このところの株価の下落、急激な円高攻勢はこのあたりを読んだ投資家による逃避行動と読むと妙に納得できるのでないのでしょうか?

このような事態が伺えても、いつまでも米国一辺倒の政策を続ける自民党政権は必ずや日本国民を「地獄」へと導く事になる筈です。

漢字の読み間違いばかりで茶の間の話題になる、総理大臣に期待することは厳しそうですので自身の判断でこの難局を乗り切るしかないのかもしれません。さてどっちの道を選びましょうか?しかし厳しい選択の時代のようです。