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情報戦の教科書

2019年03月19日 | 政治・経済

今日も国際関係アナリスト・北野 幸伯さんのメルマガからお伝えします。

 

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全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは! 北野です。(2018.11.28)

 

大国が核兵器を大量に保有している時代。

戦争の形態は、「戦闘」から、

・情報戦

・外交戦

・経済戦

 

などに中心が移っています。

日本は、情報戦も外交戦も弱いのですね。

 

それで日中戦争がはじまった1937年、

中国は、アメリカ、イギリス、ソ連から支援を受けて戦っていた。

 

なぜ、アメリカ、イギリス、ソ連は中国側についたのか?

日本が、情報戦、外交戦で弱かったからです。

 

この戦争は事実上、

日本 対 中国、アメリカ、イギリス、ソ連の戦争だった。

こんなもん勝てるはずがありません。

 

今回は、特に情報戦の話。

日本は、なぜ情報戦に弱いのでしょうか?

 

文化なのでしょうか?

日本人は、ウソをつくことは「悪いこと」だと教わります。

そして、ウソをつく人は信用を失います。

 

しかし、中国人が信仰する孫子は、

「戦は詭道(ウソ)なり」ですから、ウソをつくことが奨励される。

 

いってみれば、むこう、特に指導層は、「ウソのプロ」です。

 

日本は、「素人」ですから、勝てなくて当たり前。

 

▼日本人も情報戦の方法を学ぶべき理由

1930年代、中国は、「田中メモリアル」というプロパガンダを大々的に展開しました。

 

「田中メモリアル」とは、なんと日本の「世界征服計画」のこと。

 

もちろんそんなものは存在せず、中国が勝手につくったのです。

 

その(世界征服計画)の骨子は、

・中国を支配したければ、満蒙を支配しなければならない

・世界を支配したければ、中国を支配しなければならない

 

つまり、中国は、

「日本は、まず満州を支配し、次に中国を支配し、さらに全世界を支配する計画なのだ!」

と主張した。

 

そして、驚くべきことに、中国の主張を信じた国がたくさんあったのです。

 

ロシアのインテリ友に、「田中メモリアルって知ってる?」と聞きました。

 

すると彼は、「もちろん知ってるよ。日本の世界征服計画だろ?」と答えた。

 

私は、「それって、実は『偽書』だって知ってた?日本語版は存在してないよ」といった。

 

彼は驚いて、「え?ウソなの?大学でホントだと習ったよ!」。

 

中国のウソは、今も日本を呪縛しているのです。

 

恐るべき中国のプロパガンダ!

 

今も同じですね。

中国、韓国は、1年365日、休むことなく反日プロパガンダを展開しています。

 

放置してはいけない。

 

しかし、善良な日本人は、「どうしたらいいのか?」もわからないのですね。

 

どうすればいいのでしょうか?

 

ここに一冊の本があります。

●日本よ、情報戦はこう戦え!

(詳細は→ https://amzn.to/2mWOIOP )

 

著者の山岡鉄秀先生は、

オーストラリアの慰安婦像設置を阻止したことで知られています。

 

先日お会いする機会があったのですが、とんでもなく頭の切れる方で、

まさに「歩く情報戦」といった感じでした。

 

山岡先生に日本の情報戦を率いていただければ、中韓と対等以上に渡りあえると思います。

 

しかし、日本政府や山岡先生頼りというのもよくないでしょうから、

私たち自身も情報戦について学びましょう。

 

実戦体験をベースに書かれたこの本は、本当に全日本国民必読です。

 

●日本よ、情報戦はこう戦え!

(詳細は→ https://amzn.to/2mWOIOP )

 

---owari---

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